吾妻ひでおのレビュー一覧
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ただただ面白かったです!読みごたえがあって一気に読んでしまいました!アル中の怖さを思い知れました!
吾妻先生!描いてくださりありがとうございました!!(笑)
先生がアル中の末期すぎて、酒を身体が受け付けず、飲んでも吐いて飲んでも吐いてしてるところや
便が(硬くて?)出なくて苦しむところも面白かった...続きを読むPosted by ブクログ -
つながる、て気持ち悪い表現やなっていうのが、なんか妙に分かる。
アル中になってもたら好きな酒も飲まれへんようになる、て、なんて厳しい闘いなんだろう。Posted by ブクログ -
「失踪日記」の続編。
作者が生きることに大変苦悩しながら、表現者として、芸術家として、本物であることを証明した本。
本当に大変な経験をしている中、よくぞここまで自分を客観視して、完成度高い漫画にできるなと。
アルコール中毒は、死に至る病気。
これは以前、西原理恵子の本でも、実体験として、心の底...続きを読むPosted by ブクログ -
作者との出会いは「ふたりと5人」当時小学生だった私には刺激的な漫画だった。作者が描く二次元美少女は魅力的だが、本書の美少女は私の郷愁を誘うものではなかったが、自身の肖像でもある片目を見開いたようなキャラクターは懐かしい。死や異形の生物、美少女との妄想など内容はまさにカオス。アルコール中毒と闘うなかで...続きを読むPosted by ブクログ
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一時は人気を誇った漫画家・吾妻ひでお。私も子供の頃に
作品を読んだ記憶がある。
その人気漫画家が仕事を放り出して失踪。自殺未遂、路上生活、
肉体労働、そしてアルコールに溺れ、家族に入院させられるまでを
描いたのが前作『失踪日記』だった。
本書は『失踪日記』の終わりの方で「続きはまた」と書かれてい...続きを読むPosted by ブクログ -
前作の続きですが、絵の雰囲気や、描写の仕方が正統後継って感じで、歳月の経過を感じました。入院中にイライラするとか、他人の退院期日に嫉妬っぽい感情を抱くとか、そういうところをぼかさずに書いちゃうくらいには、今は俯瞰視されているんだなぁと。
アル中については、ぼんやりと知っている部分がありつつ、わ...続きを読むPosted by ブクログ -
最高の一作!吾妻さん天才といっていっていいと思う。不条理とかナンセンスとかいうものではなく、自らの病的な心象風景を客観的に絵にしているところ凄い。
少し精神が疲れ気味の方々は感情移入できること請け合いだ。Posted by ブクログ -
本書の舞台となっている病院に生前父が入院したことがあるので、私自身何度か訪れたことがある。清潔感のある病院で、精神科としてはそこそこ名の通った病院である。
とはいえ、3か月といっても入院は辛いだろうと思う。筆者はさすがプロで面白おかしく描いているが、相当の苦しみだったと推測する。前作にもまして表現が...続きを読むPosted by ブクログ -
これを普通に笑いながら読めるんだけど(密度は濃いから読み進むのに時間がかかるの)、けれど、実際にアル中病棟に入院したのが作者であると思うと……なんというか、じわじわくる。
自分の内面についてじぃと見つめるでもなく、ただ、淡々と作品としてこの本を仕上げた精神力はさすがギャグ漫画家であると思う。スト...続きを読むPosted by ブクログ -
名作『不条理日記』を彷彿させるナンセンス・ギャグ・マンガ。
ところどころで自殺願望(らしきもの)が読み取れて、ちょっと怖い。なんかギリギリのところで描かれている感じがして不安になってくる。Posted by ブクログ -
以前から気になってはいたのだが春になったからか無性に読みたくなった。
やはり病気なのだろうか、ほとんど考えることなく(と思えた)ある日突然、失踪する。
失踪してしまいたい事は多々あれど常人なら戻る時の事を考えるから失踪に至らないのかもしれない。
ゴミを漁り野宿する。凄い事をやっているのだが、この絵が...続きを読むPosted by ブクログ -
「失踪日記」の続編。アルコール依存症を患った漫画家の吾妻ひでおは、アルコール依存症専門の病棟、「アル中病棟」に入院する。その時の経験を漫画で綴ったもの。
アルコール依存症は、本人にとっても家族にとっても悲惨な病気であるが、日本にどれくらいの依存症の人がいるのか、ネットで調べてみると、80万人以上とい...続きを読むPosted by ブクログ -
吾妻ひでおは、古い漫画家であるが、けっこう売れっ子で、また作風が独特だったので、コアなファンが多かった。しかし、メンタルの不調に陥り失踪し、また、アルコール依存症となり治療のために入院することとなる。本書は、そういった体験をありのまま綴った漫画である。2005年の発行なのでかなり古い本であるが、発行...続きを読むPosted by ブクログ
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作者としては、辛かったかもしれないが、人間どうにかして、生き延びる事が出来ると思った。発展途上国では、当たり前の生活かもしれない。精神的に病む事と肉体的に病む事。どちらも辛そう。Posted by ブクログ
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突然の失踪推した吾妻ひでおの失踪中の生活を描いた一作。
暗いテーマですが、ポップで淡々描かれ、エンターテイメント作品となっていますが、創作者の厳しさも感じさせる1冊。
名作です!Posted by ブクログ -
アル中病棟を先に読んで、絵柄が好みすぎてこちらも読んだ。失踪した話などはなかなか聞くことができないのでおもしろかった。絵柄とコマ割りの仕方が好みすぎる……Posted by ブクログ
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失踪編、土木編、アルコール編とあるのですが、失踪編が案外楽しそうに見えてくる。それとも作者が特別能力がある方だったのだろうか。
私もアルコール依存症なので、離脱症状の辛さは良くわかります。あれを経験するくらいなら、お酒を絶やしたくないです。
飲んで苦しんで死ぬか、苦しんで飲まなくなるかのどちらかな...続きを読むPosted by ブクログ -
アルコール依存症のケースを複数担当しており、入院生活がどんなもんか気になったので。
漫画でほのぼのとしたイラスト、軽いタッチで描かれているから読み進められたものの、文章で淡々と書きつられていたら読むのが辛いだろう。
それくらい実態は壮絶なことがよく分かった。
アルコール依存症、治療後再飲酒するこ...続きを読むPosted by ブクログ -
正直、ホームレス生活のゴミ漁りの下りはリアルすぎて気持ちが悪くなった。(しかも長いんだよね)アル中の描写には凄みがある。この間お亡くなりになった時に話題になったので手に取りました。Posted by ブクログ