中島秀之のレビュー一覧

  • AI事典 初版復刻版

    購入済み

    機械学習はAIの一部に過ぎない

    AI研究の温故知新。
    超コスパで基礎を概観できる一冊。

    今ではAIと言えば機械学習の代名詞と言った感じだが。
    AIの礎は人間理解と人に類する知的システム開発のために多様な学問から知見を得て研究する学際学問。
    哲学、生物学、脳科学、医学、言語学、現代数学、心理学等等。様々な学問からの知見と、そこから生まれた多くのアルゴリズムを外観できる一冊。
    今、機械学習を学んでる人にもオススメしたい。基礎を押さえておけば、応用の幅も広がる。

    #深い

    0
    2024年06月14日
  • 人工知能~その到達点と未来~

    Posted by ブクログ

    AI(人工知能)に関する最新の情報がわかりやすく概念で理解できお薦め。語句解説や研究者名と参考書籍が掲載されており便利。また具体的応用例についてもヒントあり面白かった。ディープラーニングへの期待がこの分野の専門でない私にもよく理解できた。「人間は環境との相互作用の中で生活している。脳だけを独立してシミュレートしても、知能は再現できないであろう。」奥深い世界に興味深々。

    0
    2019年01月06日
  • 人工知能革命の真実 シンギュラリティの世界

    Posted by ブクログ

    対談のおもしろさは、本音が 漏れてくることである。
    人工知能について、あれこれ言われているが、
    結局 人工知能とはなにか?が 人によって
    まったく認識が違い、その認識が違うままに 論議されて
    混乱していると言うのが 現状なのである。

    シンギラリティとは、技術的特異点ということであり
    人間の知能、知性を 人工知能が超えることになる。
    計算機などは 人間を超えた計算ができ
    チェス、将棋、囲碁は 人工知能が 勝っている。
    ある意味では シンギラリティが いくつかの分野で
    超え始めているが、本当に 人間の知能や知性を超えられるのか?

    人工知能と言っているのであって、人工知性と言っていないことが
    重要なのではないかと思う。
    結局は 生命をもつものの 判断力としたいことをするということと、
    身体性がないことで、結局は 人間を超えることはできない
    と言うことなので、シンギラリティは 部分的にしかできない。

    Vertial の日本語訳が 仮想ではなく、本質、事実である
    という指摘が おもしろかった。訳の仕方で、ずいぶん違ってくる。
    ハピネスから ウェルビーン というのもいいね。

    時間軸の混乱によって、過去、現在、未来が入り交じる。
    VRの発達によって、ポルノが変わる。
    中味ではなく、外見によって 新しい世界をつくる。
    「考える」という行為を どう考えるかで、
    人工知能の役割が変わってくる。
    実におもしろい 対談だった。

    0
    2018年03月18日
  • 人工知能革命の真実 シンギュラリティの世界

    Posted by ブクログ

    東京大学特任教授中嶋秀之氏と早稲田大学准教授ドミニク・チェン氏が行ったAIと人類の未来についての対話。
    歴史から現在、そして未来に向けて、AI以外のIT、脳科学、哲学、SF等縦横無尽に飛び交う話がとても刺激的です。
    また、「人間の認知を超える複雑なプログラムを書こうと思ったら細部はもうAIおまかせにして、人間は全体の構造を考えるようにしないといけない」との一節が正にわが意を得たり、これがメタプログラミングへと向かうITの未来なのだ。

    0
    2018年03月03日
  • 人工知能~その到達点と未来~

    Posted by ブクログ

    理論や構成などの専門的な部分は省いて、AIがこれからの社会にどう組み入れられていくのかを焦点化して読んだ。

    結果、面白い。

    この書では、社会がAIに飲み込まれるのではなくて、働き方とか休み方とか、これまでの生き方を見直すきっかけになるとしている。
    かつての自動車の誕生は馬車を無くしたけど、代わりに自動車製造業や運転手といった新しい働き方を産んだ。
    医療のように新薬や症例の情報更新が目まぐるしい分野では、既にAIが巧みに使われている。教育においても、学習者の理解度に応じた個別対応が可能になる、という点ではAIの波及はあり得る。
    障がいに応じた対応も行えるのかという部分について、読みながら思考した。

    社会が考えるべきなのは、AIの使い方だ。道徳の判別のないAIに世の中を託すのではなくて、道具としてのAIを使う人類が、社会のより良いあり方を検討すことが必要と感じた。

    0
    2026年03月15日