青木高夫のレビュー一覧
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[ 内容 ]
1998年長野オリンピック、日本のスキージャンプ陣はビッグジャンプを連発し、輝かしい結果をおさめた。
その直後、欧米人が主導する国際競技委員会は新ルールを導入、日本人ジャンパー達は不振の時代を迎えた…。
「ずるい!」「またかよ!!」なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか?
この苦々しい思いから脱却するにはどうすればよいのか。
[ 目次 ]
はじめに 日本人はルールを守りすぎて損をしていないだろうか?
第1章 なぜ私たちはルール変更を「ずるい」と思うのか?
第2章 実際に「ずるい」を味わってみる
第3章 ルールを変えれば本当に勝てるのか?
第4章 ルールがあってこそ成長する
第5章 -
Posted by ブクログ
新しいタスクは基本明日やる、というのは今自分が持っている価値観とかなりかけ離れていて結構衝撃というか懐疑的ではある。メールの返信が軒並み明日に追いやられている。ただ本書でいう目標に直結するメールの返信であればすぐやる、でも良いのかすごい気になる。あと、他者から相談を受けたときも自分にとっては目標に直結しない内容だから明日に回したいが、他者にとっては目標に直結する内容だったらどうするのだろう。本書には相手が悪い、的なことが書いてあってかなり極端な意見だなと思った。いまの自分の価値観とギャップが大きすぎて受け入れる準備ができていないのかも。
一方で自分のタスク管理方法を見直すきっかけにはなった。 -
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ネタバレマニャーナの法則。明日やれることは明日やる。衝動の脳を手懐ける。このふたつが特徴である。
その日には計画されたもの。昨日到着したメール、ボイスメールや、クローズリストのことだけやる。これを徹底する。
緊急の仕事は重要度が本当に高いものだけやる。ビル・ゲイツがオファーしてきたぐらいのものでなければ先送りする。それぐらいの気持ちで取り組めば良いだろう。
また、先程とは違って意図せず先送りしている仕事はとにかく手をつける。難しいのなら複数の子タスクに分ける。ひとつでもやる。重要度が低いはずだからクローズリストに入れて明日に送る。
この本の作者が大切にしていること。それは、慌てる状況を避けること。目移 -
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ネタバレ★新しく発生した仕事は明日やるを基本にする
★今日やるクローズドリストをつくる
★ファーストタスクは最優先のテーマを一つだけ決める。朝やる。ふさわしいのはシステム改善やプロジェクトを進めるような大変な仕事。
私のしないことリスト
①メール処理に30分以上かけない
②計画した仕事が完了するまで他のことをしない
③突発の仕事をしない。
→自分と仕事の間にスペースを持ち、本当にいますぐしないといけない仕事かを判定してから取り掛かる。
出来るだけ明日以降にする。(計画に組み込んでから取り掛かる)。特別な事情がない限り明日やるがベスト。急な「今日中に」の仕事は1日の計画を狂わせる元凶。その分業務終 -
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大半の日本人が「ルールとプリンシパル」を履き違えていることが良く分かる。
本の内容から若干逸脱するが、そもそも日本人の大半は「ルールは守らないといけない(守らないと村八分になる。村八分が嫌だからこそ(本来倫理的にオカシイなと思うことですらルールだからという理由で)「なぁなぁ」にしている感がある)」。ルールは時流によって変わるべきで、ルールを作った側にとって都合が良いだけで実は大半にとってはネガティブでしかないことは沢山あると思う。ルール以前に、プリンシパル(僕は倫理観や道徳観と解釈するが)を確立できている人であれば、「人として絶対にやってはいけないこと」を踏まえて行動できるはず。極端な例で言え -
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ルールについて取るべき3つの行動
1:ルールの意味と目的を理解しておく
2:ルールが実状に合わなくなったら変更を提案する
3:ルールが必要なら、ルール作りを率先して行う
ルールとプリンシプルは違う
ルール:行動が準拠すべき、または準拠することを要求されるプリンシプル
プリンシプル:理性や行動の基礎となる、基本的な真理・法律
ルール変更が必ず勝ちに結びつくとは限らない
勝ちすぎは社会を豊かにしない
欧州は、喧嘩をしても全体のバランスを大切と考える
ルールは成長の糧になる
ルール作成はまずは、社益、最後に公益を考えること
つまり、製品を作るようにルールを作る