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Posted by ブクログ
帯にもあるように劇場型犯罪ミステリー。新聞紙面を使って連続殺人犯と新聞記者との言葉での公開討論。
非常に面白かった。
お互いが知的で言葉巧みでどこか敬意をはらいながら、互いを批判しながらも互いに信頼を重ねていく様なやり取り。凄く巧緻な作品だと感じた。
テーマは前半は「潜在暴力」かと感じてていたのだが、「家族」と「言葉」が作品全体に浸透している。
「言葉」について考えさせられた。
自分は新聞記者とかみたいに言葉を書く事を生業としてはいないが、声に発する言葉こそ言葉だろう。
「その一言」っていう場面なんか自他共に嫌というほど言ってきたし聞いてきた。
深く刺さる物も多くあり、刺さり方次第でプラスにもマイナスにもなる。
それこそ「暴力」にもなる。逆に「救い」になる時もある。
使い分けられるほどの知性がないため失敗ばっかりするけれど、自分の思っている事の表も裏も言葉として両面を話せれば自分という人間が分かってもらえるだろうし、自分本位だが自分は生きやすいはずだと確信している。
旨い言葉使いで的確に自分の気持ちを言葉にする語彙力と語学力が素晴らしい。
この作品の紙面での公開討論を読んでいてそんな気持ちを抱いた。
Posted by ブクログ
とてもよかった。
時間がなく区切り区切り読むかたちになったがそれでも引き込まれた。
一気に読むべき作品。
映画化に向いてる。
「おれは首都圏内連続殺人事件の真犯人だ」主人公一本木記者のつとめる新聞社へ届く一通の手紙が届く。
そこから記者と犯人の紙面でのやりとりが続く。
殺人は否定すべきことどが犯人の考え方にもちょっと納得してしまうところもあった。
真実とはなにか、真実を伝えることが是なのか?
報道のあり方というのも考えさせられた。
家族とはなにか、
徐々に明かされていく犯人や真実とても引き込まれた、
犯人も驚いたがまた最後の真実にも驚かされた
とても濃厚な作品でした。
みんなに薦めたい!
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