灯まりものレビュー一覧
-
購入済み
美味そう
幕末からのタイムスリップもの プラス 料理モノ といったありそうであまり類例のない作品である。主人公の侍が現代生活にさほど戸惑いを覚えていない点や、近所の人達が侍にそれほど違和感を覚えていない点など、不審な点はいくらかあるが、作品全体の温かい雰囲気はとても良い。作中で語られる様々な料理もこれまたとても美味しそうである。
-
Posted by ブクログ
半助喰物帖
完結。半助と香澄の奇妙な同居生活にも、ついに終わりの日が…。別れはやや唐突に訪れることになるものの猶予もあり、京都への旅行も絡んで、別れまでの日々はほぼ一巻かけて描かれます。それだけに、これまでの楽しかった一年を反芻する時間もたっぷり。じわりじわりと寂しさが増してきて涙を誘いましたが、その後のつなぎは見事。寂しいながらも心あたたまる終幕となりました。
物語中に「悪人」がおらず、人情にあふれていることや、半助と香澄の間にきちんとした距離感が保たれていたことで、展開にハラハラモヤモヤしながらも、とてもほっこりとすることができる作品でした。また「あの半助さん」に、どこかで出会えればい -
購入済み
終わり方綺麗
タイムトリップ物語は終わり方で台無しになったり名作になったり。
このお話は、ゆったり余韻を引きながら綺麗に後生と江戸末期の通信を見せて、素晴らしい。 -
ネタバレ 購入済み
陰ながら新キャラ!
小野篁登場で、今後そういう方向で展開していくのかと楽しみ!でも本人たちはのほほんと美味しいもの食べてて幸せそう。私もご相伴にあずかりたいです。
-
購入済み
幸せな家族
半助さんの東京ライフも幸せそうだけど、江戸時代に置いてきた奥方や父上、弟も良い人で、本当に幸せな人生だったのだなとしみじみ思う。遠く離れても奥方のことをしんみり思い出してたり、どうにかして元に帰れないものか。
-
ネタバレ 購入済み
これで完!?
まさかこれで完なの!?もうちょいいろんな半助さんメニュー見たかった。まあ、料理以外は特に事件もなくほのぼのだったけど。しかし、最後まで恋愛要素ゼロだったのはあっぱれ。現代の半助さんは両親と暮らしてるあたり独身っぽいが、なんとなく恋愛要素ゼロな展開になりそう。こういう善意と友情と美味しい料理だけで構成された作品っていいなあ!と思いました。