中部博のレビュー一覧

  • プカプカ 西岡恭蔵伝

    突然過ぎた西岡恭蔵氏の訃報

    西岡恭蔵氏の「プカプカ」と言う歌、半世紀前に大ヒットしましたね。「俺のあん娘はタバコが好きで いつもプカプカプカ 体に悪いから やめなって言っても いつもプカプカプカ」と言う、この歌に登場しています女の人の「河豚食う無分別」ぶりがセールスポイントでしたね。僕も20代の頃はこの女の人と同じ「ヘビースモ...続きを読む
  • プカプカ 西岡恭蔵伝
    西岡恭三さんがお亡くなりになり20年ほどが経ちました。
    1997年ころに上福岡の野外フェスで聞いた事がありますが、奥様のKUROさんがお亡くなりになった後で、見ていて痛々しいほど泣きながら歌っていました。
    その姿もこの本を読むとうなづけるというか、さぞや辛い中でがんばろうとしていたんだと思いました。...続きを読む
  • スーパーカブは、なぜ売れる
    一昨年に30年乗ったスクーターが壊れ、中古で買ったリトルカブがかわいい。2000年型だから20年モノだが、エンジンを台湾製80㏄に替え、元気に活躍してくれている。昨年、スーパーカブ販売台数が1億台に達したとのことでめでたいが、リトルカブは一昨年に販売終了となっちまった。とにかく、過酷な排ガス規制で原...続きを読む
  • 炎上 1974年富士・史上最大のレース事故
    生まれるちょっと前、育った街のサーキットで起こった多重クラッシュの話。世界で今まで記録されたことのないひとつのレースで2人の死者を出した事故だ。
    実際バンクに忍び込んで何度も歩き、事故が発生して15年ほど経過していた時点でも現場に花が手向けられていたのを目撃していただけに、キチンとまとまった記録を読...続きを読む
  • 炎上 1974年富士・史上最大のレース事故
    1974年6月2日富士スピードウェイ。富士グランチャンピオンシリーズ第二戦・富士グラン300キロレース。
    第二ヒートスタート直後1コーナーへの先陣争い、二台のマシンの接触に端を発し、マルチクラッシュが発生。4台のマシンの炎上大破を含む計7台のクラッシュ、2名のドライバーが焼死。カメラマン1名重傷、観...続きを読む
  • プカプカ 西岡恭蔵伝
    20221212039

    読後感、プカプカの西岡恭蔵は深い森の中の大きいけれど寂しそうな木のイメージ
    繊細な人はみんなそうだ
  • スーパーカブは、なぜ売れる
    ◆製造業における工場は、品質を決定し、現実の利益を稼ぎ出す基礎である。
    ◆「やってみなければ、わからないじゃないか」
    ◆すぐれた政治経済政策や金融政策などの外部環境が整ったとき、爆発的ヒットが生まれる。
  • プカプカ 西岡恭蔵伝
    房子さんとのエピソードを読んでこんな詩を書いて見ました。

    ↓ ↓ ↓

    「冬の雨の相合傘」

    みぞれ混じりに降り出した
    夕暮れ時に街を濡らす

    やっぱりここにいたんだね
    窓越しに走り去る影を追いかけた

    小さな公園でずぶ濡れの君は
    黒髪のすきまから
    白い頬を光らせる

    君の悲しみはわからないけれど...続きを読む
  • スーパーカブは、なぜ売れる
    普通に街中にあったスーパーカブ。バイクとも意識しない感じで。
    偶然生まれたものではなく、売れるもの、乗って欲しいものをとことん突き詰めて生まれたもので、世界の地域に合わせて色々なバージョンを生み出し、それもそれでカブ。
    国によってはそれで生活そのものも変わって来た。

    いやー、ホンダの凄さを目の当た...続きを読む
  • スーパーカブは、なぜ売れる
    「ホンダ本」には物語があり、読んで面白い。
    興味深くて一気に読み終える魅力を持ってはいるのだが、「まてよ、日本はすでに過去の栄光をなぞってプライドを慰めるしかないところにきているのか」との思いも浮かぶ。
    前半の開発史は、産業技術史としてもナショナリズムを鼓舞するところも興味深いが、後半の世界展開部分...続きを読む
  • 炎上 1974年富士・史上最大のレース事故
    帯にある「封印された真相が、38年目に明らかになる!」という観点からは期待外れですが、当時のレース事故を知るには良い本かと思いました。