林亮介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Web版同人版に続いて読むのは3度目だがやはり面白かった
今回の同人版との違いは終盤のブロジェクトXの大幅加筆
独善的な主人公がウィザードリィで冒険して自分探しする青春ものという主題に対して
見当違う要素なので小説としての完成度は低下しているが
作者は作家として小説を書いているのでないのかもしれない
この作品の面白いところは
現代現実世界にファンタジーとしてでなくゲーム世界をくっつけているところで
迷宮街はローファンタジーとしてみるならあまりに無理がありすぎる設定だが
和風ウィザードリィ』という原題からすればそこはあえて
娯楽作品としてライトノベル的というより
『モーニング』あたりの青年マンガ -
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Posted by ブクログ
★現代日本にモンスターがあふれるダンジョンが現れました!★
要約すればこういうお話。
現代日本だけあって、ダンジョンへもぐる事が生活へ繋がっているというなんとも不思議な雰囲気。
モンスターを倒して、死体の一部を削ぎ取れば現代でも合成が難しい物質成分が豊富に取れるため、現代のゴールドラッシュとも揶揄される職業:剣士。
また、ダンジョンの中にはエーテルという魔力に近いご都合主義物体が漂い、それを使って魔法とかモンスターとか色々出来るようになっている。なので、現代とファンタジーが妙に融合している。
ただし、RPGと一番大きく違うのが、「死んだら終わり」という現実の不文律。
回復魔法みたいなものは -
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Posted by ブクログ
ノロノロ読み進める予定だったのに、手のまめが潰れて痛いから読書でもするぐらいしかできない、という理由で読み進めて終わってしまった!
webで連載していたモノが本になったよ、です。
元々は古典ゲームのWizardry#1を元に、現代日本を舞台にして書かれたものなので、迷宮の様子とか、パーティの構成とか、敵の種類などは同じですね。
しかしながら、Wizardryのノベライズ(というには、色々オリジナル要素が元々強かったけれども)というスタンスではないので、ゲーム中に登場する言葉などがクロニクル用語へと置き換えられていて、旧来のファンはそのあたりも楽しいのではないでしょうか。
好きなゲームのノベ -
Posted by ブクログ
読み終わったが、結局、最後まで、防弾チョッキ、あるいは、ケプラーを使った防具を使っていなかった。最後になって、自衛隊が銃を使い出したが、初めから使えば楽になるし、それが、だめならば、せめて、弓でも使えば、違うと思うがそれを使わないところがおかしい。更に、未成年者が、あるいは、20代そこそこの若い人が、死亡率30%の場所に入れるわけがない。許可されるわけなく、おかしい。初めのあらすじの状況が奇抜で面白いが、作者の設定、あるいは、話の進め方が無理があって、理屈に合わなくて、リアリティというよりは、荒唐無稽という言葉が正しい。荒唐無稽の前提を現実的な話にする作者の能力が足りない気がします。
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