J・P・ホーガンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
J・P・ホーガン原作のSFの古典を星野之宣流にアレンジした「星を継ぐもの」の第3巻。
1,2巻で世界観の説明が行われ、役者が出揃ったので、いよいよ怒涛の展開、となる。
今回の目玉は、人類と巨人達(ガニメアン)とのファーストコンタクト。
人類とガニメアンの友好的な対話を快く思わない者達による破壊活動が大仕掛け。
1巻から登場していた、分かり易い「悪者」の正体も一部判明する。
そして、それら以外にも裏にいる勢力の存在も暗示される。
当初は「星を継ぐもの」のみのマンガ化と思っていたが、2巻で”巨人たち”が登場した事で、
「ガニメデの優しい巨人」「巨人たちの星」も含まれる事が分かる。
そして、 -
Posted by ブクログ
J・P・ホーガンの名作SF「星を継ぐもの」を星野之宣がマンガ化したもの。
1巻では、死亡推定時刻から言って人間ではないはずなのに外見も解剖学的特徴も人間そっくりの遺体「チャーリー」を巡る謎が展開されたが、2巻では、「チャーリー」と並ぶもう一つの大きな謎を調査するため、主人公達は木星の衛星「ガニメデ」に向かう。
各エピソードのタイトルは他のSFのパロディかと思ったが、調べてみると一部だけだった。
気が付いたのは、第9話「狂風世界」、第10話「恐竜パラドックス」の2つ。
それぞれJ・G・バラードとフレドリック・ブラウンの作品に同一タイトルの作品がある。
ちなみに第17話「遥かなる帰還」は、映 -
無料版購入済み
すごいスケール、すごい発想
無料版で1巻のみ読んでみました。
このスケール、この発想はすごい。
日本のマンガでここまでのスケール感のものは他にないんじゃないだろうか?
この先、どう展開し、どう作品をまとめ上げるのか非常に気になる。
一方、細かい設定にやや違和感があるのと、1巻あたりの価格が非常に高いのが少しマイナス点か。
もっとも、1巻1320-1430円としても4巻で完結するので、トータルでは5000円ちょっとでこの壮大な物語が最後まで読める。
最近700円程度する青年コミック単行本を8巻購入すると思えばそこまで高くないのかも。
これは…買うべきかな。 -
Posted by ブクログ
・原作小説はずっと読もうと思っていつつもなかなか機会がなかったのですけど星野之宣さんが漫画化していることを知ってようやく読むことにしました。全編よんでから小説の方にもいくつもり。
・壮大です。
・月で宇宙服を身につけた五万年前の死体が見つかったがそれはほぼ地球人と同じ肉体構造を持っていた。
・調査のために招かれたハント博士は五万年前に起こったと思われるできごとに気づくがそれはさらに大きな謎を呼ぶ。
・何かを知っていると思われる国際平和委員会によって月から追い払われたハントたちは探査船ジュピター5で木星に向かうことになる。
▼簡単なメモ
【ヴェリコフ】国際平和委員会のメンバー。巨体。
【ガニ