高水裕一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第1章 あなたはどこから来たのですか?
星の分類は、宇宙人にとっても大切な基礎知識。
第2章 あなたは何でできていますか?
元素周期表こそが、宇宙人共通の教養。
どんな物質も、周期表に載っている元素の組み合わせに帰着するから。
周期表に記載できない物質は、ありえない。
当たり前なのだろうけれど、目から鱗。
第3章 あなたたちの太陽はいくつですか?
「太陽が1つ、月が1つ」は、非常に珍しいパターン。
連星の太陽や、多数の月をもつほうが、普通。
この地球の特殊性は、人類の思考パターン・知的レベル、特に、二項対立で考えがちな事(善と悪・陰と陽)などに、影響を与えているのでは?
第4章 あなたは力をいくつ知っていますか?
四つの力、重力の異質性、その「大統一理論」に向けた「超弦理論」…などが、簡易にわかりやすく書かれていて、ありがたい。
もう少し難しい本を読む時に、立ち返りたい。
第5章 宇宙の破壊者を知っていますか?
ダークエネルギーの正体の、最有力候補は、真空のエネルギー。
宇宙を外側から見たら、物質もエネルギーも、少なすぎて、ほぼ空っぽ。真空に見えるだろう。
真空では、つねに、粒子と反粒子が、生成と消滅を繰り返している。
1-1=0となる、1と-1が、たえず生まれる。
平均すると、なんらかのエネルギーが蓄えられている。
しかし、それを足し合わせると、強すぎて、宇宙が最初から加速膨張してしまう。
この謎が解けない。
第6章 宇宙の創造者を知っていますか?
太陽系の全質量の99.9%は、太陽が占めている。
宇宙は重さがすべてなので、8つの惑星は、まるでゴミやホコリのように、ただついていくだけ。
太陽は、約2.5億年で銀河を一周する。
太陽が誕生して約46億年。18周くらい回った。
銀河の中における太陽の公転は、圧倒的な質量をもつダークマターの手のひらの上で、転がされているということ。
ダークマターとは、
現状の周期表の理論には、書き込めないが、なにかが、確実に、しかも大量にある。
光と相互作用しない。重力のみが作用する。
そのおかげで、星や銀河が形成された。
われわれが、まだ観測方法をもたないダークマターの側で、なにか豊かな構造が作られている可能性さえある。
第7章 宇宙最古の文書を知っていますか?
宇宙背景放射・宇宙背景重力波
インフレーションによって、宇宙に構造が生まれたという理論、を検証するために必要。
第8章 あなたは左右対称ですか?
地球環境の激変…
三度の全球凍結、火山噴火、隕石の衝突、大陸の分裂などによる、大量絶滅が、地的生命への進化を促進したかもしれない。
第9章 数のなりたちを知っていますか?
自然数ですら、後天的。
どの惑星の、どの宇宙人にとっても、普遍的なものとはいえない。
第10章 宇宙人の孤独を知っていますか?
太陽系地球は、銀河の片田舎。
宇宙人と出会おうにも、生命体がいそうな惑星は、とにかく遠すぎる。
もし、銀河の中心、大都会の星団から、宇宙人が来訪したら、用心。
多数の宇宙人同士で、交流や侵略をしてきた、帝国主義的な文明かも。
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Posted by ブクログ
ネトフリ版ドラマ三体を見てから宇宙に興味を持って、まずは積読してたこの本を読んだ。
どうやらヒコロヒーさんもおすすめしていたみたい。
初歩的な内容かと思いきや読者はブルーバックスを1万冊購入している(←)設定で、中学までの理系科目の基礎を理解している前提で話が進むため、理系科目が苦手な私は読むのに苦労した。
けれど物語形式で進む話はとても面白いし、肝心の原理は分からずともエッセンスや小話を楽しみながら読むことが出来た。
ある程度の基礎を頭に入れてからもう一度読み返したい。
知的好奇心をくすぐられること間違いなし。
著者は連星の太陽を持つ宇宙人はどんな神を信じるのかという疑問を持ちこの本を書き始めたらしいが、言われてみたらめちゃくちゃ気になる。
単に宇宙について知るだけではなく、さらなる疑問も持てる本だった。 -
Posted by ブクログ
宇宙のことを調べるっていうことは、宇宙の事だけを理解すれば良いのではなく、物理も化学も生物も数学も理解しないといけないし、もっと言えば社会のことや歴史のことなど多くの分野について深い理解が必要なんだな、と思いました。
なんとなく分かることもあったんですが、元素の事や数学、物理の分野のことは難しかった。っていうか、何の話?っていうトピックもいっぱいありました。
私たちの太陽は一つで、その基準で、私たちの世界は成り立っているけど、それが宇宙の常識か?と問われれるとそうではないんですね。連星の周りを回っている惑星もあって、この無限とも言える宇宙に知的生命体がいるのも不思議ではないはずですからね。
連星が「太陽」であった場合のカレンダーの話とか面白かった。連星が「太陽」だったらどんなんだろ?って思ったんですが、全く想像できませんでした。
あと、スターウォーズのエピソード2(だったかな?)に出ていた立体の星図表の話がありましたが、ああいうの本当にあったら楽しいだろうな、と思いました。でももしかしたら、知らないだけですでにあるかも、ですけどね。
全体的に難しいトピックが多かったけど、楽しく読めました。 -
Posted by ブクログ
元素記号は宇宙の共通語!覚えといて損はない!
元素記号を勉強していた子供に伝えてみた!それだけでもワクワクするなー。
惑星際宇宙ステーションに滞在して、宇宙人とコミュニケーションをはかったり、シンポジウムなどに参加するというストーリーに従って宇宙についての不思議を紐解く一冊。
太陽系には太陽が1つしかなく、地球の衛星は月の1つのみ。宇宙全体からみたらそんなことは稀らしい。2個3個の太陽は当たり前、衛星も1つとは言わず複数ある星が多い。知らなかった!
単純に宇宙と思っていたが、銀河系の星たちが飛び出していかないのはそれを包むダークハローがあるから、、、ダークハローって何?ダークマターって何??
宇宙には不思議なことがたくさんありすぎる!
内容は確かに難しいし、書いてあることを完全に理解できるわけではないが軽快な感じの文章だったので読んでいて楽しかった!
目からウロコの一冊で、大人子供問わず読んで欲しい! -
Posted by ブクログ
地球の位置を宇宙人に伝える方法、数字の伝え方、など、地球では当たり前のことも、宇宙では全く通用しない、伝えるのに必要な知識、伝え方のテクニックについて、わかりやすい文面でまとめられてました
実際に、宇宙際ステーションに地球代表団の一員として参加するという架空の設定も面白かったです
太陽が1つの惑星は宇宙ではレアであること、太陽の色は何種類かあること、数の概念のことなど興味深い内容でした
宇宙の規模、銀河の規模、恒星や惑星の構成、想像できないくらいの途方もない規模、数、大きさなどのお話もあり、宇宙人が存在していそう、という思いが強まる内容でもありました -
Posted by ブクログ
最新の最新を追うならまたいくらかの進展が見られるものかとも思うが
いくらか触れてきた時間論や宇宙の存在論でも見知らぬままだった新たな概念に触れる機会となった。
時間を概念として捉える学究は思弁的なものに過ぎなくなりそうなものだが、より鳥瞰的に捉えるとそれは存在やそれが依拠する宇宙というフィールドへの探索も兼ねる壮大なものとなるのだろう。
本著においては難解な数式を扱うでもなく、適宜図解もされていて、古代から連綿と続けられてきた時間と存在への探求は現代科学のもとではこのような段階に至っているのだと端緒としては手に取りやすいものとなっている。