吉田太一のレビュー一覧
-
なかなか知り得ない、孤独な状況に置かれた方の最期。十人十色、本当に様々な方の最期を知ることができました。
そして、自分は最期をどう迎えるべきか、少し考えるきっかけになりました。Posted by ブクログ -
いとこには相続権はなく、もし誰も相続者がない場合。特別縁故者として相続財産管理人として相続の請求ができる。いずれも司法書士か弁護士をたてて。の内容が勉強になった。
孤独死を防ぐ方法をいくつかあげられているが、孤独死も悪くないと思う。日本も早く尊厳死が選択できる世の中になってほしい。Posted by ブクログ -
孤独死や自殺の記事が多かったと思う。途中何とかならなかったのかという著者の言葉があり。あれから10年たった今どんなセーフティーネットができたのか、変わってきたのかが気になった。
一案件ごとに章が区切られており、読みやすい本だった。
ゴキブリの壁の話が一番印象に残った。Posted by ブクログ -
不動産を所有する=登記する=固定資産税の支払い義務を負う 自己所有のマンション購入を希望する場合、転売できる可能性をしっかりと見極め、駅近、新築、狭め、総戸数が多くて価格が高めのしっかりした施工会社が建設した物件を選ぶことが肝要です 被相続人が亡くなる前に相続放棄に関する書面に署名捺印していても、そ...続きを読むPosted by ブクログ
-
「死にざまは生きざま」
何千人もの死にざまに会ってきた著者の、あとがきに書かれたこの言葉は、今後たびたび思い出すような気がする。
自殺、殺人、死後数週間の遺体のあった部屋の描写(45L袋半分量のうじ虫、部屋の壁という壁についたG(文字にしたくない)、血しぶき、など)を読んでも想像が難しく全くと言っ...続きを読むPosted by ブクログ -
壮絶。途中で気分が悪くなるので、一息には読めない。
死体にたかる床一面のウジ虫、床と言わず壁と言わず張り付いている一面のゴキブリ、フローリングの床に液状化してはりついた死体……。うえ。
でも、ただグロいだけの本ではない。
主はいなくなっても、部屋は主の痕跡を濃厚に残す。エロ本とエロビデオ...続きを読むPosted by ブクログ -
ハッとさせられる本。
自分の将来を考えてみると、自分も孤立死になる可能性は充分高いと思う。
この本では、自分の生き方として注意すべき事だけでなく、大家さんサイドとしての注意すべき事も書かれていて、なるほど、と思った。
隣人祭りといった、人が集まるきっかけになる会なんかも紹介されていて、参考になる...続きを読むPosted by ブクログ -
「天国へのお引っ越しのお手伝い」
―そのように形容される遺品整理屋さんの「現実にあった出来事」をピックアップした本です。
本当にあるの、こんなこと…と思うような事例も紹介されているのですが、
何よりも「孤独死」に関する事例が一番気になりました。
若くても、突然死することもあるわけで、そういう場合に...続きを読むPosted by ブクログ -
第二段。
前著と同じく、エピソードは短いのですぐに読める。元々法医学の本なども色々目を通したことはあり、巻末インタビューの上野さんの著書も読んだことはあるが、なるほど似ている職業だな、と思う。
死後のこととはいえ、なるべく迷惑をかけたくないなぁと思うのが普通の人の感覚ではなかろうか。。。。世の中...続きを読むPosted by ブクログ -
一気に読み終わった。
遺品整理専門業者というちょっと聞きなれない職業の方が書いた本。
様々な死にまつわる出来事がリアルだけど、嫌悪感は全く無く、むしろ著者の会社にあらかじめお願いしようとさえ思った。
一つ一つのエピソードは短いのでちょっとした細切れ時間でも読める。おすすめ。Posted by ブクログ -
孤独死、自殺……死んだ人達の「後片付け」をする人の話。
話というより体験談であり、遺族の話や作業員の話等、1話1話は長いものではありませんがとても深く考えさせられるものばかりです。
孤独死は誰にでもありえるものです。
その為に、元気なうちに何が出来るか。今こうしている間にも1分1秒、その時は迫ってい...続きを読むPosted by ブクログ -
遺品整理屋は見た感想を書くのが遅くなったので、直後に感じた寂寞とした感情は消えたが最後まで読みきることができないものがあった。人の死はやがて訪れるものだが後に残ったものをどうするか改めて考えさせられる。孤独死や自殺、事件による死でなくても何かしら後にはそれまでの生に必要だった諸々の物が残るのならやは...続きを読むPosted by ブクログ
-
死ぬ事は誰でも訪れる。そして一人では片付けられない。
一寸先は闇。自分でどうしたいか、キチンと道筋位は立てておかないと…と考えさせられる本。Posted by ブクログ -
遺品整理を生業とする人がいたというのは知らなかったし、死者と隣り合わせの仕事を淡々とこなす様は尊敬に値する。ただ、1章1章が短く、ちょっと物足りない感もあるのも事実。Webを本にするのではなく、本職ライターによる追加取材があった方がさらに良い内容になったのでは・・・・Posted by ブクログ
-
実際にある会社の社長のエッセイ?HPも見てみた。主に変死体などの処理の話、経緯などの説明はなく、たんたんと状況だけが書かれている。思っていたのとは全然違って、怖い・・・Posted by ブクログ
-
「あっ! これが死臭なのか……!!」
日本初の「遺品整理のプロ」の心に深く刻まれた46の壮絶な現場。少子高齢化、遺産相続争い、恋愛のもつれ、遺族の不仲、人に知られたくない性癖……。そこには、人の営みの光と影のすべてが凝縮されていました。
これまでにない新しい視点と独特の語り口で、圧倒的な読後感!Posted by ブクログ