一本木透のレビュー一覧

  • だから殺せなかった

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    面白かったです。作中の記者と作者さんの名前に関係はあるのかなという感じではありますが、最後のどんでん返しに驚きを感じました。作者さんご本人にも作品の題材の体験があったのかも…と感じさせるような描写でした。タイトルのだから殺せなったの意味を最後の最後に知ることになりますが、読後感としてはちょっとモヤモヤする感じが残りました。

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    2023年04月15日
  • だから殺せなかった

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    新聞記者・一本木透が連続殺人犯『ワクチン』と新聞紙上での公開討論をする。
    『ワクチン』の犯罪を止めることができるのか?

    『ワクチン』の動機、『ワクチン』の正体を討論を通して見破れるか?

    スピード感もあり、訴えかけるものもあり、読みごたえがありました。
    終盤…ん?まだ引っ張るの?てな感想も抱きましたが、読めば分かる!引っ張った理由。
    楽しめました。

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    2023年02月08日
  • だから殺せなかった

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    ヒント隠しが多いなあと、ネタバラしを読みながら思ってたが最後にやってくれた。終盤に至るまでも重い社会派ドラマを展開してたし、ラストでは印象をガラッと変えてくれるのは鳥肌だった。なかなかの読み応え。

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    2023年01月15日
  • だから殺せなかった

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    新聞含む報道のあり方、携わる人は日々葛藤なのだろうと想像するとその責任の重さに圧倒される。
    事実には側面がありどこから見るかによって真実もまたいくつかある。「真実はいつもひとつ!」ではないんだよなあー。

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    2022年08月10日
  • だから殺せなかった

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    首都圏で立て続けに起こった3件の殺人事件。そんな折、太陽新聞の記者である一本木透のもとに、殺人事件の犯人を名乗る者から手紙が届く。「お前だけに犯行メッセージを送る。言葉でおれの殺人を止めてみろ」

    かくして、人間をウイルスと定義し、自らをワクチンと称する犯人との、読者を巻き込んだ紙上討論が始まる。犯人の動機は何なのか、なぜ一本木を対戦相手に定めたのか。新聞紙上での「殺人犯」と「記者」との対話は、実はまた別の顔を持つ者同士の対話でもあった。解決編でこの意味深なタイトルの意味を知り、結末でまたそれがひっくり返されたことに気がつく。何が善で何が悪なのか、簡単に答えを与えてはくれない。

    マスコミ業界

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    2022年06月16日
  • だから殺せなかった

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    ワクチンを名乗る殺人者が新聞上で記者と公開問答するという事件を主軸に、犯人そして記者のこれまでを振り返りながら、子供の虐待や家族の愛とか、そういうことを扱った重厚な小説。読み応えは十分なのだが、新聞上での問答部分がやや難解だったし、そもそも殺人を犯していく理由がストンと落ちなかった。やや残念。

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    2022年04月14日
  • だから殺せなかった

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    おっと!久しぶりのどんでん返しに狂喜乱舞(笑)途中のやり取りが多少億劫でしたが、最後まで読みましょう!

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    2022年03月05日
  • だから殺せなかった

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     2017年度第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作。
     新聞記者に届いた首都圏連続殺人事件の犯人からと思われる挑戦状。これを受け、大手新聞紙上で犯人と新聞記者の公開討論が開始される。
     これを境に世間の注目を浴び、売上が低迷していた新聞は盛り返す。ジャーナリズムは人の不幸を食い物にするのか、真実を伝えることと犠牲になることの天秤は? そうした様々な問いを新聞記者の視点から描き、最終的に辿り着いた真実とは?

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    2026年03月21日
  • 七人の記者

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    緊迫感あって面白かった。
    作者が元新聞記者だそうで、取材や記事作成のあたりはリアルなんだろうなと思いながら読んでいた。

    ただこういう展開になるだろうなという展開予想はしやすく、どことなくご都合感あったので面白かったんだけど少し引っかかってしまった。
    あと仲の悪い兄弟の解像度低くない?と思ってしまって…
    多分自分のテリトリーは詳しいけれど、要素として取り入れたものに関しては表面的なところをなぞっているだけのような気がした。

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    2026年03月05日
  • だから殺せなかった

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    タイトル回収も見事だし舞台設定もよかったのだが、手紙の言葉が難しいのといまいち感情がのりきれなかった。

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    2025年12月11日
  • あなたに心はありますか?

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    後半は人間らしさや醜さを考えさせられ、タイトルも相まって好きな展開でした。
    それだけに前半がAI・DLの入門書を小説にした感があって没入できなかったのが残念。
    そのちぐはぐ感がなければ、ある海外小説の名作みたいになり得たのではと期待しました!

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    2025年12月06日
  • 七人の記者

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     あとがき
    『正義をストレートに語ることを「きれいごとだ」「純朴だ」とシニカルに嗤う風潮があります。みんな高みから見下ろす知恵者よりも、臆面もなく、ただ「真っ当」であろうとする愚直な人に魅力を感じます。』
    とあります。

     「ふるさと宝城」事務所にいた6人は真っ当な人たちであり魅力を感じます。

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    2025年11月16日
  • 七人の記者

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    ネタバレ

    「7人の記者」というタイトルをみて、最初の登場人物欄にある記者であろう人を数えました。
    この人たちのことかな、と読み進めたら最後
    トレイシー編集長が記した名前にはユズルが…!古賀は嘘つきな敵なので当然ですね。

    自分の利益よりも、誇りのために立ち上がる記者たち。しかし376ページで、志村は七海の動機こそが、自ら命を絶った女性の尊厳を取り戻すことが立ち上がる起点である。自らの地位や名誉挽回を求めることはジャーナリスト失格である。と言っている。確かになと思いました。
    自らの地位を追い求めることは、本作での政治家たちと同じになってしまう。本末転倒だ。
    しかし誰しも、自分のために活動することは至極当然

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    2025年10月23日
  • あなたに心はありますか?

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    ネタバレ

    AI研究者の仲間の研究者が次々と殺されていく。
    仲間の大学に連絡しても微妙な反応だったりと違和感があり、やがて自分の殺害が予告された時間になる。

    途中からわかる気がするが、主人公こそがAIで仲間もAI。システム停止日までを配信されている。AIに心があるのか?と頑張って研究する自分がAIという。

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    2025年10月11日
  • 七人の記者

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    教授からの性被害を受けた友人が自殺してしまう。被害を相談された七海は、政府とも深い関わりを持つ教授を告発しようとするが…。

    一生懸命書いている事は察せられるが、物語の運びを複雑にさせたために話のテンポが悪く、悪人となる人間の素性の暴露も今ひとつ稚拙な感があり、この七人で国家権力と対峙する資質があるのか甚だ疑問に感じてしまった。
    本城雅人氏や堂場瞬一氏なら同じテーマでも…と思ってしまった。

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    2025年10月04日
  • 七人の記者

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    あとがきに、「七人の侍」と「大統領の陰謀」にインスパイアされた作品と記載あったが、明らかに力量不足と言わざるを得ない(あとがき読むまでタイトルのもつ意味がわからなかったぐらい)。とはいえ前記傑作と比較しなければ、まあまあ楽しめるところはある。設定やストーリ展開の端々に古式騒然としたところが見られ、古い小説を読まされている感じも受ける。これにご都合主義的なところも加味すればとても面白い小説とは思えないが、主題が明確にあるところが救いではある。大上段の割に薄い印象は否めない。

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    2025年09月29日
  • 七人の記者

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    中盤くらいまで
    登場人物の古臭さが気になって
    話に集中できなかった
    これ、現代の話やんな?って
    何度も確認しちゃったくらい

    お話のほうは
    個人的にはイヤイヤそれはない!
    って言いたくなるとこ多かった
    何度も窮地に立たされるけど
    敵役がポンコツがゆえにうまくいく
    そんな感じがした
    でも見た目は子供な名探偵だって
    とんでもすぎるし
    ミステリーってそういうもんよな
    って割り切ればおもしろかった

    それでも現代の事件を
    昭和からきた人たちが解決してる
    そのイメージが頭から離れんかった

    星はギリギリ3つ

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    2025年09月27日
  • だから殺せなかった

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    ここからおもしろくなってきそう…!と山を期待きていたら平坦に終わってしまってややスンッとなってしまいました。

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    2025年07月06日
  • だから殺せなかった

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    ストーリーは面白くて、どんどん読み進めた。けどラストの説明が長すぎるよ〜〜〜!!!
    なんとなく分かっていたラストだったのに説明が長い長い。
    タイトルの意味は、読み終えて「なるほど!」となった。そこをタイトルにするのかという面白さ。

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    2025年06月24日
  • だから殺せなかった

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    無差別連続殺人の犯人から挑戦状。
    相手に選んだのは、新聞社の1人の記者。

    お前の言葉でオレの殺人を止めてみろ!
    手紙と紙面で対決するという異例のミステリー。

    “男女の愛は、性欲を美化するための少女の哲学だ”

    著者の言いたいことを詰め込むための設定なのでは?と思うくらい、善と悪、愛や罪についての哲学の殴り合い。
    この小説は自らの倫理観を再構築するいい機会になるかもしれない。

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    2025年05月06日