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「楽しんで描きました」(吾妻)
失踪日記、アル中病棟、そしてカオスノートへ。
日記形式のショートギャグ。
吾妻ひでおの真骨頂、めくるめくセンス・オブ・ナンセンス。
ここだけでしか見られない豪華ボツ原稿集を収録した、電子書籍版。
天才・吾妻先生の一人大喜利。不意に訪れるオチと、いつもの可愛い女の子。
妙に居心地の良い、ソフトカオスの世界です。
──高橋留美子(漫画家)
「何もかもめんどくさい病」が、日々の生活の中で時々むくりと頭をもたげるのだが、
ちょうどそんな状態の時に、この箱庭のようなアズマワールドは沁みた。
特に「崖シリーズ」が大好きです。
──吉田戦車(漫画家)
『失踪日記』から一切の実存が消え、『不条理日記』から一切のパロディが消えた、
絶対的無意味の結晶体。吾妻ひでおの最高傑作がまた現れた!
──東浩紀(作家・思想家)
●単行本カバー裏 「著者判断によるボツ原稿」収録●
【電子書籍限定特典】
・「著者判断によるボツ原稿」特典1~6
・カバーイラスト案1
・カバーイラスト案2
【目次】
カオスノート
著者判断によるボツ原稿
カオスノート 電子書籍限定特典
Posted by ブクログ 2021年09月28日
吾妻ひでお、今となっては晩年の傑作。
サイレントマンガが多いので、翻訳したら海外で受容されそうだ。
自画像のTシャツに SOBER と印字されている。そういうブランドがあるのかと思ったら「しらふ」という意味だった。
176頁の北海道に青函トンネルの穴が開いている!
182〜183頁、230...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月27日
作者との出会いは「ふたりと5人」当時小学生だった私には刺激的な漫画だった。作者が描く二次元美少女は魅力的だが、本書の美少女は私の郷愁を誘うものではなかったが、自身の肖像でもある片目を見開いたようなキャラクターは懐かしい。死や異形の生物、美少女との妄想など内容はまさにカオス。アルコール中毒と闘うなかで...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月13日
「失踪日記」「アル中病棟」からの続編として読んだが、その流れではない。昔の吾妻ひでおを知っている人から言わせると昔の「カオス」に戻ったという物かもしれないが、普通の感覚で読むとぶっ飛ぶでしょう。ただ背景に作者の精神状態が多少は反映しているかもしれません。この漫画の病跡は難しいと思われる。まさに「カオ...続きを読む
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