七人の記者

七人の記者

小説・文芸
2,200円 (税込)

11pt

大学の新聞部に所属する美ノ輪七海は、学内での男性教授のセクハラ問題を追及するうち、同大出身の政治家らが絡む私学助成金の不正受給疑惑を突き止める。

大学でたまたま出会ったタウン誌の老記者や新聞部のOBに相談を持ちかける中で、七海の「真実の追及」に対する情熱に心を動かされた者たちが集い、タウン誌の小さな事務所兼自宅を拠点に取材を始める。

しかし、新聞、テレビ、週刊誌、Webニュースは、政界や広告主から圧力をかけられており、大手メディアの上層部は現政権に完全にコントロールされていた。

さらに、どこかから情報が漏れ、検察に取材資料も持ち去られる。

追い詰められた彼らは、真相を書いたタウン誌を都内中心部でばら撒く「ゲリラ戦法」を思いつくが……。

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    朝日新聞出版
  • タイトル
    :
    七人の記者
  • タイトルID
    :
    1994567
  • ページ数
    :
    400ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

七人の記者 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    作者の年代感が随所に見え隠れして同年代としては「ふふ」と思い当たる。今時のオールドメディアかそうでないかの二極分裂でない中道系小説

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    絶対に負けられない戦いがここにある。

    富と名声を得る為なら手段を選ばない巨悪組織に、命懸けで勝負に挑んだ七人の記者達に胸が熱くなった。

    私学助成金の不正受給、複数の女性への性暴力、研究成果の横取りと悪のてんこ盛り。

    悪意と嘘が渦巻き、翻弄される記者達と同化するように自身も疑心暗鬼に陥った。

    権力に屈するメディアの現状に歯噛みし、正義を貫けない社会に悍ましささえ感じ、無償で闘う彼等にエールを送り続けた。

    終盤の大勝負は手に汗握る展開で緊張感MAX。

    正しい事を正しいと言える社会であって欲しい。
    権力に勝る真実に胸がすく。

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    面白かった!元朝日新聞記者によるフィクション。権力者がやりたい放題(性暴力、助成金不正受給)で腹が立った。それにしても政権による言論統制は怖い。アメリカではJimmy KimmelやStephen Colbertのショーがキャンセルされているし、日本でもかなり現実的になってしまったのではないか。

    0
    2025年10月05日

    Posted by ブクログ

    大学新聞記者とタウン誌記者や大小新聞webテレビ各々媒体の落ちこぼれジャーナリストが寄せ集まって、大学総長の性加害から始まり、検事、国会議員の闇を暴いてゆく物語。

    私の生涯ベストたる「七人の侍」をオマージュ(「大統領の陰謀」もオマージュしてる)しているとのことなので、少し期待していたのだけど、七人が挑むという構図だけだった。

    それから、大学新聞という普通小説に登場してこないジャーナリストの活躍にも期待していた。私が元大学新聞記者だったからである。しかし、そもそも政治家の巨悪を暴くという設定からして、リアリティなさすぎ。しかも、取材過程が、ちょっと都合良すぎる気もした。

    いまは、大学新聞もウェブと紙媒体の両方で作っているらしい。

    この機に、リアル大学新聞のweb版を2-3見てみた。事実の報道を大切にしているのはよくわかった。しかし、どういう記事を書くか、その対象選択はあまりにも当局(大学)寄りになっている気もした。また、解説記事が一切無いのも気になった。つまり極めて保守化している。国立、私立両方ともにである(2-3眺めただけで断定しない方がいいかもしれないけど)。こんな大学新聞記者からは七海のような気骨ある記者は出てくるだろうか。

    偶然にも、国民の言論統制、情報統制システムを作る動きを描いた小説を、2本立て続けに読んだ。本作は(政府に都合が悪い配信をAIで察知して直ぐに潰す)「JUSTICE」という名の「分かりやすい」法案が通ってしまう未来を描いている。しかし、私には所々穴が見えて、そんなあからさまな法案通るものか!などと思ってしまう。全てを創作で描いてはいけない。既に現在ある事実を織り交ぜて作った東野圭吾の『魔女と過ごした七日間』の方が、私にはリアルな警世の書のように思えた。『魔女-』の方が、ファンタジー色を持たせて、一読では警世の書と思えなくさせているところも、更に良い。

    著者は元朝日新聞記者らしい。朝日新聞のジャーナリズムとしての凋落も近年著しい。著者の忸怩たる想いには共感する。だからこそ、もう少し煮詰めて欲しかった。


    志村が、トラ次郎をしっかり抱き直す。
    「ひとつだけ言えることがある。問題はメディアの大小でも、立ち向かう相手の強弱でもない。まして過去の失敗でもない。常に一番強いのは真実だ。真実をつかめれば怖いモノなんて何もない」(121p)
    ⸺もちろん、ストーリーはそんなに真っ直ぐには行かなかったけど、この言葉は基本的に真実であるだろう、真実であってほしい。

    0
    2026年07月22日

    Posted by ブクログ

    緊迫感あって面白かった。
    作者が元新聞記者だそうで、取材や記事作成のあたりはリアルなんだろうなと思いながら読んでいた。

    ただこういう展開になるだろうなという展開予想はしやすく、どことなくご都合感あったので面白かったんだけど少し引っかかってしまった。
    あと仲の悪い兄弟の解像度低くない?と思ってしまって…
    多分自分のテリトリーは詳しいけれど、要素として取り入れたものに関しては表面的なところをなぞっているだけのような気がした。

    0
    2026年03月05日

    Posted by ブクログ

     あとがき
    『正義をストレートに語ることを「きれいごとだ」「純朴だ」とシニカルに嗤う風潮があります。みんな高みから見下ろす知恵者よりも、臆面もなく、ただ「真っ当」であろうとする愚直な人に魅力を感じます。』
    とあります。

     「ふるさと宝城」事務所にいた6人は真っ当な人たちであり魅力を感じます。

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    教授からの性被害を受けた友人が自殺してしまう。被害を相談された七海は、政府とも深い関わりを持つ教授を告発しようとするが…。

    一生懸命書いている事は察せられるが、物語の運びを複雑にさせたために話のテンポが悪く、悪人となる人間の素性の暴露も今ひとつ稚拙な感があり、この七人で国家権力と対峙する資質があるのか甚だ疑問に感じてしまった。
    本城雅人氏や堂場瞬一氏なら同じテーマでも…と思ってしまった。

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    あとがきに、「七人の侍」と「大統領の陰謀」にインスパイアされた作品と記載あったが、明らかに力量不足と言わざるを得ない(あとがき読むまでタイトルのもつ意味がわからなかったぐらい)。とはいえ前記傑作と比較しなければ、まあまあ楽しめるところはある。設定やストーリ展開の端々に古式騒然としたところが見られ、古い小説を読まされている感じも受ける。これにご都合主義的なところも加味すればとても面白い小説とは思えないが、主題が明確にあるところが救いではある。大上段の割に薄い印象は否めない。

    0
    2025年09月29日

    Posted by ブクログ

    中盤くらいまで
    登場人物の古臭さが気になって
    話に集中できなかった
    これ、現代の話やんな?って
    何度も確認しちゃったくらい

    お話のほうは
    個人的にはイヤイヤそれはない!
    って言いたくなるとこ多かった
    何度も窮地に立たされるけど
    敵役がポンコツがゆえにうまくいく
    そんな感じがした
    でも見た目は子供な名探偵だって
    とんでもすぎるし
    ミステリーってそういうもんよな
    って割り切ればおもしろかった

    それでも現代の事件を
    昭和からきた人たちが解決してる
    そのイメージが頭から離れんかった

    星はギリギリ3つ

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大学の新聞部に所属する 美ノ輪七海 は、学内のセクハラ問題を追ううちに、私学助成金の不正受給疑惑をつかむ。七海は学内にとどまらず、タウン誌の老記者や新聞部OBなど、さまざまな立場の人々に相談を持ちかけ、協力者を募っていく。彼女の情熱に心を動かされた人々が集結するが、現実は冷酷だった。メディアは政界からの強い圧力に屈し、さらには司法までもが敵に回る。追い詰められた記者たちは、ついに真相を記したタウン誌をばら撒く! ラストは爽快でありつつも、作品は 「ジャーナリズムの原点とは何か」 を鋭く問いかけている。⑤

    0
    2025年10月02日

七人の記者 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    朝日新聞出版
  • タイトル
    :
    七人の記者
  • タイトルID
    :
    1994567
  • ページ数
    :
    400ページ
  • 電子版発売日
    :
    2025年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    3MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

一本木透 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す