【感想・ネタバレ】迷宮街クロニクル4 青空のもと 道は別れのレビュー

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Posted by ブクログ

Web版同人版に続いて読むのは3度目だがやはり面白かった
今回の同人版との違いは終盤のブロジェクトXの大幅加筆
独善的な主人公がウィザードリィで冒険して自分探しする青春ものという主題に対して
見当違う要素なので小説としての完成度は低下しているが
作者は作家として小説を書いているのでないのかもしれない
この作品の面白いところは
現代現実世界にファンタジーとしてでなくゲーム世界をくっつけているところで
迷宮街はローファンタジーとしてみるならあまりに無理がありすぎる設定だが
和風ウィザードリィ』という原題からすればそこはあえて
娯楽作品としてライトノベル的というより
『モーニング』あたりの青年マンガ的なそれで描くという
志向自体が作者の個性であり本作の面白み
書いているうちに「誰にでも尊敬すべきところはある」という
現場プロフェッショナル賛美主義という信じたい幻想へぶれて
ちぐはぐになったのは面白いけれど
群像劇として書くほど当初の主人公視点を分けていた面白さが減って
作品には残念だった
しかし何よりこの作品がISBNコードを獲得したという点で大いに意義はある
作家として次回作を書くのかはわからないが次の作品も見てみたい

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2019年01月09日

Posted by ブクログ

感無量!!なのにまだこの世界に浸ってたいとゆーか。ありきたりな言葉で申し訳ないけど、すごく面白かった。人生の侘び寂びとか酸い甘いとかごった煮にした群像劇です。…初志貫徹で真壁さん押しですよ?

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2010年10月30日

Posted by ブクログ

取りあえず終わった…なんか良い意味で終わりが見えないな…なんかこう言うEDは好きだなぁ…何かに踏ん切りつけて次に進む…残る人もいっぱいいる…色んな人がいっぱい居る…なんか人生だよなぁ…これ…。

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2010年05月23日

Posted by ブクログ

読み終わったが、結局、最後まで、防弾チョッキ、あるいは、ケプラーを使った防具を使っていなかった。最後になって、自衛隊が銃を使い出したが、初めから使えば楽になるし、それが、だめならば、せめて、弓でも使えば、違うと思うがそれを使わないところがおかしい。更に、未成年者が、あるいは、20代そこそこの若い人が、死亡率30%の場所に入れるわけがない。許可されるわけなく、おかしい。初めのあらすじの状況が奇抜で面白いが、作者の設定、あるいは、話の進め方が無理があって、理屈に合わなくて、リアリティというよりは、荒唐無稽という言葉が正しい。荒唐無稽の前提を現実的な話にする作者の能力が足りない気がします。

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2013年05月25日

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