冬野夜空のレビュー一覧

一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。

冬野夜空

プロローグを読んだ瞬間「これは読みたい‼︎」と強く思いました。ストーリーが、女の子に傾きすぎており、かつ医療者の自分からするとやはり、突っ込めずにいられない描写も多く…現実感がなかったように思いますが、それでも最後のシーンは感動です。

あの夏、夢の終わりで恋をした。

冬野夜空 / 雨壱絵穹

人生とは取捨選択の連続でできている。

溜息をつくと幸せが逃げるとは言うけれど、そもそも幸せな人間は溜息なんてつかない。

今なら羞恥心だって、きっと幸せな感情だ。

あの夏、夢の終わりで恋をした。

冬野夜空 / 雨壱絵穹

冬野夜空さん作品、2冊目読みました…
もうひとつ別の世界、パラレルワールド。
デビュー作の満月の夜〜も少しファンタジー要素があるもので冬野さんの作風なんでしょうね。
辛い経験を経て、再び出会う２人が幸せになりますように…と2作品とも想いました。

あの夏、夢の終わりで恋をした。

冬野夜空 / 雨壱絵穹

アニメ「時をかける少女」の様な展開。一途な女性が純愛でとても可愛く好感が持てました。展開が捻ってあって内容が伝わりにくいのが残念です。

一瞬を生きる君を、僕は永遠に忘れない。

冬野夜空

[おでん]

タイトル通り

読み終わってみれば、本当に一瞬の二人の時間を読んだっていう感覚。
主人公の性格上仕方ないけど、感情を押しころしすぎてちょっとモヤモヤした。

満月の夜に君を見つける

冬野夜空

孤独な少年と色を失いモノクロの世界しか見えない少女。
絵を通じて、二人が心を通わていく描写がとても素敵。
普通の幸せを求める二人が挑む幸福の形。
側にいること、生きること、失うこと。
ただの恋愛小説と思ったら、ファンタジー要素も。
結末が良きでした。