尾脇秀和のレビュー一覧

  • 壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分

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    江戸時代の身分制度と人別(戸籍)と名前の矛盾と行政処理を解説。地味だが面白く、特に幕府が壱人両名(同一人物が別名で2重戸籍をもつ)ことを、訴訟が起きない限りは放置していて、本音と建前の使い分けで行政処理をしていたことが面白い。今の役所でもそういうことあるね。正直に申告すると損をするみたいな。「言わぬが花」みたいのは確かに利点もあるけれど、わかりにくいし、地位や人脈で裏情報が取れる人が有利になるから、さすがに今はやめるべき。

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    2019年06月06日
  • 壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分

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    江戸日本の知られざる二重身分 という副題が気になって。
    町人でありながら武士でもある、というような#壱人両名 。「士農工商」という身分制度を学んだ身からすると、そんなことあり得たの?と思うけれど、そのさまざまな例を知ると、江戸時代の秩序感が思っていたものとは違うらしいことをぼんやり理解できるようになって、面白かった。建前はとおすけれど、世の中をうまく回すために方便も使い、融通をきかせて調整するやり方。
    株を買って武士になる、というのは新撰組で知っていたけれど、武士の身分だけが株になっていたわけではなかったから、累代の「何々家」も、血統上は何度も入れ替わっていることがごく普通のことだったなんて、

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    2022年02月13日
  • 壱人両名 江戸日本の知られざる二重身分

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    <目次>
    序章   二つの名前をもつ男
    第1章  名前と支配と身分あるもの
    第2章  存在を公認される壱人両名~身分と職分
    第3章  一人で二人の百姓たち~村と百姓の両人別
    第4章  こちらで百姓、あちらで町人~村と町をまたぐ両人別
    第5章  士と庶を兼ねる者たち~両人別ではない二重身分
    第6章  それですべてうまくいく?~作法・習慣としての壱人両名
    第7章  壊される世界~壱人両名の終焉
    終章   壱人両名とは何だったのか

    <内容>
    「壱人両名」とは、同じ人物が、こちらの町では町人として宗旨人別帳に載っているが、あちらの村では別の名前で百姓として載っているということ。さらに武士と町人が同一

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    2019年07月30日