小松事務所のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
世界遺産という「点」が、日本の歩んできた「線」へと繋がる瞬間
これまで世界遺産に対して抱いていたイメージは、正直に言えば「有名な観光地」という程度の、漠然とした知識の集合体に過ぎなかった。ユネスコが認定した価値ある場所、という記号的な理解で止まっていたのだ。しかし、本書『キャラ絵で学ぶ!日本の世界遺産図鑑』を手に取り、そこに描かれた歴史の深層に触れたとき、私の認識は根本から揺さぶられた。世界遺産とは単なる名所のリストではなく、その土地に生きた人々が自然とどう対話し、いかにして文明を繋いできたかという、生々しい「記憶の集積」であることを教えられたからだ。
特に衝撃を受けたのは、世界遺産として認 -
Posted by ブクログ
ふと「神様と仏様の違いって何だろう?」と知りたくなって、『キャラ絵で学ぶ仏教図鑑』を読みました。
日本は古くから、その両方を大切にする「神仏習合」の国。
学んでみると、仏教の教えは驚くほど今の私に寄り添ってくれるものでした。
特にお釈迦さまの「待機説法」というスタイル。
相手の理解や目的に合わせて話し方を変えるその姿勢は、私が理想とする「相手を主役にするコミュニケーション」そのもの。
そして、今の私に一番響いたのは「八正道」という言葉。
正しく見て、正しく話し、正しく努力する。
当たり前のことかもしれないけれど、多忙な日々の中で、いつも心を清らかに保つための大切なお守りだなと感じました。 -
Posted by ブクログ
空海が密教を求め、またその修行に励んだのは、まだ科学がない時代における、人生の苦しみから逃れる術を求めたのが根源だと私は考えている。これはキリスト教や神道など他の信仰・宗教でも共通していると思う。正しい答え=真実を求めて、手に入る中で最も尤もそうなものを調査・体得していったのだろう。
人間は、妄信や強い信心など一つのことに没頭したり、非日常的な経験をすることで心理的な高揚感、恍惚感、無敵感などを得ることが出来る。儀式などによって非日常的な修行を繰り返し、権力者や師匠などによって「これが正しい道である」と権威付けされたり、同じ志を持つ仲間によって共同意識を高めることで安心感や自信も醸成されてく