山崎マキコのレビュー一覧
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なんか悩んで悶々としてたときに、タイトルの「ためらいもイエス」という響きに背中を押されるようで、気に入って買った1冊。
当たり前のように過ぎていく毎日の中で、ふと昔を思い出す瞬間とか、なぜか無性に淋しくなって、自分を傷つけたくなるような瞬間とか、なんともいえない気持ちの表現が上手で主人公に共感してしまいます。
ストーリーが秀逸!というわけではないのだけど、お気に入りの1冊になりました。
そしてギンポ君みたいな人に出会いたいなぁと思わずにはいられません!私にとっては、落ち込んだ時のカンフル剤的に何度も読みたい1冊です。
後日談ですが、水族館に行って「ギンポ」とご対面したときは笑ってしまった!これに似てるって、ギンポ君かなりのインパクトですけど!笑 -
Posted by ブクログ
ネタバレスキですね、この作品。
爽やかなエンディングに乾杯って感じです。
大体、イヤイヤ受けたお見合いの相手が魚のギンポに似てたからそうあだ名を付けるところとか、
大親友の青ちゃんの話し口調とか、
面白いところが一杯あって魅力的。
ただ、中野さんの過去とか生き方の哀しさ。これには胸が痛かった。
主人公が優柔不断に見える人もいるかも知れないけど、実際さぁ、初めてなんだよ、まともな恋愛をしたのが。
だったら多少口説かれて有頂天にもなるし、いい顔したりもする。ギンポくんにも思う存分甘えてみたくなる。
そういうものでしょう。
仕事が出来る女がさ、かっこ悪いくらい恋愛に翻弄されて。
いいお話だな。
小説って恰好悪さも魅力になりますね。
色んなものが入り混じって涙あり、笑いあり、最後は爽やかに終わって、よい気分になりました。
最後には、ちゃんと、本当に安らぐ、心を許せる人と誓いを交わせたわけだから、最高ニハッピーエンドでしょう。
ギンポくん、ぜーんぶ、知ってた。
拍手です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレつい最近も、恋愛小説は苦手だと思い知ったばかりだ。
が、恋愛小説は苦手でも、ロマンス小説は好きかもしれない。
具体的にどう違うのかはわからないけれど、私が思っている違いとしては、恋愛のどろどろした感情が中心のが恋愛小説で、恋愛のわたわたした情動が中心なのがロマンス小説。
ってことで。
要するに、この小説は面白かった。
会社で初の女性管理職が目前の、仕事ひとすじの28歳、奈津美。
しかし彼女は大の恋愛音痴で、未だに処女であることを誰にも秘密にしているのだった。
という、マンガでは割とありがちの設定。
だからすぐに、彼女の運命の人が誰なのかわかりました。
何をしても許してくれる。
落ち込もうともプチパニックに陥ろうとも失礼をぶちかましても、気長に待っていてくれる彼。
うん、マンガでは割とありがちの設定。
でも、だからこそ、読ませる技術が光るのでした。
親の束縛から離れ、早くひとり立ちするために勉強ばかりしてきたため、青春時代を犠牲にしてきたと思う奈津美。
恋愛も、友情も、部活や学校行事の楽しさも知らなかった。
ちょっと間違えたら、これ私だったかもしれないな。
少なくとも友情以外はほぼ未経験と言っていい。
勉強もあまりしなかったけれど。
だから奈津美が、男女の駆け引きとかがわからなくて、自分の気持ちもわからなくて、頓珍漢な反応をするのも微笑ましく読めた。
できのいい子ども順に可愛がり、自分の思うとおりに育てようとする母と、奈津美や姉妹それぞれの距離感が、リアルとは思わないのに絶妙。
ただ、金銭感覚が、バブルの後だというのにやたらと高級志向な人たちが多くて…やっぱ東京ってそういうとこなの? -
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ちょっとしたきっかけで奈津美の世界が広がっていくのが気持ちよかった。だからこそ、終盤でいろいろと失ったのが残念だった。
えっ?その人に告白するの?そっちが恋なの?なんて思ったり、みんなの言動に首を傾げる奈津美と一緒に首を傾げてしまうあたり、私も恋愛音痴か?どこか共感しながら読めるお話だった。
いろいろと失いもした奈津美だけど、彼がいてくれれば大丈夫だと思う。どうしてこんなに理解してくれるの?どうしてこんなに優しいの?何か謎がある?と思いながら読み進めたけど、結局はこれが愛されてるってことなのかな?なんて思うのも、恋愛音痴ならではの感想?
さて、私の世界も広げてみるか。 -
Posted by ブクログ
家庭環境が少し複雑なため仕事一筋でバージンな主人公28歳。
最近何だか寂しさを感じお受けしたお見合い・合コン・トライアスロンなどで
MMK状態に!ちくしょう!という作品。
お見合いの相手が魚顔という点で私なら即決だよギンポくん!
(魚顔がーとぅきだからー)
しかし初対面で鼻をつまんでくるのは減点だ。
しかもその主人公は会社に泊まりこむほどの仕事人間だが、
休みがない訳ではなく誘いがあったら外食もするし
スポーツジムも行くし英語の勉強もするし
しょっちゅう職場の友達と飲みに行くし
プライベート時間が結構あって超うらやましい。
しかも年収600万円だ。
勝ち組と言っても良いだろう!
あたいもお金が欲しいよー(そこかい!的な)
桑野は強引過ぎ。
でもって主人公は青ちゃんという親友のおかげで、
化粧やおしゃれに目覚め、青春を取り戻すぜ!と、
積極的にジムに行ったり、自分へのごほうび☆と服を買ったりしている。
好きな男がいるくせに、男友達と旅行に行ったりするんだ。
肉食系と言えよう。