青木高夫のレビュー一覧
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フランクリンの言い訳とか、色々あったけど、結果に至るまでのプロセスは必ずしも合理的ではないし、一見合理的ではなさそうに見える過程であってもより良い結果に辿り着くことがあると。むしろ非合理的なプロセス、つまり回り道こそが、想定外のよき結果を生むことがあると。
この本を一言で言い表すなら、終わり良ければ...続きを読むPosted by ブクログ -
納得させられること多し。ルールとプリンシパルの違いとか、今まで深く考えてなくて無意識で思っていた事柄に、予想以上に「感情」が絡んでいることが分かってなるほどと思わされた。Posted by ブクログ
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スポーツの国際ルールでは日本に不利な条件に変わることがしばしば
その真意とは?
■ルール変更不利の実例
・スキージャンプのスキー板流さが身長比に変更
・無敵のマクラーレン・ホンダのターボエンジンの使用禁止
・日本製OS「トロン」の教育機関導入へのアメリカ介入
■ルールについてとるべき行動
・ルー...続きを読むPosted by ブクログ -
目次見て、こんな内容かなーと予想して読んだら、予想より良かったかな。
要旨は
・自分に有利なルールを作ったからと言って、自分が勝てるとは限らない
・ルールは産業を振興させるためのもの
・自国の産業を振興させるためには、ルール作りに参加しなきゃダメ
という主張。
TPPの問題に照らし合わせると、
・...続きを読むPosted by ブクログ -
実情と合わないルールを変えるには、どういった考え方を持てばよいか。
欧米人は日本人みたく黙ってないからどんどん積極的にルール変更していくもんだ。それはどんな考え方なんだろうか?
そんなことを知りたく読み始めたけど、この本のポイントとは少しズレていたみたい。
受身にならない為の行動については序章に...続きを読むPosted by ブクログ -
スポーツの世界で日本人が勝つとなぜルールが変わるのか?そこから欧米人と日本人とのルールに対する考え方を面白い観点で論じている。
「欧米人はルールは変えるもの。日本人はルールは守るもの」その決定的な考え方の違いが、ビジネス上にも大きく影響しており、技術の国際標準化など国際的なルール作りに日本自身が積極...続きを読むPosted by ブクログ -
・「日本辺境論(問題に対してルールは変えずに運用対処する日本と、ルールを変えて対処する欧米という対比 その理由が日本は辺境、欧米は群雄割拠という地政学的な違いにあると主張)」と一緒に読むと面白いと思う。Posted by ブクログ
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なんとなぁく購入した一冊。タイトルに惹かれた一冊。たしかにスキーのジャンプの時で日本が勝ちまくったときに「ずるい」って思ったよなぁ。
詳しくは本書を読んでいただくとして、「単に欧米が勝つためにルールを変えているわけではない」ということが話の本筋。
と、言っていることはわかるんだけど、心理的に納得...続きを読むPosted by ブクログ -
とかく、欧米人はずっこい、と思いがち。
自分もそうだったけど。
でも、この本で考え方が変わったかな。
ルールって変える本当の意味をきちんと理解しているのか?ってこと。
なんか、またルールが変わって、日本に不利になったといっているマスコミにだまされていただけじゃないかと思う。
日本人って、ルール...続きを読むPosted by ブクログ -
● ルールは石に刻まれたものじゃなくて、スタンダードみたいなもの。守るだけじゃ強くはなれない。
● 一般の日本人にとってルールとは“エライ人が決め、作成に参画できないもの”であり、守るべきものですが、欧米人にすれば、守るべきものという点では私たちの認識と同じでも、“勝てないのならルールを自分たちで...続きを読むPosted by ブクログ