丸幸弘のレビュー一覧
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ネタバレプロジェクトの立ち上げ時は確かにQPMIサイクルの方がしっくりくるかも。実行計画はPDCAサイクルかもしれないけれど。まずはディープイシューの発見が重要なのは色々な事に通じると思う。
以下内容メモ。時々読み返す。
ディープイシューは個人のパッションにより発掘され信頼できる仲間たちとともにミッションへと変えることで解決へ。
QPMIサイクル:質の高い問題に対して、個人が崇高なまでの情熱を傾け、信頼できる仲間たちと共有できる目的に変え、解決する。そして諦めずに試行錯誤を続けていけば、革新や発明を起こすことができる。
ディープイシューに出会う5つの方法:①自分たちの常識を捨てる、②目の前の売上や利益 -
Posted by ブクログ
未来のビジネス(の潮流)を考える上でのキーワードが散りばめられている
・ソーシャルバリディティ
・外部不経済を起こさない
・バイプロダクト(副産物)
・ディセントライズド:非中央集権的、分散的
・相利共生
・保有の時代から利用の時代へ
・課題解決の為に複数のテクノロジーを掛け合わせる
・リープフロッグ:一気に最先端の技術に到達すること
・インバウンドグローバライゼーション
:日本の町工場×日本企業
→東南アジアに進出→日本でIPO
・変化受容性
・イノベーション類型:問題の状態(課題が分かっている/分かっている)×解決策の在り方(作り方が分かっている/作り方が分 -
Posted by ブクログ
ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」
著:丸 幸弘 尾原和啓
人とテクノロジーの関係に誤解が生じている今、改めてテクノロジーの本質を見つけ直すときが来ている。誰一人取り残さず、持続的に人類が発展を遂げていくためにテクノロジーは存在している、社会の課題をどう解決していくのか、社会にどう貢献していくのか。
この先の30年、日本はどのような新しい日本を創っていけるのか。ディープテックという大きなうねりの中に身を置き、アジアをはじめとする海外の人たちと手を取り合い、直面する喫緊の課題から決して逃げることなく、立ち向かっていく。日本の未来を日本人が創っていく。
本書の構成は以下の4章から -
Posted by ブクログ
ネタバレ将来、有望な産業について、勉強をしようと思って読みました。
テクノロジー業界では当たり前であろう用語を私が知らないので、理解に苦しみました。ある程度理工系に通じている人は読みやすいのではないかと思います。
海外でのDeep Techの好例が紹介されていて、新しい技術で、社会が地球規模でどのように前進しているのかを知っておかねばならないと感じました。
「既にある技術の組み合わせ」は、真面目で勤勉な人よりも、柔軟な思考力を持つ人や好奇心のある人のほうが、見つけやすいことでしょう。
より長期的で、広範囲な視野を持つことが大事だと思います。物事を見る時や新しいものに出合った時は、クエスチョ
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Posted by ブクログ
「#ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」」日経BP、丸幸弘、尾原和啓著
Day14
ハイテクとローテクを「知」によって新結合し、その集合体をテクノロジーと捉えるという概念(…)が、ディープテック(★必ずしも新しい技術で新しい市場を作る必要はない。古い市場に不便や不自由が存在し、それを新旧技術の組み合わせで解決できるならディープテックと呼んで良い)。
技術の掛け合わせは、段階的でも構わない。あらかじめ計画し、計画通りに進める必要もないし、そのやり方では真のイノベーションは生まれない…★なるほどだ!
後半の納得感が大きいだけに、前半のリズム不足がもったいない。手にとられた方は、むし -
Posted by ブクログ
◾️概要
今後解くべきイシューと、解を出す手段について知るため、読みました。最も印象的だったのは、「重要なのは、どういった課題を解決するのかを起点とすること」です。解くべき課題は、以下の手順で見つけるそうです。
①自分たちの常識を捨てる
②目の前の売上や利益の概念を捨てる
③長期的視点と短期の具体的イメージを持つ
④初めてを連続してやる
⑤①~④までを持った上で、現場の若いベンチャーと話す
◾️所感
解くべき課題さえ定まれば、用いる技術の新旧は問わない、という考え方は示唆に富むと思います。よく言われるように、イノベーションは新結合により生まれます。灯台下暗し、で身近な所にヒントがあるかもしれ