日本初の遺品整理屋・吉田太一が独特の語り口で読者に訴える、壮絶な34のエピソード!孤独死、身内の自殺、負の遺産問題…。これは決して他人事ではない。明日、誰にでも起こりうる現実の全てがここにある。巻末には「死体は語る」の著者、上野正彦氏との対談も収録。あなたの死生観はこの本できっと変わる!
Posted by ブクログ 2012年10月10日
遺品整理専門業者のキーパーズ代表取締役、吉田太一さんの本の続編。
天国へのお引っ越しを合い言葉に、遺品整理業をしている吉田さんが、様々な仕事の現場から感じたことを書かれている本。
このシリーズには、様々な理由でなくなられた方が出てきますが、老老介護の末、先に子どもの方が亡くなってしまい残さ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
今まで、漠然としか想像し得なかった、ひとりで死ぬということが、
この本で、明確なヴィジョンとなって認識されてしまった。
わからなかったというより、考える事を避けてきたのかもしれない。
まず、賃貸で一人暮らしをしている母を思った。
まだまだ元気だから、心配するほどではないと思っていたが、
考えてみれば...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月31日
第二段。
前著と同じく、エピソードは短いのですぐに読める。元々法医学の本なども色々目を通したことはあり、巻末インタビューの上野さんの著書も読んだことはあるが、なるほど似ている職業だな、と思う。
死後のこととはいえ、なるべく迷惑をかけたくないなぁと思うのが普通の人の感覚ではなかろうか。。。。世の中...続きを読む