あらすじ
「あなたはどこから来ましたか?」
さまざまな惑星の宇宙人が集う社交の場で、もしそう尋ねられたら、あなたならどう答えますか?
「地球から来ました」など論外で、失笑を買うこと確実です。ではなんと答えればよいのでしょう?
私たち地球人は「ある理由」により、宇宙人の平均より科学の発達が遅れている可能性があります。
いつか宇宙人と出会ったとき、恥をかかずに交流できるようになるには、地球の常識にとらわれず、
宇宙のすべてにおいて通用する普遍的な教養を身につけておく必要があるのです。
本書は、惑星際宇宙ステーションに地球チームの一員として乗り込んだあなたが、そこで遭遇する
宇宙人が繰り出すさまざまな突拍子もない質問に答えていくうちに、宇宙で本当に必要な科学知識
とは何か、宇宙的思考法とはどういうものかが、自然とわかってくるように構成されています。
読み通したあと宇宙教養がどれだけ身についたかは「宇宙偏差値」を算出してチェックできます。
宇宙人と意思疎通するための「三種の神器」、連星太陽をもつ惑星の異様なカレンダーなど奇抜な
アイデアも満載でお贈りする「ちゃんとした宇宙人になるためのガイドブック」、その日が来ても、
来なくても、読めば世界の見え方が一変するはずです!
【目次】
プロローグ 宇宙のとあるカフェにて
第1章 あなたはどこから来たのですか?
第2章 あなたは何でできていますか?
第3章 あなたたちの太陽はいくつですか?
第4章 あなたは力をいくつ知っていますか?
第5章 宇宙の破壊者を知っていますか?
第6章 宇宙の創造者を知っていますか?
第7章 宇宙最古の文書を知っていますか?
第8章 あなたは左右対称ですか?
第9章 数のなりたちを知っていますか?
第10章 宇宙人の孤独を知っていますか?
第11章 エネルギーは何を使っていますか?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「惑星際宇宙ステーション」という架空の場所を舞台にしたフィクション。でも、主人公と相手(宇宙人)との会話はきちんとノンフィクション。
文章が柔らかく、わかりやすい→
言葉で書かれているので、理系知識ゼロの私でもすっごく楽しめた!!
これ、シリーズ化して欲しい。マジで。
主人公がいい人なんだよなぁ。あと、土産物屋のヨーダ(仮名)が好き。
宇宙での太陽の位置や、地球人が何でできているかなど、普段の暮らしでは考えないだろうなぁってことを→
考えるの、すごく楽しかった。普段使ってない部分の脳みそを使った気分。
きちんとラストはハピエンだったし、ぜひ!続編を!ブルーバックスさんお願いしますー!!!
Posted by ブクログ
結論 : 想像をめぐらせること
この本を読めば、
楽しく想像をめぐらせる
頭の使い方のコツがわかります。
地球はローカル
固定観念が余りある
宇宙空間に進出の時代になる
新時代
宇宙では何が共通の知識なのか
新しい世界観が学べる本です。
Posted by ブクログ
アメトークでヒコロヒーが紹介してて、気になって読んだ。(今更)
読みながら、学生時代に「すいへーりーべえぼくのふね」で記憶してた元素の周期表を思い出した。
著者はホーキング博士の元で研究してた方らしい。
映画などの宇宙人は、脳が大きい宇宙人を描かれる場合もあるが、脳はエネルギーの消費が激しいので、コンパクトでスリムにする方が効率的で、恐らく宇宙人の脳は小さいと著者が想定してる話しがおもろかった。なので、現代人が脳ではなく、スマホなどの外部記憶装置に写真などの形式で記憶を保存しているのは、自然な流れであるとの示唆も面白い。
Posted by ブクログ
題名にいつわりなく、空想じみていながらも地続きな問題として宇宙の深淵に触れる機会を得た場合に考えねばならない「そもそも」の問いに対して、
宇宙人同士の交流が芽生えたという惑星際宇宙ステーションを舞台にした物語調で小気味よい解説がなされており、老若問わずに、幾ばくか宇宙への興味関心を持つ人間には興趣が尽きないものとして仕立て上げられている。
書籍化にあたって当初のコンセプトを柱にするだけでは難しいと骨組みを増強する形で、様々な(日常生活では疑念に登ることのないような)問題を改めて考えるという思考の楽しさがあり、やはり宇宙論の動脈には哲学的な思考の血流が感じられる。
Posted by ブクログ
宇宙のことや地球のことで最低限知っておいた方が良いことを書いてくれている。
そして、地球で見えていることが宇宙の全てではないことも思いださせてくれる。
さくっと読めて、どこまでも深い考察を楽しめる良い一冊。
Posted by ブクログ
面白かったです。
コテコテの文系なので、時々こういう理系の本を読むのですが、いちいち面白いと思いつつ悲しいかな、脳内で噛み砕く手間がある分、頭にすんなり入ってこず、なかなか読み進められません。
ただ、宇宙の話は桁違いでやっぱり面白いです。その神秘性や深遠さに魅了されます。
Posted by ブクログ
第1章 あなたはどこから来たのですか?
星の分類は、宇宙人にとっても大切な基礎知識。
第2章 あなたは何でできていますか?
元素周期表こそが、宇宙人共通の教養。
どんな物質も、周期表に載っている元素の組み合わせに帰着するから。
周期表に記載できない物質は、ありえない。
当たり前なのだろうけれど、目から鱗。
第3章 あなたたちの太陽はいくつですか?
「太陽が1つ、月が1つ」は、非常に珍しいパターン。
連星の太陽や、多数の月をもつほうが、普通。
この地球の特殊性は、人類の思考パターン・知的レベル、特に、二項対立で考えがちな事(善と悪・陰と陽)などに、影響を与えているのでは?
第4章 あなたは力をいくつ知っていますか?
四つの力、重力の異質性、その「大統一理論」に向けた「超弦理論」…などが、簡易にわかりやすく書かれていて、ありがたい。
もう少し難しい本を読む時に、立ち返りたい。
第5章 宇宙の破壊者を知っていますか?
ダークエネルギーの正体の、最有力候補は、真空のエネルギー。
宇宙を外側から見たら、物質もエネルギーも、少なすぎて、ほぼ空っぽ。真空に見えるだろう。
真空では、つねに、粒子と反粒子が、生成と消滅を繰り返している。
1-1=0となる、1と-1が、たえず生まれる。
平均すると、なんらかのエネルギーが蓄えられている。
しかし、それを足し合わせると、強すぎて、宇宙が最初から加速膨張してしまう。
この謎が解けない。
第6章 宇宙の創造者を知っていますか?
太陽系の全質量の99.9%は、太陽が占めている。
宇宙は重さがすべてなので、8つの惑星は、まるでゴミやホコリのように、ただついていくだけ。
太陽は、約2.5億年で銀河を一周する。
太陽が誕生して約46億年。18周くらい回った。
銀河の中における太陽の公転は、圧倒的な質量をもつダークマターの手のひらの上で、転がされているということ。
ダークマターとは、
現状の周期表の理論には、書き込めないが、なにかが、確実に、しかも大量にある。
光と相互作用しない。重力のみが作用する。
そのおかげで、星や銀河が形成された。
われわれが、まだ観測方法をもたないダークマターの側で、なにか豊かな構造が作られている可能性さえある。
第7章 宇宙最古の文書を知っていますか?
宇宙背景放射・宇宙背景重力波
インフレーションによって、宇宙に構造が生まれたという理論、を検証するために必要。
第8章 あなたは左右対称ですか?
地球環境の激変…
三度の全球凍結、火山噴火、隕石の衝突、大陸の分裂などによる、大量絶滅が、地的生命への進化を促進したかもしれない。
第9章 数のなりたちを知っていますか?
自然数ですら、後天的。
どの惑星の、どの宇宙人にとっても、普遍的なものとはいえない。
第10章 宇宙人の孤独を知っていますか?
太陽系地球は、銀河の片田舎。
宇宙人と出会おうにも、生命体がいそうな惑星は、とにかく遠すぎる。
もし、銀河の中心、大都会の星団から、宇宙人が来訪したら、用心。
多数の宇宙人同士で、交流や侵略をしてきた、帝国主義的な文明かも。
Posted by ブクログ
ネトフリ版ドラマ三体を見てから宇宙に興味を持って、まずは積読してたこの本を読んだ。
どうやらヒコロヒーさんもおすすめしていたみたい。
初歩的な内容かと思いきや読者はブルーバックスを1万冊購入している(←)設定で、中学までの理系科目の基礎を理解している前提で話が進むため、理系科目が苦手な私は読むのに苦労した。
けれど物語形式で進む話はとても面白いし、肝心の原理は分からずともエッセンスや小話を楽しみながら読むことが出来た。
ある程度の基礎を頭に入れてからもう一度読み返したい。
知的好奇心をくすぐられること間違いなし。
著者は連星の太陽を持つ宇宙人はどんな神を信じるのかという疑問を持ちこの本を書き始めたらしいが、言われてみたらめちゃくちゃ気になる。
単に宇宙について知るだけではなく、さらなる疑問も持てる本だった。
Posted by ブクログ
宇宙の事を、もし宇宙人と交流したらという物語で語られている。
時々解説も入るが、基本的に物語なのでサクサク読み進めることが出来る。
自分にもう少し知識があれば、もっとおもしろく読めたと思う。もう少し知識をつけたら、再読したい。
Posted by ブクログ
宇宙のことを調べるっていうことは、宇宙の事だけを理解すれば良いのではなく、物理も化学も生物も数学も理解しないといけないし、もっと言えば社会のことや歴史のことなど多くの分野について深い理解が必要なんだな、と思いました。
なんとなく分かることもあったんですが、元素の事や数学、物理の分野のことは難しかった。っていうか、何の話?っていうトピックもいっぱいありました。
私たちの太陽は一つで、その基準で、私たちの世界は成り立っているけど、それが宇宙の常識か?と問われれるとそうではないんですね。連星の周りを回っている惑星もあって、この無限とも言える宇宙に知的生命体がいるのも不思議ではないはずですからね。
連星が「太陽」であった場合のカレンダーの話とか面白かった。連星が「太陽」だったらどんなんだろ?って思ったんですが、全く想像できませんでした。
あと、スターウォーズのエピソード2(だったかな?)に出ていた立体の星図表の話がありましたが、ああいうの本当にあったら楽しいだろうな、と思いました。でももしかしたら、知らないだけですでにあるかも、ですけどね。
全体的に難しいトピックが多かったけど、楽しく読めました。
Posted by ブクログ
宇宙人と出会って「あなたはどこから来ましたか」と聞かれたときに「地球から」では通じない。では何と答える?
など、地球や太陽、そして私たちが知っている様々な物理的な常識や思い込みを全宇宙の視点で相対化して理解し直す話。設定の妙もあってどんどん読み進められるので宇宙に関心を持った方におすすめする最初の一冊として良さそう。特に連星の惑星の文明が持つカレンダーはどんなものか?という話が考えたことない視点で面白かった。SF小説を読むときの想像力が増しそうです。
Posted by ブクログ
ここは未来の惑星際宇宙ステーション。カフェでひとりの宇宙人に話しかけられた。「あなたはどこから来たのですか?」全宇宙共通の常識に照らして通用する答え方とは?
SFストーリー仕立てで宇宙に関する最新の知見を楽しく学べる本。有名な映画をほうふつとさせる仕掛けもあり、コミックか映像にしても面白そう。ネット上でも現実でも争いが絶えない昨今だが、自分にとっての常識が通用しない相手と交流するという意味では、これこそ究極の多文化共生といえるのかもしれない。もっとも、お互いの文明が滅びる前に出会える確率は非常に低いとのことだが…。
Posted by ブクログ
「宇宙人に地球のこと自分たちのことを説明できるか」というテーマ。
設定が面白くて語り口調でわかりやすいけど、やっぱり進むにつれて、めちゃくちゃ科学の話になってきて、文系人間にはわからない部分も多かった。
でも読んでたら知識が増えるし、理論的な考え方ができるようになってくる気がして、ほかのブルーバックスも読もうかなってなった。
Posted by ブクログ
宇宙ステーションで色んな宇宙人と交流する地球人の視点で話が進む。設定が面白い。宇宙レベルで地球を見た時の物理学をはじめ、生物や人類や文化、数学など、種々の学問の常識を振り返る。太陽と月が一個ずつしかない環境は宇宙の中では特殊。元素で数字の概念を伝えるとか。そういえば海外では宇宙生物学とかの学問があるらしい。(日本もあるのか、知らないだけかも)基本的に登場する宇宙人は地球人より高度な知能を持ってる設定。宇宙人の数学、興味ある…半群、群、環、体、完備化、代数平方、四元数、八元数。
Posted by ブクログ
元素記号は宇宙の共通語!覚えといて損はない!
元素記号を勉強していた子供に伝えてみた!それだけでもワクワクするなー。
惑星際宇宙ステーションに滞在して、宇宙人とコミュニケーションをはかったり、シンポジウムなどに参加するというストーリーに従って宇宙についての不思議を紐解く一冊。
太陽系には太陽が1つしかなく、地球の衛星は月の1つのみ。宇宙全体からみたらそんなことは稀らしい。2個3個の太陽は当たり前、衛星も1つとは言わず複数ある星が多い。知らなかった!
単純に宇宙と思っていたが、銀河系の星たちが飛び出していかないのはそれを包むダークハローがあるから、、、ダークハローって何?ダークマターって何??
宇宙には不思議なことがたくさんありすぎる!
内容は確かに難しいし、書いてあることを完全に理解できるわけではないが軽快な感じの文章だったので読んでいて楽しかった!
目からウロコの一冊で、大人子供問わず読んで欲しい!
Posted by ブクログ
地球の位置を宇宙人に伝える方法、数字の伝え方、など、地球では当たり前のことも、宇宙では全く通用しない、伝えるのに必要な知識、伝え方のテクニックについて、わかりやすい文面でまとめられてました
実際に、宇宙際ステーションに地球代表団の一員として参加するという架空の設定も面白かったです
太陽が1つの惑星は宇宙ではレアであること、太陽の色は何種類かあること、数の概念のことなど興味深い内容でした
宇宙の規模、銀河の規模、恒星や惑星の構成、想像できないくらいの途方もない規模、数、大きさなどのお話もあり、宇宙人が存在していそう、という思いが強まる内容でもありました
Posted by ブクログ
友好的で文化的な宇宙人に会ったら何を共通基盤にして話をするか。自分たちの持つ文法だけではなく、汎宇宙的な知識とは何か。もちろん現実的には真にフラットな共通基盤などは無いのだが、そこらへんはうまいこと嘘をつき、努めて相対的に人類知を見つめ直そうという視点の本である。
ブルーバックスは初学者向けから、かなり専門的な知識を要するものまで想定する読者層が作品によって様々なのだが、こちらは中学生〜(ませた子なら小学生〜)を対象にしている肩の凝らない読み物で子供にもおすすめできる。
子供の頃から科学的で客観的な視点に触れておくことは自分の立脚点を固めることにとても役に立つし、最低限の知識を持つことで非科学的な陰謀論や疑似科学に対する耐性も身につけられる。
青少年、もちろん科学に触れてこなかった大人にもお勧めできる本である。
追記:ただ、子供の興味の方向は人の数だけある。無理強いすると関心を持つどころか、科学自体が嫌いになってしまう。子供に読ませる場合はまず親御さんがこの本を通読して、(完全でなくても)内容を咀嚼し、子供さんと話題が共有できることをお勧めする。軽く押してみても興味を示さない場合、無理強いはしないようにご注意あれ。
Posted by ブクログ
この本とても良かったです。
私のように日々、いや今まで生きてきて宇宙なぞ考えたことなく、全く興味なかった人間を惹きこむのに充分な内容でした。自分の星のことを理解するには太陽系、銀河、いやそもそもの宇宙の始まり、物質の最小単位などなどあまたの情報が必要(本当に沢山!)でそれをかなり噛み砕いてお話ししてくれてます。途中で数式も沢山出てきますが私は薄目で見て通過しました笑。その数式が理解出来ない自分が悔しいとジタバタ思うくらいには宇宙のことが知りたくなります。説明がロジカルなので納得感あります、例えばその星で生きていられる生物の大きさはその星の重力で決まるとか、、考えたことなかった!
沢山皆さんにこの本のことをお話ししたいけどあとひたとつだけ。第三章の「あなたたちの太陽はいくつですか?」これ、少し前に読んだ「三体」のVRゲームまんまで衝撃でした。ほんとうに無知な自分が腹立たしいw。自分の惑星の太陽がひとつであることより、恒星(太陽のこと)が二つ以上の連星の方が宇宙では多いとは!!
もひとつ(しつこい)。宇宙物理学的研究はロマンである、、と読みながら何度も思った。この分野の研究者はロマンチストに違いないと。
この本、ブルーバックスの一冊です。「ブルーバックスは、講談社から刊行されている子供から大人まで楽しめる、1963年に創刊された一般向け科学シリーズです。読む人に科学的に物を考える習慣と、科学的に物を見る目を養っていただくことを最大の目標にしています。」講談社サイトより。うんうん、わかるよ、楽しんだよ。でも全部なんぞ全然理解は出来なかったよw
Posted by ブクログ
数学、化学を高校でリタイアした文系人間には難しいところもあったが、地球を宇宙全体として客観的にみる発想には脱帽しっぱなしたった。物語としても面白い。原子力発電で過去3回も重大な事故をしている事実を宇宙人に知られることが恥ずかしいという主人公の気持ちが凄く身に染みた。
Posted by ブクログ
全宇宙で共通の教養を身につけよう、ということで全宇宙の共通とは?と好奇心で読んでみた。太陽が2つ存在する星とか見えてる色も違うとか、思ってもなかったから知れて楽しい。衛星も1つしかないの珍しいの?72個とか回ってたら邪魔じゃない?とか思う。
Posted by ブクログ
この本が星3ではなく自分の知識に3って感じです。
私は私自身の住む場所を満足に説明?できないかもと思う本でした。もっと身の回りのことを勉強したいと思う良い機会になりました
Posted by ブクログ
宇宙人と交流するうえで、どんな会話が繰り広げられるんだろう?と疑問に思いながら本を開いた。
まず宇宙で共通する普遍的なもので例えなきゃいけないからとにかく大変...!!
多くの惑星は太陽と月が2つある、むしろ1つずつしかない地球は珍しい。なんて、この本読むで考えたこともなかった。地球は宇宙の一部であることすら、意識すること無かったからなぁ。
後半は物理・数学の世界でついていけなかったけれど、、、笑 宇宙的思考がどういったものかは、なんとなく掴めたと思う。
Posted by ブクログ
「もしかしたらこの本に書いてあるように、宇宙人と交流する日が来るのかなぁ」と想像を膨らませながら読みました。
ちょっと物理の話が高度で、ついて行けない場面も多かったので、また読書レベルが上がった時にでも読み返してみたいと思います。
Posted by ブクログ
読み始めは面白かったんだけど第3章すぎたらへんで挫折してしまって残りはちゃんと読んでない…
ちょっと文系脳には難解でしたね
そういう専門知識ない人たちに、突飛な面白い場面想定で、わかりやすい例えを用いて書かれているのかな~と勝手に思っていたけど、ブルーバックスがそもそも理系のシリーズなんですね。
でも1章とかおもしろかったし、もうすこし理系知識のある方ならいいのかもしれない
Posted by ブクログ
全宇宙で共通の教養ってのはそういうことかと、なるほどと。この本とは直接の関係はないけど、自分が死ぬまでの時間がこれまで生きた年月よりも少ないことを思うと、何を学ぶのかどんな本を読むのかということを考えたりするので、そういう点でもひとつの提案という風にも感じられるところもあったり、なかったり。
Posted by ブクログ
もっと童話的な話かと思いきや、ほぼ天体知識の話であり、最後は宇宙偏差値という宇宙標準の教養というテイの、暗記帳のような知識確認ページ。
それでも話として、今作での宇宙人と対話する設定などはぶっ飛んだ発想で面白い。
宇宙人に対して地球基準の説明をしてもさっぱりなので宇宙を基準に、地球はその中の惑星の1つに過ぎないという見方での自己紹介。
太陽がいくつあるかの話では、2年で1日というある惑星の話。最初の1年はずっと昼で、次の1年はずっと夜が続く。他、太陽が2つあり、場合によっては交互に登るので夜の無い惑星(夜中の太陽)など。
私たちの太陽はG型星で、黄色に見えるが実は緑色であること。
スペクトル分類(青OB型、青白A型、クリームF型、黄(緑)G型、オレンジK型、赤M型、褐色LYT型)→「Oh,Beautiful And Fine Girl,Kiss Me」という語呂合わせ。
元素合成は宇宙最初の3分間で起こったとして、神様のつくったカップラーメン。(正確には3〜20分後までの約17分間で、パスタを茹でる時間に近い)
Posted by ブクログ
一応ストーリーはあるものの、宇宙についての学術的な話なので、理系脳じゃない自分には難しかった…。けど壮大な宇宙について想像を膨らませながら読むのは楽しかった。科学、物理、数学が得意な人には面白そう。