縮訳版 戦争論

縮訳版 戦争論

世界の軍事戦略のデファクトスタンダードになっているアメリカ軍の戦略大学校。その戦略論コースの普遍の定番となっているのが、クラウゼヴィッツ『戦争論』と『孫子』です。軍事論、国際関係論、戦略論を語る上でのグローバルな常識になっている『戦争論』ですが、本書を購入した日本人読者の何割が通読できているでしょうか。
本書は、読まれざる名著の代表と言っても過言ではないクラウゼヴィッツ『戦争論』の縮訳版(分量にして四分の一ほどで、未だ半分もないので「縮訳」としました)。本書の言う「縮訳」は、「超訳」などという、翻訳とは別ものではなく、ドイツ語原文から省略した部分が相対的に多いというものです。
訳者はドイツ語翻訳能力は高く評価され、下記に列挙した既刊訳と比較するとわかりやすさは格段で、難解きわまりない『戦争論』が本書の登場によって理解が格段に進みます。

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縮訳版 戦争論 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    購入して正解。

    これまで、関連書籍2種類を読みましたが、いずれも読了はしたものの、内容を理解できたとはとても思えませんでした。
    しかし、本書は、少なくとも「自分としては理解できたように感じる」ことができました。
    そうした意味で、(研究者の方は別として)一般向けの良書だと思います。
    また、長らく色褪せず各国で教

    0
    2021年01月22日

    Posted by ブクログ

    19世紀に刊行されて以来、不朽の名著として読み継がれてきたクラウゼヴィッツの『戦争論』。難解で知られる、この大部の著作のエッセンスを、読みやすい新訳で伝える書籍。

    戦争とは、「相手に自らの意志を強要するための、実力の行使」である。
    敵に自らの意志を強要するには、敵が軍事行動を継続できないほど、不利

    0
    2021年11月18日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    強い表現もあるが、徹底した論が広げられており、非常に示唆深く考えさせられる良著。

    memo
    ・人間相互の決闘は敵対感情と敵対的意図 必ずしも感情は伴わない
     しかし、感情に端を発さなくとも結局多かれ少なかれ感情に結びついていく
    ・戦争とは相手に自らの意思を強要するための実力行使
    ・軍事行動の目標は

    0
    2024年03月26日

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