吾妻ひでおのレビュー一覧

  • 失踪日記【電子限定特典付き】

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    失踪編、土木編、アルコール編とあるのですが、失踪編が案外楽しそうに見えてくる。それとも作者が特別能力がある方だったのだろうか。

    私もアルコール依存症なので、離脱症状の辛さは良くわかります。あれを経験するくらいなら、お酒を絶やしたくないです。
    飲んで苦しんで死ぬか、苦しんで飲まなくなるかのどちらかなのですが、前者が多いような気はしています。

    私は苦しんで飲まなくなりました。

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    2021年04月15日
  • 失踪日記2 アル中病棟【電子限定特典付き】

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    アルコール依存症のケースを複数担当しており、入院生活がどんなもんか気になったので。

    漫画でほのぼのとしたイラスト、軽いタッチで描かれているから読み進められたものの、文章で淡々と書きつられていたら読むのが辛いだろう。

    それくらい実態は壮絶なことがよく分かった。
    アルコール依存症、治療後再飲酒することなく社会復帰出来る確率はわずか20%のようだ。それ以外の人は、肝臓壊して亡くなるか、行方不明か、再入院か。

    担当のうち、片方は断酒に成功し、仕事も始め、社会復帰に向けて着々と進んでるケース。もう一方は、過去に入院歴あるものの、再飲酒に走り、かれこれ10年以上依存しているケース。
    20%に入れるよ

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    2020年11月06日
  • 失踪日記【電子限定特典付き】

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    締め切りをすっぽかして、ホームレス生活に入る。
    実際には、過酷な状況と思われますが、何故かいいなと思えるところもあります。

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    2022年10月09日
  • 失踪日記【電子限定特典付き】

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    正直、ホームレス生活のゴミ漁りの下りはリアルすぎて気持ちが悪くなった。(しかも長いんだよね)アル中の描写には凄みがある。この間お亡くなりになった時に話題になったので手に取りました。

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    2020年07月18日
  • 失踪日記【電子限定特典付き】

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    少し前に吾妻ひでおさんが亡くなったと聞いて読んでみた。
    シリアスなというか、切羽詰まったエピソードかほのぼのしたタッチの絵で語られる。
    アルコールを楽しみたいからこそ、アルコール依存には気をつけよう。

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    2019年11月23日
  • 失踪日記【電子限定特典付き】

    購入済み

    半分くらい内容を忘れてた

    今回、10年ぶりに読んだ。私がこの10年間に、いらん苦労をしたせいか、わかりみが深まっていた。このマンガでは、嫌な登場人物のことも、楽しいギャグで表現してくれているので、10年前はニヤニヤ笑って読んだが、今回は身につまされた。

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    2019年11月20日
  • 失踪日記【電子限定特典付き】

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    電子書籍で購入。壮絶な体験のはずなのに、こんな風に描けてしまう著者の手腕にホンモノを感じる。追悼の意を込めて、他の作品も読みたい。

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    2019年11月13日
  • 失踪日記【電子限定特典付き】

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    著者が亡くなられたと聞いて読んでみた。このくらいぶっ飛んでみたい。ご本人は苦しかったろうけど、憧れてしまう。

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    2019年10月22日
  • 失踪日記2 アル中病棟【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    アル中は死ぬまで治らないらしい。周りがやいのやいの言っても無駄なあがきなのねえ。病棟の患者たちの開き直った明るさが、諦めを促してくれました。

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    2019年06月09日
  • 失踪日記2 アル中病棟【電子限定特典付き】

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    アル中病棟の入院記
    中での暮らしや入所者の雰囲気
    またアル中患者の心情なども全て詳しく描写されている

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    2018年11月23日
  • 失踪日記2 アル中病棟【電子限定特典付き】

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    前作よりも、周囲の人々との関係を丁寧に描写した作品

    長年の作者のファンとして熱望の続編。
    ただし、読後さすがに既視感があり。
    衝撃的だった前作の半分も話題にはならなさそうではある。
    まあ、作者はそのような色気は考えていないのであろう。

    作者は、前作の失踪、本書のアル中の原因ともなったストレス(ギャグ漫画家としての行き詰まり?)への問題が解消されておらず、本書でも時折それが顔を覗かせる(特にラスト)。
    アル中病棟と仲間たち(同情できない輩が多いがw)は、作者を極端な問題行動から日常生活へ戻して、ストレスと向き合うスタートラインに再び立たせてくれる安全装置なのだろう。
    しかし、本書はタイトル通

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    2018年10月29日
  • 失踪日記2 アル中病棟【電子限定特典付き】

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    著者のアルコール中毒治療のための入院中の生活を描いたコミック。
    今までアル中というものに対するイメージはステレオタイプしか持っていなかったが、実際にどういうものなのか、ということがわかる。
    HONZでの紹介により。
    (700)

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    2018年10月12日
  • 失踪日記2 アル中病棟【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    随所に吾妻ひでお本人の人柄があらわれていて興味深い。
    “酒”という液体に拘泥した葛藤がほとんど理解出来なかった。つくづく自分はアル中とは無縁の下戸で良かったと思う。

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    2017年02月28日
  • 失踪日記2 アル中病棟【電子限定特典付き】

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    失踪日記から引き続き。
    割と重そうなテーマだが、漫画というスタイルのせいかコミカルに感じる。
    退院直後の「不安だなー、大丈夫なのか?俺…」って
    何かわかるなぁと感じた。

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    2015年12月12日
  • 失踪日記2 アル中病棟【電子限定特典付き】

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    失踪日記から8年後に出版された本。買ってからパラパラ拾い読みしていたが、ちゃんと最初から腰を据えて読もうと、大阪から東京に向かう新幹線の車中で向かい合う。

    成程。アル中って内臓の病気じゃなくて、精神科なんだな。知ってはいたけれど、再度認識を改める。幾つか壮絶な話もあるけれど、吾妻ひでおの丸っこい絵柄に救われる印象。
    このマンガに出てくるキャラクターの本人を見たら、ああ、この人かと思うんだろうなあ。ギャグタッチなのに実在感がある。嫌な奴と吾妻さんがいっている杉野もそんなに嫌な奴には見えないんだよね。作者の感想とは別に、マンガに客観性があるってことかな。

    野川沿いの散歩道とか、野川公園、深大寺

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    2014年09月26日
  • カオスノート【電子限定特典付き】

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    ネタバレ

    SFは消化されてしまったので、もはやあからさまに顔を出すことはない。うすば影ちゃんの撮影会、いいな…

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    2014年09月14日
  • カオスノート【電子限定特典付き】

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    昔の「不条理日記」から
    先行作品などのパロディを除去したような仕上がり。
    いろいろ突き刺さりました(笑)

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    2014年09月09日
  • 失踪日記2 アル中病棟【電子限定特典付き】

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    『失踪日記』の続き。病院に入院している間の出来事について書いてある。
    巻末にとり・みきとの対談が載っていて、「だから一概にアルコール依存症を責められないだろうっていうのが、どうしてもあるんですよね。自分の中に。」とある。現実は辛くて、救われるよすがが欲しい、それがマンガだったりアルコールだったり、みたいな話なんだけれど、こういうふうに、良い悪いは別として、アルコール依存症っていうのはあるんだ、そういう生き方もあるんだっていうことを認めることって、大事なんじゃないか。
    アル中なんてとんでもない、アル中のくせに酒を飲むなんてあり得ない、そんなことが言えるのは、その人がアル中じゃないからで、アル中の

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    2014年06月09日
  • 失踪日記【電子限定特典付き】

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    お心をやんで全てを投げ出して「放浪のたび」にはいったあずま先生。そのこっけいで痛々しいさまがなぜか笑えます。そして、アルコール病棟に入院したときのことは時々、ものすごく身につまされることがあります。





    ぼくがこの初めて本を読んだのは、確か大学時代のことだったと思うんだけれども、作者の吾妻ひでおはここにはあえて書きませんがあるジャンルの漫画の第一人者で僕も詳しいことは知りませんが、彼の描く少女の絵は大好きです。

    それはさておいて、ほのぼのとしたタッチで描かれている内容は悲惨そのもので、自身が連載しているマンガが描けなくなったあじま先生はすべての連載をほっぽり出して、ホームレス生活を送っ

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    2024年12月10日
  • 失踪日記【電子限定特典付き】

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    これが実体験というのがすごいです。
    でも、壮絶な体験をしっかりコメディーに昇華しているのが、本作の素晴らしいところです。
    デフォルメされた画風も生々しさが出過ぎず、読みやすくしている気がします。

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    2025年03月22日