丸幸弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
丸幸弘氏の人柄に惹かれ、著作を読んでみようと思い、手に取った一冊。
「何のためにテクノロジーを使うのか」という視点が重要である、という主張には全く同意するところ。
スタートアップやらテクノロジーやらデジタルトランスフォメーションやらと騒いでいる人もいるが、「何のためにするのか」という点が重要であろう。
本の大部分は、「ディープテック」の成功事業例が記載されている。
必ずしも最先端ではない既存の技術であっても、現地課題に適合する形で利用すれば、それはイノベーションであり、商機でもある。
このようにして社会的課題が解決されていく、win-win-winの好循環エコシステムを形成していくことが、 -
Posted by ブクログ
centralizedからdecentralizedへ。インフラは都市部に集中、政府に集中するが、逆に地方に移せる技術がディープテックによって解決、生み出される可能性を感じさせる。
重要なのは、どういった課題を解決するかである。ディープテックは、実はCSRにも使える要素として会社には映るはず。
ディープイシューに立ち向かうことで、アクセラレーターによる環境整備で均質化したシリコンバレー、台頭するアジア。
フューチャリスト小原和啓氏の、これからのテックの潮流の読みをディープなつまり、新興国の奥深くで課題を解決するべく立ち上がるスタートアップたちを見るべしと。フューチャリストは未来を語る、でも我々 -
Posted by ブクログ
Deep Techとは何かも知らずに買ってしまった本。
デジタル系テクノロジーの進化版かと勝手に想像していましたが、全然違いました、笑。
しかし、結果オーラ的ではありますが、
このような(著者が有望だと言っている)分野があると知れて、
とても勉強になりました。
やや著者のポジショントーク的なところがあったり、
本の構成や内容が乱暴なような気がしますが(やっつけ感で一気に作ってしまった印象)、
著書の視点や考え方はとても面白くて、ためになります。
特に、あまり詳しく書かれていないのですが、
著者の主張する4D思考というのは、
この本だけではよく理解できませんでしたが、
とてもユニークな視点で