ケン・ウィルバーのレビュー一覧
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邦訳で読める最新のインテグラル理論。
構造と状態について,新しい理論体系が提示されている。
これまで重視されていなかったように思われる状態について,その重要性が強調され,状態ー構造という概念が提示された。これによって,目覚めの実践が発達の初段階とは別の取り組みとして位置づけられる。発達の先に目覚めが...続きを読むPosted by ブクログ -
人間成長について書かれた本。様々な発達段階理論を統合的にまとめる試みをしており、キーガンの理論・本などと比べると理解が難しい。
一方で、インテグラル理論の考え方自体には共感する部分も多く、最近自分自身でも感じていた「分化から統合」の考えとも似たものだったので、スッと頭に入ってきた。
内面(美)を成...続きを読むPosted by ブクログ -
人間の発達段階全部12段階ある
第一層(隠れた地図を探求する):無色→マジェンダ→レッド→アンバー→オレンジ→グリーン→
第二層(統合的段階):テイール→ターコイズ→
第三層(超統合段階)インディゴ→ヴァイオレット→ウルトラヴァイオレット→ホワイト
その中でも3つのステージに分かれている。
本書はこ...続きを読むPosted by ブクログ -
"A Theory of Everything"の新訳。
大昔に大学に入って最初に興味をもったのが人類学。そこでは「文化相対主義」というのを習った。そして、レヴィ・ストロースの構造人類学を学び、クリフォード・ギアツの解釈人類学を学んだ。人類学のなかでは、この2人のスタンスは大きく違うものとされたが...続きを読むPosted by ブクログ -
「ティール組織」のベースにもなった理論モデルであり、社会のあらゆる事象を理解・整理するための枠組み(またはメタ理論)である「インテグラル理論」の概要を解説した入門書。
インテグラル理論は、縦軸に「個人」と「集団」、横軸に「内面」と「外面」を配した四象限で構成されており、例えば「個人の内面」は自己の...続きを読むPosted by ブクログ -
インテグラル理論が良かったので購入。それの実践のたの本。
基本的には瞑想(マインドフルネス)をすることで、自分の発達段階を認識できるという主張。この考え方自体は、自分の経験則・感覚とも合致するものがあり良かった。
少し引っかかりまだ咀嚼できていないのが「意識構造(発達段階)」と「意識状態」というも...続きを読むPosted by ブクログ