市原真のレビュー一覧

  • どこからが病気なの?

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    分かりやすくてすごく面白かった!
    胃痛持ちだから、これからは色々食べようかな〜とか思いながら読んだ。

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    2022年07月04日
  • どこからが病気なの?

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    春になると悩まされる「花粉症」は果たして「病気」なのだろうか、という疑問から手に取った本でしたが、著者の文章が軽快で(たびたび挟まれる毒のあるセリフも小気味良く)スラスラと読み進めることができました。
    現役の医者としての「医学」の視点と、患者が求める「治療」という視点の双方から「病気(と健康)」を見つめるというスタイルは真新しく、興味深く読み進めることができました。

    一貫しているのは、人体のしくみは「複雑系」であり、病気の原因を一つに特定しようとしたり、すべての病気を解決する万能薬のようなアイテムはないということだったり。
    「病は気から」という言説も丁寧に解説されていましたし、そこで触れられ

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    2022年01月07日
  • どこからが病気なの?

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    子どもが風邪ばかり引くので手に取った本だけどよくわかった。ふにおちた。
    ヤンデル先生ちょっと読みたい

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    2021年09月19日
  • どこからが病気なの?

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    精神疾患もよく「あれは病気なの?」と言われる部類だったりして、病気ってさてさて何をさすのだろうと思っていた。この本はその疑問を解決してくれそうな予感がして手に取った本。

    ルパン三世、怪盗キッドや北海道警察が出てきたりするのは、馴染みのある単語でスっと入ってくる。
    挿絵もかわいい。

    話題が次に移る時にはきちんと声をかけてくれるので、置いていかれることなく読み進めるのもとても親切と感じた。

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    2021年09月01日
  • どこからが病気なの?

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    ヤンデル先生、本のノリもtwitterと変わらないですね。とはいえ、脱線の分量も多すぎず適切で、あまり邪魔にならないのは流石です。しかしこれを読むと、父親の病気に対するうちの家族の接し方、今一つだったのかなと思いましたですわ。母親が病気になった時は気をつけないと。

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    2021年04月21日
  • 病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな話

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    はたらく細胞 も出てきた。

    そうかサンデル先生ね

    2章後半から一気に読んでしまった
    読みやすくおもしろかった
    ヤンデル先生の他の本も読んでみたい
    その前に仲野先生の本を読んでみたい

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    2020年11月11日
  • どこからが病気なの?

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    病気とは?

    「病は気から」ではなく。
    気合い、ダメ、絶対。

    「病気」は複雑。
    "気"って付くから
    ややこやしい…

    病気の人も
    健康な人も
    読んだほうがいい本。
    とても分かりやすい。

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    2020年11月11日
  • どこからが病気なの?

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    ネタバレ

    (要約しか読んでないので読み直す)
    メモ
    ・医療とは、医学というサイエンスと医術という実学が融合したもので、言い換えるなら「正しさ」と「お役立ち」の両輪で成り立つ
    ・アプリ「Q助」
    ・生物の耐用年数は「子孫を残してある程度育てられるまで」。人間=50年。
    ・外付けエンジンで人間は長生きできるようになったが、ライフラインは追いついていない。パイプのメンテが重要。
    ・メンテには、バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠が大切。
    →バランスの良い食事=少数の材料NG。少しでも多くの食材に参加してもらって登場人物の多い食事
    →適度な運動=過剰に一箇所NG。複数の場所が同時に動き、軽く汗ばむようなウォ

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    2020年05月22日
  • 病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな話

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    第4章がかなり印象的だった。
    「医療はシアター上の群像劇」
    医者になってからまた読み返したいと思う本。
    とても面白かったです。

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    2020年05月06日
  • どこからが病気なの?

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    Twitterでお馴染みのヤンデル先生。
    今回のこの騒動になった時、わかりやすくヤンデル病をツィートされていて、読んでみたいなーと思った本。

    さすがです。
    群像劇や、都市など、一般の人がわかりやすいような例えで、体内構造や、病を開設する。
    これを読んでおくと、病に対しての怖さ、不安は、単なる恐怖、不安ではなく、冷静な恐怖、不安に変わるかなと思う。
    怖いけれど冷静に怖がる。
    無闇に怖がらない。

    『病気かどうか、それは未来予測!』
    これだけ言われると、なんじゃそりゃ。かもしれないが、本を読めば納得。
    言われてみれば!!!

    『(中略)「詰将棋のように一歩一歩テキの逃げ道を潰していく医療(専門的

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    2020年03月07日
  • 病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな話

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    病気になってから医療に関係する本を読むようになったけれど、私が患者として不思議だったこと、私の主治医に感じていた「いつ休んでるんだろう?」といった疑問の解決や、入院中に感じていた医師や看護師とのコミュニケーションのことなど、面白く分かりやすく書いてありました。
    健康な方も自分のため、家族のために読んでおくと、医療業界のこと病院のことを理解できる一助になると思います。

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    2020年01月18日
  • 病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな話

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    序盤、ツイッターで培われた文章力が鈍色の火を噴く。中盤、血を吐くような軽い文体の心中記はサーカスのクラウンのよう。後半第3章、がんの解説から鳥瞰の落ち着いた記述。最終4章、ニセ医学への根本対策ではアーク溶接のような温度と火花。
    書きながらさすらい、エリートが市井の読者を信頼して医療という舞台のタネを発信する宣言に至る。
    一人の真摯な人間の、心の旅路を垣間見た。

    ・標準医療の信頼性と、断言する医師の非信頼性
    ・ワクチンの当り前さ
    ・医師を選ぶポイント
    ・現代人がガンになる理由

    など記述はきわめて「まとも」でバランスを感じる。
    「医療シアター」の喩えは発明と言っていいくらいの分かりやすさ。

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    2019年05月14日
  • どこからが病気なの?

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    Twitterの人間の文章は面白いんだけど本題に入るまでが長えな!入るまでの過程も面白いからいいけど!

    医療に対して患者が期待してしまう事
    (早く! 確実に! 単純に! 簡単に!)を、
    医療の側からそいつは無理があるよ
    (診断のために適切な"様子見"が必要だよ、
    疑いという状況で処方して後日確定のためにまた通院してほしいよ、
    複合的要因があるよ、
    万物に効く水みたいなもんはねーよ!!)
    と優しく諭してくれる本。
    かなり最後の部分へのアツい忸怩たる感情を感じました。誠実に書いたものは悲しい事に「そういう層」には届かないかもしれない、それでも書くという祈りめいた気持ち、伝わり

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    2024年12月14日
  • 病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな話

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    非常に読みやすい文章で、筆者が著書を書いている心理の葛藤もあって面白かったです。
    医療を演劇として例えているのはとても興味深かくわかりやすかったです。

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    2023年10月17日
  • 病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな話

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    今まで読んだことのないジャンル?の本。
    しかし、面白かった。

    小難しいような病気の話ではなく、かと言って軽い感じの読み物というほどのものでもない。

    何とも言えない距離感で、病院や病気のこと。
    医療エッセイという言葉で伝わるのか分からないけれど、そう書かれている。

    医療というものは、身近に感じながら、よくわからないところがある。この作品を読んだところで、何かパーっと開けるというわけでも無いんだけれど、読むと少し歩み寄れた気がする。

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    2023年04月11日
  • どこからが病気なの?

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    ネタバレ

    「熱量と文字数」のえぴいろ記者が「いんよう!」というポッドキャストを配信しているが、えぴいろ=ようさんの相手がこの人。
    いっちー=いん=ヤンデル先生=市原真。

    本質的なことが書かれている本。
    様子を見る=時間経過。未来予測。医療シアター。複雑系。群像劇。都市の譬え。
    病気とは「こないだまでの自分がうまく保てなくなること」
    健康とは「こないだまでの自分がうまく保ち続けていること」
    などなど。



    プロローグ 「病気と平気の線引きはどこ?」

    第1章 病気ってどうやって決めるの?
    1 病気だと決める人は誰?
    自分で決める?/病気かどうか、それは未来予測!/病気を決める最後のファクター
    2 す

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    2021年09月28日
  • 病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな話

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    とても読みやすい医療エッセイ。数字を使って難しい説明をしているわけではないのでわかりやすいし、患者と病気、医療者の三者を使った医療シアターという考え方が斬新で面白い。たくさんの情報が溢れかえる中で、医療リテラシーを身につけることは何より重要なことだ。仲野先生の「こわいもの知らずの病理学講義」が取り上げられていたのは意外だった。確かにあの本は面白い本だったし、現役の病理医から見てもあの本は良本なのだろう。ヤンデル先生の他の書かれた本も読みたくなった。

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    2021年08月15日
  • 病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな話

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    医療リテラシーについて、患者と医療者との関係について、チーム医療について改めて考えた。
    読みやすいし、病院に行く前に読んだ方がいい。

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    2021年08月09日
  • 病理医ヤンデルのおおまじめなひとりごと~常識をくつがえす“病院・医者・医療”のリアルな話

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    医者とは、病院とは、そして病気とは、を偏見やレッテルなく平易な言葉で語っている本です。
    「絶対良くなる!」「100%効く」は、たいてい詐欺です、というのは本当に、そのとおり。
    騙されないために、正しい知識をつけましょう、といってもやはり素人には限界はあるので、怪しいものを怪しいと感じられる感性・知性を育てたいと思いました。

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    2020年11月01日
  • どこからが病気なの?

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    病気の具体例として腹痛とかぜについて詳しく解説してあり、非常に分かりやすく重要なことを学んだ.がんについても発生からレベル分けなど解説が納得できるものだった.医師としてできないことを素直に白状している点は素晴らしいと感じた.推薦図書が多く紹介されていたので読んでみよう.

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    2020年09月14日