あらすじ
仕事が好きだ。会社に連泊するのも、冷めかけたピザを仕事仲間と食べる夜食も。仕事は自由をくれた。わたしの人生に男はいらない。仕事漬けの日常を気に入っていたはずの三田村奈津美、28歳(じつは処女)に突然訪れた人生初のモテ期! 3人の男を前に、棒に振った思春期を取り戻せるか? 強すぎる母から逃れようと、人生を迷走する3姉妹の次女として、頑なな努力を続けた日々を卒業できるか? 愛すべき恋愛音痴のための、可笑しくて切ないラブストーリー。
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女の人ってこういうふうに考えるんだ・・・というのがよくわかった。
あと、タイトルがいい。手に取ったのはやっぱりタイトルにひかれたから。
最後の手前のやつ、あれはちょっとどうしても辛すぎるのだが(読んでてどきどきした)、やはりこの本には、あれがなくてはならなかったんだろうな。
それはものすごくわかるのだけど、うーん・・・。
なかなかよい本だったので、この人の他の本も読んでみたいと思った。いつか探してみよう。
(以上は最初に読んだときの感想。再読してみたら「なんだこれ」ってなった記憶がある…)
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この本を読むのは2回目。初めて読んだ時は、本の主人公よりやや年下だった自分が、今、まったく同い年になってしまった。
私も恋愛音痴なので、共感してしまいます。。
ギンポ君はすてきすぎるなぁ。
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なんか悩んで悶々としてたときに、タイトルの「ためらいもイエス」という響きに背中を押されるようで、気に入って買った1冊。
当たり前のように過ぎていく毎日の中で、ふと昔を思い出す瞬間とか、なぜか無性に淋しくなって、自分を傷つけたくなるような瞬間とか、なんともいえない気持ちの表現が上手で主人公に共感してしまいます。
ストーリーが秀逸!というわけではないのだけど、お気に入りの1冊になりました。
そしてギンポ君みたいな人に出会いたいなぁと思わずにはいられません!私にとっては、落ち込んだ時のカンフル剤的に何度も読みたい1冊です。
後日談ですが、水族館に行って「ギンポ」とご対面したときは笑ってしまった!これに似てるって、ギンポ君かなりのインパクトですけど!笑
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29歳バージン。はじめての恋愛。
他の方の感想もみましたが、主人公はたしかに色々な人にふらついていたり、感情の起伏がすごいなとは思いました。でも、はじめての経験ってみんなそんなものなのかなって思います。
人よりもスタートが遅いとその見苦しさが際立ってしまうかもしれないけど、それでも踏み出す。そんな勇気をもらえる本でした。
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かなーり好き。29歳バージン、バリキャリ女が、恋や青春を初めて知っていく物語。なにかを知ったり、始めたりすることに遅いなんてないんよな。自分のペースで、今を生きる自分の声を聞こう。
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表紙は山崎マキコさんでしょうか。「盆栽マイフェアレディ」「マリモ 酒漬けOL物語」に次いで「ためらいもイエス」(2005.3文庫)を読みました。小諸そばの天丼もりセット、マックのフィレオフィッシュが好き、間もなく29歳、男性と仕事つきあいはできるけどいまだバージンの三田村奈津美の物語。365頁の作品。330頁位までは、見合いした男性神保、職場の金持ち中野、筋肉マン桑田の3人との付き合いが交互に続きますが、330頁から急展開、目まぐるしいラストで、なにがなんだか、てんてこ舞いでしたw。
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高齢処女の小説なんだけど、こんだけ突然人が寄ってくるんだからその前の28年間なんか会っただろ!
元が綺麗なら絶対誰かに見出されてるだろ。。。。
とはいいつつなにか元気になる小説でした。
青ちゃんもいいキャラだし、主人公も面白いし。
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最後まで語られなかった部分が
気になって気になって
「めちゃくちゃよかった」
と言うにはためらいが。
ん、ためらい?
てことは私の感想もイエス?
青ちゃんのお気に入り具合に関しては、
ためらいもなくイエス。
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仕事一筋、28歳にして男性との交際経験ゼロ、堅物OLの奈津美が、栄養失調(うなぎばかりの食事のため)をきっかけに新しい世界へと足を踏み入れる。
自分の感情をコントロールするために喜怒哀楽を押し込めて、刺激のない日常に満足していた奈津美。
身勝手な母親の元で犠牲にした青春時代を3人の男性それぞれと関わることで取り戻していく様子が甘酸っぱい。
親友の青ちゃんとのやりとりがとてもいい。
特に民宿での夜の場面。
無償の愛をささげる青ちゃんが好き。
友情って素敵。
そして寛大なギンボ君。
動揺しなさすぎだろ。
いい男だ。
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有川浩さんばかり読んでいたせいか、最初青ちゃんの話し方など何かと気に入らずなかなか読み進めることができませんでした(笑)しかし中盤を過ぎた頃から、中野さんとどうなったのかな?ギンポ君って...?など続きが気になり夜更かしして一気に読んでしまいました(^^)時々自分を重ねてしまうシーンもあり泣いてしまいました。最後は展開が早過ぎて、もうちょっとゆっくり流れてほしい気もしましたが良い終わり方でした。私も縁を信じてみたい♪
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ちょっとしたきっかけで奈津美の世界が広がっていくのが気持ちよかった。だからこそ、終盤でいろいろと失ったのが残念だった。
えっ?その人に告白するの?そっちが恋なの?なんて思ったり、みんなの言動に首を傾げる奈津美と一緒に首を傾げてしまうあたり、私も恋愛音痴か?どこか共感しながら読めるお話だった。
いろいろと失いもした奈津美だけど、彼がいてくれれば大丈夫だと思う。どうしてこんなに理解してくれるの?どうしてこんなに優しいの?何か謎がある?と思いながら読み進めたけど、結局はこれが愛されてるってことなのかな?なんて思うのも、恋愛音痴ならではの感想?
さて、私の世界も広げてみるか。
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家庭環境が少し複雑なため仕事一筋でバージンな主人公28歳。
最近何だか寂しさを感じお受けしたお見合い・合コン・トライアスロンなどで
MMK状態に!ちくしょう!という作品。
お見合いの相手が魚顔という点で私なら即決だよギンポくん!
(魚顔がーとぅきだからー)
しかし初対面で鼻をつまんでくるのは減点だ。
しかもその主人公は会社に泊まりこむほどの仕事人間だが、
休みがない訳ではなく誘いがあったら外食もするし
スポーツジムも行くし英語の勉強もするし
しょっちゅう職場の友達と飲みに行くし
プライベート時間が結構あって超うらやましい。
しかも年収600万円だ。
勝ち組と言っても良いだろう!
あたいもお金が欲しいよー(そこかい!的な)
桑野は強引過ぎ。
でもって主人公は青ちゃんという親友のおかげで、
化粧やおしゃれに目覚め、青春を取り戻すぜ!と、
積極的にジムに行ったり、自分へのごほうび☆と服を買ったりしている。
好きな男がいるくせに、男友達と旅行に行ったりするんだ。
肉食系と言えよう。
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ゆるキャリ街道を爆進している自分でも、仕事を頑張ろうと思えるから朝によく読んでる。
ギンポくんとか青ちゃんみたいな人が近くにいたらすごいいいな、と思った。
しかし最後の最後の寒いながれはいったいなんだろう。
せっかくの母親との確執とか、友情とか素敵にリアルに描かれているのに
なぜか恋愛の話がすごく寒いながれでもはやファンタジー。
惜しいなぁという感じ。。。
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さらーっと読める恋愛小説。
ドラマを見てるような感じだった。
働く女性の物語はやっぱり好き!
ギンポくんは素敵^^ちょっとひねくれてる感じとか。笑
でもギンポくんの正体等々、後半はいまいちだったなぁ。
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笑いながらくくくと読める一冊。
戦場のような仕事場で男並みに女を捨てて頑張る29歳女子、処女。
恋愛って何?
運命ってあるの?
青春時代を遅くして迎えた女子のほほえましい姿。
ギンポのキャラが謎過ぎる。
最後の展開とかどうなの?って思うけど、これフィクションですからね。良しとします。
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山崎マキコのためらいもイエスを読みました。
三田村奈津美は29歳、仕事が面白くて仕事一筋です。
まだバージンであることにコンプレックスを持っている奈津美でしたが、急にモテ期がきてしまいます。
同僚の中野、桑田、そして見合い相手のギンボ君との仲はどうなっていくのでしょうか。
語り口は面白く、奈津美の後輩の青ちゃんをはじめ登場人物の言動が魅力的なので、すいすいと読んでいくことができます。
しかし、読み終えてみると物語が表面的で内容がないことに気づきます。
フジテレビの月9の脚本ならこれでもいいかもしれませんが。
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後半は少し物語が急に思う。
物語は川のように、はじめは動であり、後半は静へと、そんなスタイルを望んでしまう自分に気づく。この本は逆に思うけども。
どこかになにかのブレイクスルーはあるものだよって思うけど。
もう少し丁寧に描かれることを期待したかった。
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日常的で親近感の持てる世界観で読みやすかった。自分もストーリーのどこかに入り込めるような居心地のよさを感じられていつまでもこの世界に居たくて、ずっと読んでいたいストーリーだった。終盤はちょっとがっかりな感じもあり(そんな簡単に操を捨てちゃうのかぁ!!)もっと丁寧に描いて欲しかったかな。。
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恋愛音痴で、仕事をガリガリな人の恋愛話なんだけど、、
前半はテンポよく、キャラクターも好感がもてて
よかったんだけど、後半になると、ちょっと無理やりな印象。
最後のエピソードとかも、とってつけたようで要らないかなー。
Posted by ブクログ
良い意味でくだらなくて、
他人の日常や恋愛を覗き見してるみたいで、すごくおもしろい!
一行空いた後の場面転換みたいなリズムも好きだった。
漫画っぽい。
でもページ数が少なくなってくうちに、これどうやって終結するの?!と不安になり、
そしたら妹が来た辺りから怒濤の展開過ぎてわーっと終わってしまったかも。。。?
キッチリじゃなくて流れとノリを楽しむ感じ。
青ちゃんとギンポさんの良い人っぷりに無条件にこんな人周りにほしー!と思うのは間違いない。
でも山崎マキコさんの他の作品も読んでみたくなった!
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青ちゃんの喋り方が気になる。
現実にいないだろ‼って思ってしまった。
後半にいきなり物語の進むテンポが早くなったのも残念。
前半のペースで最後までいって欲しかったなあ。
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題名に惹かれて読んだ。
勝手に題名からあれこれ想像していたので、イメージと違って少しがっかり。
ラストに向かっての展開にあまり納得できなかったけれど、ギンポくんみたいな人と出会えたら幸せだろうなあ。でも、顔がギンポみたいじゃない人がいいな。笑
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なんかシンデレラの物語みたい。仕事一筋の奈津美。後輩の青ちゃんがいいキャラなんだな。好かれたり、失恋したり、でも新しい世界にどんどん突き進んでいく。キンポ君が、また最高。奈津美も色々抱えているけど幸せ者だよ。
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山崎マキコさんの作品では、初めて手にとった本になりました。
前半の良さがあっただけに、後半「え、そこでそれすてるの!?」って思っちゃったり。
個人的に凹んだ部分が多かったな、と思います。
Posted by ブクログ
三田村奈津美 29才 独身。「自分の乾いた暮らし、仕事以外になにもない、さっぱりとした日常を、いたく気に入っていたはずだった」のに突然、寂しいと感じて、随分と遅い「青春」を始めたが。
あまり危ないことはしないで欲しいと願いながら読んでいたが、いい人ばかりでよかった。