あらすじ
宇宙最強とは何か? 誰もが一度は想像する問いに答えるべく擬人化された天体や宇宙の物質たちがバトルを繰り広げる!! 物理学者ホーキング博士に師事した研究者が贈る前代未聞、空前絶後の宇宙論入門書。
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Posted by ブクログ
宇宙にある物質(物質じゃないモノも含むが)を擬人化し、最も強いモノを決める一冊。
最初は星同士の争いだったが、最後はあまりにも強大なエネルギーの登場で一瞬で勝敗が決してしまう。
本書を手に取る方は、決定戦を行うまでもなく、某エネルギーが頂点だと理解しているはずだ。そのため、高水氏の試みはやや空回りしてしまったように感じる。
しかし、宇宙の構成を学びたい方には非常に有用である。特に、最終章で語られる「時間が巻き戻る原理」を本書以上に簡明に解説することは困難ではないだろうか。
本書の設定に慣れるまでは読みにくさがあるが、後半になるにつれ加速度的にページをめくる手が速まった。
Posted by ブクログ
あのホーキング博士に師事していたなんて
ホーキング博士は小学生の私を宇宙好きにしてくれた人物
難しくてあまり分からない所もあったが
宇宙の知らない事がたくさん知れて嬉しかった
Posted by ブクログ
宇宙の物質で最強は何かをバトル漫画風に解説した宇宙論の本。
宇宙にはどんな物質があるのか、宇宙は最後どうなるのかなどをわかりやすく教えてくれます。
Posted by ブクログ
やりたい放題だーっ
著者の趣味をいかんなく発揮していて、ところどころ読みにくくあったけれど、全体を通してみると楽しく読めたように思う。
世界はバリオンといういわゆる物質と、ダークマター、ダークエネルギーというもので出来ている。そのそれぞれの特色と、現在わかっていることをわかりやすくかみ砕いて説明されているので、ダークマターとかダークエネルギーってなんなのよ。という素朴な疑問について、非常に良い参考書になっていると思う。
私が学生だった頃、ダークマターもダークエネルギーも一般的ではなかった。子どもの頃は聞くこともなかった。知見というものは増えてゆくもので、減っていくことはないのだなと思う。