【感想・ネタバレ】半助喰物帖（４）のレビュー

草香去来 / 灯まりも

慶応二年の第二次長州征討に従軍、合戦中に井戸に落ち、現代へタイムスリップしてしまった楢原半助（ならはらはんすけ）。現代日本で困っていた半助を見かねた一人暮らしの会社員・吉川香澄（よしかわかすみ）との共同生活もはや半年。社会人生活のストレスでお疲れ気味の香澄の生活を、半助の古き良き日本の知恵や習慣がうるおいをもたらす。幕末へ帰る手がかりを模索しつつ、現代日本の生活を謳歌し、おでんやカレーやスイーツなど現代ふうのレシピも我が物にしてしまうのだった！

[ななち · ★★★★★]

幸せな家族

半助さんの東京ライフも幸せそうだけど、江戸時代に置いてきた奥方や父上、弟も良い人で、本当に幸せな人生だったのだなとしみじみ思う。遠く離れても奥方のことをしんみり思い出してたり、どうにかして元に帰れないものか。

[ブクログ · ★★★☆☆]

タイムスリップ武士の現代生活、4冊目。ローストチキンにカレーに焼肉…江戸時代にはなかった料理がたくさん。半助がちゃんと調べるので、あまり知らなかった知識に触れられるのも楽しいです。元の時代のことも気がかりながら、平和な毎日が続いてほしいなと思いますねー。スーパーの池田くんがいいキャラクターで個人的にお気に入りです☺️。