塩谷歩波のレビュー一覧

  • 塩谷歩波作品集

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    「銭湯図解」の著者が図解を中心に2017~2024年までに
    描いた136作品を納めた初の作品集。
    ・はじめに
    1 銭湯図解  2 建築図解  ・インタビュー
    3 建築ノート 4 空想の建物 ・図解メイキング

    まず全体のディテールを眺め、それからルーペを片手に
    細部を愉しむ。何枚か拡大があるのがありがたい。
    日本の居心地の良い雰囲気が漂う銭湯と元・銭湯。
    フィンランドのサウナと日本のサウナ。
    勤務していた小杉湯は、思い出を込めてか詳細に。
    建築図解は、パン屋、喫茶店、ワーキングスペース、
    レストラン、茶室、シアターなど。
    水族館図解や高円寺図解もあるし、本になった純喫茶図解も。
    インタビューは

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    2025年10月02日
  • 純喫茶図解

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    『銭湯図解』の著者による喫茶店18軒の魅力満載の図解。
    ・はじめに
    第1章 ノスタルジックな純喫茶
    第2章 豪華絢爛な純喫茶
    第3章 音を楽しむ純喫茶
    第4章 ひとクセ光る純喫茶
    Column1~4
    ・おわりに

    行ったことのある店がある。
      古書店街で疲れた足の癒しの場所。
    行ってみたい店がある。
      入りにくいイメージを消す図解が誘ってくれる場所。
    描いて欲しかった店がある。
      かつて足しげく通った思い出は
       今でも心の片隅にある場所だから。
    アイソメトリックという建築図法で描いた純喫茶の
    個性的な店内の様子が詳細で、更に、描き込まれた人たちの
    姿が生き生きとしています。その雰囲気

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    2025年09月21日
  • 純喫茶図解

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    有名な喫茶店を図解した本。作者の方が建築学部を出て建築関係のお仕事をされていたからこそ、上から見た喫茶店を覗き見ることが出来る。細かい、とにかく細かく丁寧にお店の図解が描かれている。ここが入口か、この棚にはこんなものが飾られているのか、ここがこだわりなんだなとじっくり見ていると本の中に迷い込むよう。お茶をしている人たちも丁寧に描かれていて架空の人や、店主から話を聞いた特徴的な人や作者本人などがこれまた細かく描いてあって、ウォーリーを探せみたい。

    こんなに丁寧な本がたったの1500円、感謝しかない。上から描くなんて間取りとか家具の大きさとかバランスが難しく普通の人なら出来ないけど、建築学科の方

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    2025年08月22日
  • 純喫茶図解

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    『銭湯図解』の著者による図解第二弾のテーマは都内の純喫茶。

    前作に続いて、アイソメトリックという建築図法で描かれています。斜め上方からの離れた視点で、天井を透過して建物の内部がこと細かに描かれているわけです。そこには架空のお客さん、著者の身近な人、実際にいるお客さんなどの人物がやわらかく水彩で描きこまれもしていて、絵のタッチといい、とてもやさしくて落ち着くような、安らげる空間として感じられるのでした。

    図(絵)という形で純喫茶店に触れているのに、空疎さがなくて豊かな気分になれるんですよね。親しみが持ててしまう。

    この図解のなかに、どんな音がしていてどんな匂いがしているか。それが知りたくな

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    2025年06月27日
  • 純喫茶図解

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    ――

     雨の日に届いてくれるの、行った気になってね、と云われてるみたいで佳き。知った店も、気付いてなかった部分があったりしてもう行きたくなっている。
     届く前から☆5に決めてたけど素敵過ぎる…シリーズ化して欲しい…!

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    2025年04月23日
  • 銭湯図解

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    それぞれの銭湯のお湯の質感をこんなに表現できるのがすごい!
    実際の写真と比べてもその銭湯がさらに魅力的になるような絵と文章ばっかりだった。
    居住地域以外となると温泉に行きがちだけど、銭湯も行ってみたい

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    2024年02月21日
  • 銭湯図解

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    湯は偉大!
    まだ行ったことのない湯には思いを馳せ、
    行ったことある湯には、あ〜こうだよねと思い出し、
    入れない男湯の絵を見てはこうなっているのかと羨む。
    男湯のほうが露天風呂立派なところが多くて
    うらやましいぜ(仕方ないのか)(そうなのか)

    あとがきのこの言葉が印象的だった。

    もう「絵を描くのは楽しい」と純粋には言えないですが、半年を経て、辛さもすべてひっくるめて絵を描く人生を引き受けたいと今は考えています。

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    2019年04月08日
  • 銭湯図解

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    3月3日の情熱大陸にも出演していた塩谷さんの本。いろいろな銭湯の図解説明が楽しい。エッセイの文章も実直で癖が無く好感があります。逆を言えば文章に毒がなく個性が見えにくいとも言えます。ただ、境南浴場の紹介文章はとってもよかったです。境南浴場の雰囲気がよくでていました。塩谷さんの図解本は銭湯以外にも大きな可能性を感じさせるものがあり、今後の活躍が楽しみです。

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    2019年03月06日
  • 純喫茶図解

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    細かく描かれた店内の絵や猫写に感動。自分の生活圏にあったあの店が、純喫茶だった!ここに描かれてたなんて。読まなかったら知らなかった。それを知れたから、読んで良かった。

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    2025年09月11日
  • 塩谷歩波作品集

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    ネタバレ

    週末、地元のギャラリーで著者の個展が開催されていたので足を運んだ。
    『銭湯図解』が出た頃、なんなら小杉湯からのご縁だ。

    4/16に最新著作『純喫茶図解』が出たことを受けての個展で、立派な額装の作品に、あれこれのグッズも置いて、なかなか立派な個展でした。

    著者ご本人もいらしてて、改めてご挨拶(小杉湯の番台に居た頃、見てるはず)。『銭湯図解』はわが家の愛読書だし、交互浴をしっかり楽しむようになったのも、小杉湯の中に掲示されていたイラスト解説があってのこと。

    で、新刊の『純喫茶~』ではなく、作品集のこちら、Web.掲載の図解も含めた大判のこちらを購入した。
    うちの奥さん、「アルプス温泉が載って

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    2025年04月22日
  • 湯あがりみたいに、ホッとして

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    設計事務所を退職。銭湯に癒されイラストレーターとなった筆者の銭湯とサウナ愛。

    波乱万丈な人生。銭湯をアイソメで描いた「銭湯図解」がヒットした筆者。建築事務所からまさかの行きつけの銭湯への就職。その後ハマったサウナなど、つれづれに書いたエッセイ。

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    2023年05月25日
  • 銭湯図解

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    写真でなく図解イラストだから暖かい雰囲気がより伝わってくる。
    載ってる銭湯に行きたくなるのはもちろんのこと、近所の銭湯も楽しみつつ観察しに行きたくなる。

    これをきっかけに、年明けの朝風呂を楽しんだ。
    実行させてくれる本。

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    2021年01月09日
  • 銭湯図解

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    愉快な絵本のような雰囲気で克明に銭湯の様子を書き込んでいる図解が魅力。ただ、こんなことを述べると怒られるかもしれないけれど図解の後に続く体験談の方がより楽しめた。あくまで個人的な好みの問題だけれど、文章が先であったほうが図解の見所や注目点がより明確となり理解しやすかったと思う。図解だけ見ているともうどこから見て良いやら、迷ってしまいます。とは言いつつ、ここ何年も銭湯に行っていないので、ここで紹介されている銭湯の目覚ましい発展ぶりには驚かされました。食堂まで併設されているとは!法螺を吹け、いざ出陣じゃ!

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    2020年12月16日
  • 銭湯図解

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    著者は、東京高円寺北口にある銭湯「小杉湯」の番頭兼イラストレーターの塩谷歩波氏である。
    彼女の銭湯に対する愛情満載の内容になっている。
    特筆すべきは、彼女の前職が設計事務所である事から、角度をつけて建物内を俯瞰的に描く「アイソメトリック」という建築図法を用いて、浴室や脱衣所を描くイラストの数々
    である。
    見ていてワクワクして、楽しくなる。
    しかし、私は温泉派である。
    秋田の玉川温泉と群馬の万座温泉は、お勧めである。

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    2020年10月19日
  • 銭湯図解

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    写真で見るより何倍も行きたくなるし、細かい気づきが多くて銭湯への愛をすごい感じた。付箋を貼って行きたいところチェックしちゃった!
    この本はもちろんだけど仕事の時も毎回パースをみると感動するから、好きなのかもしれない

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    2019年08月31日
  • 銭湯図解

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    味のある銭湯23+1の魅力を繊細な水彩画で紹介&エッセイ。
    第1章 銭湯を知る  初心者コース
    第2章 銭湯を楽しむ 上級者コース
    第3章 銭湯を極める マニアックコース
    第4章 銭湯を味わう 人情味コース
    紹介された銭湯のリスト(データ)有り。銭湯の基本、コラム有り。
    かつて街のあちこちにあった銭湯もその数を減らしています。
    しかし、数は少なくなったとはいえ、何とも言えぬ魅力有り。
    そんな銭湯の愉しさと効用を伝えてくれる本です。
    アイソメトリックとい建築の図法で描かれた銭湯の内部。
    精密な俯瞰図でありながら、手書きの温かさでほんわりした感じ。
    紹介文は軽い訪問記で、あっさりしたもの。それでも

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    2019年08月28日
  • 純喫茶図解

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    東京近郊の純喫茶18軒を図解、写真、文章で紹介。
    webサイト「幻冬舎plus」連載を書籍化。

    アイソメトリックという斜め上から店内を俯瞰したイラストがいい。こういう建物の全体図大好き。
    建物や家具を全部測量して書いてるとか!
    細部まで描き込まれていて隅々まで眺めてしまう。
    雰囲気たっぷりのお店でゆっくり本を読みたい。

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    2025年09月16日
  • 銭湯図解

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    パースを使った銭湯の図解(文字通り)もさることながら、銭湯で落ち込んだ体調を整えていった著者のコラムがよい。
    私(サウナ不要派)も先日「あ、銭湯って交互浴できるとこなんだ」と気づいて通おうと思っている次第。

    先に読んだ『銭湯の歴史』が銭湯を性的サービスと直結させる文脈での本で、そういうのいらん、やめてほしいと思っていたので口直しになった。

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    2025年08月20日
  • 湯あがりみたいに、ホッとして

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    最近遠のいていた銭湯、また行きたくなってきた。銭湯好きなら誰もが見たことあるだろう塩谷さんの絵、彼女の好きだからこそ発揮する集中力と才能がここまで形にさせたのだなぁと思う。サウナは普段入らないで専ら交互浴オンリーだけど、フィンランドのお話読んでいつかいってみたいな〜。情熱大陸もドラマも今見られないのが悔しい。今後も彼女の活躍に注目したい。

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    2025年06月22日
  • 銭湯図解

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    イラストが見やすい。いろんな銭湯があるなと興味深かった。写真でなくイラストであることで生っぽさが減って、より見やすくなっていると思う。

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    2019年11月03日