一本木透のレビュー一覧

  • だから殺せなかった

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    新聞社について事細かに語られていて全く知識がない状態でも楽しめた。
    愛は行き過ぎると歪み、一番愛しいものを思っての行動もから回る。陽一郎くんがどうか幸せであってほしい。

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    2023年07月12日
  • だから殺せなかった

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    ネタバレ

    ミステリーはあまり読みませんが、元新聞記者ならではの現場のリアルな描写と、新聞記者での問答を通じて真犯人の姿に迫っていくやり方が斬新で読んでいて面白かった。

    ネタバレに近くなってしまうが、読み終わってから考えてみると怪しい人物やそれを誘うようなミスリードがチラホラと出ていて、最後の方までは読者の予想の範疇で物語が進んでいくと思う。最後のどんでん返しには驚かされ何度か読み返した。タイトルとのつながりも納得がいく。

    著者に関しては情報が少なく他の作品も出ていないようだか、もし他の作品が出れば読んでみたいし、実写化もされているようなのでそちらの方とも比較してみたいと感じた。

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    2022年08月08日
  • だから殺せなかった

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    表紙とタイトルに惹かれて読んでみた作品。新聞社とワクチンとの攻防とか、衝撃のラストも読み応えは十分あった。

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    2022年05月06日
  • だから殺せなかった

    Posted by ブクログ


    これは
    なかなかに
    眠くなる本でした

    劇場型犯罪
    なんだけど…

    なんと言うか
    狭い

    狭いのに
    頭に入って来ない
    文字が多い

    でも
    ようやく終盤で
    盛り上がって来て
    この
    タイトルの意味が!

    そして
    主人公の本当の過去を
    知った時

    あぁ
    これで良かったんだ


    思ったよね

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    2022年04月15日
  • だから殺せなかった

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    ❇︎
    第27回鮎川哲也賞優秀賞受賞作

    最後まで読み終えてそこだったのか、
    と題名に納得しました。

    新聞記者の一本木透が劇場型連続殺人犯と
    誌面上でお互いの思想を論じ合う。

    犯人が連続殺人を行なっている理由はなにか。

    犯人を見つける手がかりを見つけ出す為、
    二人のやりとりは続けられ、更なる殺人を
    阻止しようと言葉を紡ぐ。

    新聞業界の描写がとても緻密で主人公と
    作者の名前が同じなので、作者自身も
    新聞記者なのかと思いながら読みました。

    記者は何を書き何を書かないのか、
    そして、そこに真実はあるのか。

    犯人との交渉役を新聞記者が行う、
    という切り口で進む物語です。




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    2022年03月25日
  • だから殺せなかった

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    気になるタイトルと帯から、二転三転するんだろうなと予想はついてた。
    どんでん返し系はよく読むから、予想当たった!と思った時もあったけど、最後の最後で騙された。
    犯人がおこした事件は許されるものではないけど、どこか同情してしまう。
    陽一郎くんにとっては辛いだろうけど、前を向いて生きていってほしいと願うばかり。

    主人公が新聞記者だから読みにくい文章も多かったけど、事件の詳細がわかるようになってからは一気に引き込まれた。

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    2022年02月24日