篠田謙一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ新書大賞第2位ということで手に取ってみた。
以前は古人骨からミトコンドリアを取り出し分析することしかできなかった(十分すごいと思う)。しかし科学の進歩に伴い、21世紀になってから古代ゲノム解析が可能になった。古代ゲノム解析によって古人骨のかけらや便などからも多くのことがわかるようになった。それは性別や性別だけではなく食生活から集団の規模まで。それらの情報を集めることで人類の起源(どういった流れでホモサピエンスが世界展開を成し得たか)を読み解くのが本書である。
古代ゲノム解析によって非常に多くのことが解明できるというのは衝撃だった。特に遺伝的特徴を共有している集団と言語的集団が相関関係にあると -
Posted by ブクログ
書店で見かけて気になってはいたんだけど、直接のきっかけはどこかの書評から。科博、行きたいな~。一度だけ立ち寄った時も、短時間しか滞在できず、不全感しか残ってないからな~。本書を読んで、そういえばクラファンの話題で見かけたときにも、凄くいきたい気分が盛り上がったんだったと思い出した。それにしても、国立なのに国からの救済措置はろくに得られず、更には内部留保も許されんって、えらい厳しい条件だな。一般企業だと考えられんことだけど、こういうところにも、利潤企業最優先、公の部分については、自分たちが太ることしか考えん、っていう国の本質が垣間見えて嫌だな。本筋とは逸れるけど、そんなことが印象に残っちゃう。
-
Posted by ブクログ
最近のDNA分析によって人類の起源や日本人の起源、成立の過程について、これまでの定説が覆されるケースも出てきていることがわかった。
この著者の方は、断定せずにこうこうこういう理由でそうじゃない可能性もあるよと正直に書かれているところに好感。結局まだ何にも分かってないのねと残念ではあるが、サンプルの少ないにも関わらず、とても偏った見方で自説を言い切っている本もあるから、ちゃんと事実だけから判断してそう解釈できるのか見極められているのか怖くなる。言い切ってくれたほうがわかりやすいのだろうけど。
それから、この本にも新たな文化とかが自然的に産まれたと解釈するより渡来した人がもたらしたと考えるほうが正