青木高夫のレビュー一覧
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仕事は明日に回す
という考え方が今までに無く、何事においてもすぐ対応しようとしていた、とても参考になった
今日から取り入れる
1 時間が足りないという幻想
・「時間が足りない」と嘆くのは魚が「水が足りない」と言うようなもの
・時間は誰にとっても平等にあり、本質は使い方にある
2 衝動脳と理性脳のバランス
・衝動脳は刺激→反応の連鎖、理性脳は思考→決断→行動の連鎖
・チョコレートを見て衝動的に食べるのが衝動脳の働き
・理性脳を優位に保つことで、計画を実現しやすくなる
・両者を対立させず、衝動の反射を抑えることが鍵
3 集中力の真の問題
・集中できないことが問題なのではない
・集中対象が次々 -
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仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則 完全版
著:マーク・フォースター
訳:青木 高夫
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
久々に読み直しました。
1つの仕事に集中すること、これこそが本書の本質である
問題は集中できないことではなく、集中の対象が変わってしまうこと
次に何をしないかを決めること
一つのことに集中し、できたら、次に進む
そして、すこしづつ頻繁に行う。そうすれば、学びが得られ、次のアイデアが得られる
なぜ、仕事が終わらないのか
①仕事の効率が悪い、スピードが上がらない
②仕事を抱えすぎている、自分のできる仕事の限界を超えている
③日常業務の時間がたりな -
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ネタバレマニャーナの法則とは、「新しい仕事は明日やる」を基本にする仕事術で、一日に発生する仕事を類別して、翌日にまとめて処理するというもの。
毎日たくさんのメールがきて、そのメールに「急いで対応しなくちゃ」とあわてふためいてしまうと、今までしていた仕事をほったらかしにしてしまったり、どちらを優先していいか迷ってしまったり、、、ということが多々あったので、面白いに違いないと思って読んでみた。
今日の仕事はここまで、と制限しているクローズ・リストが、基本的にその日に処理する仕事で、どんどん飛び込んでくる新しい仕事は、内容によって、明日やる、あるいは今日中にやる、今すぐやる、と振り分ける。
通勤電車の -
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ネタバレ「明日まで待てないほど、緊急な仕事はない」という考えのもと、仕事管理・タスク管理を示してくれる本。
「マニャーナ」とはスペイン語で「明日」を意味する。
「マニャーナの法則」とは「新しい仕事は明日やる」の考えを基本とした仕事術のことだ。
「仕事は速さが命」という言葉を他の仕事術の本で読んだことがある。
それは確か「若いうちは知識・技術、経験も乏しく、時間をかけても価値のあるものを生み出せるとは限らないから、せめて『速く』仕事をこなすことで『この人はすぐにやってくれる人だ』と思ってもらい、仕事人としての価値を高めていこう」というような内容だったと思う。だから「メールは即返信。振られた仕事は〆切 -
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●1980年代後半、ターボによる圧倒的な強さで連戦連勝していた「HONDA F1」。すると、数年後にはターボが禁止に。はたまた、スキージャンプも原田や船木が活躍し、日本が金メダルをとると「スキー板の長さを身長に合わせる」など日本に不利なルールへすぐに変えられた。当時は日本への嫌がらせだと思っていたが、この本を読むと少しスッキリする。なぜなら、これらのルール変更は、日本人と欧米人との哲学や考え方の違いからくるものだとわかったから。非常にわかりやすく、日本人と欧米人の考え方の違いを教えてくれている。一度でも、スポーツのルールで、嫌な思いをした方は是非この本を読んでみては。でも、やっぱり日本的な哲学
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購入済み
交渉現場の空気が伝わる
原典から、とあるので憲法原文の英語版を解説している本かと思って手に取りましたが違いました。
GHQから日本側にドラフトが手渡されてから受諾するまでのやり取りを記録や手紙の英文で検証するのですが、
登場人物としてGHQ側はホイットニーとケーディス、日本側は松本大臣と白洲次郎に焦点が当たっています。
有名な<symbol>という言葉をめぐるやりとりなど、言葉に歴史が左右されていく過程がとても面白くて楽しめます。
同時に、それぞれのプレイヤーの個性が英文から読み取れる、ということも本書の楽しみの一つです。
特に白洲次郎とケーディスのやり取りは、その結末も含めてドラマのような展開 -
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ルールメイクについての著作『なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか』が印象的であった青木高夫さんが、終戦後の日本国憲法の成り立ちを追いかけた一冊となります。興味深いのは、一次史料を主体としつつ日米双方の視点から追いかけている点、でしょうか。
“目的地は同じだが、そこに向かうルートに大きな違いがある”
この言葉に代表される白州次郎さんの「ジープウェイレター」は有名ですが、松本国務相の“欧米のバラを日本に移植しても香気を失う”もなかなかに洒落た言い回しではないかと思います。その辺りのやり取りを、原文も交えながらまとめられているのが、非常に興味深かったです。惜しむらくは、自分の英語力のなさが -
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■ルールとプリンシプル
A.ルールは石に刻まれたものじゃなくて、スタンダードみないなもの。守るだけじゃ強くなれない。
B.日本人は「ルールは誰かが作る物だ」と思っているものです。しかし、これが欧米や中国になると「ルールは自ら作る物」と考える人はたくさんいます。
C.日本人の立ち振る舞いの美しさ、行動の美学というのは、ルールではなく私たちのプリンシプルであり、そのまま欧米人に当てはめるわけにはいきません。
自分のプリンシプルに合うものは賞賛するが、合わないものは批判するという態度では、逆に相手から非難を受ける事にもなりかねないのです。
D.勝ちすぎは社会を豊かにしません。特定の企業が市場