カンザリンのレビュー一覧
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無料版購入済み
原作小説も漫画版も未完!
エロ漫画家として大好きな無望菜志先生が伊崎喬助先生のライトノベルを漫画化した作品
残念ながら原作小説は志半ばの結末を遂げているし漫画版も既に終了している
三国志を元にしたゲームなどで好んでいた現代日本人男性が何故か後漢王朝の朝廷に居座る董卓の孫娘である董白として転生してしまうという始まりだけだと全然期待できないのだが
実際には何とか生き残ろうと知恵と口八丁をはかる中身は男の10歳女児・董白によって三国志直前の中原(「ちゅうげん」)は更に混乱していくという物語
女性なのに馬超を名乗る馬騰の長子が現れて董白の護衛となる、とか無知なだけの作家に発想できる事ではない -
購入済み
思ったよりしっかりしている
流行りの転生ものかと思いつつ三国志が好きなので購入。
思っていたよりもしっかりしていて面白い作品だった。
単に三国志の歴史をなぞるのではなく、割と早い段階で大きな変化があって続きが気になっていく。
イフものが好きな人にはおすすめです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙買いで、中身にはあんまり期待してなかったけど、意外に悪くない内容でした。というか普通にエンタメとして面白かったです。主人公がTSなのが物語上意味があるのかよくわからないけど…
三国志といういわゆる歴史物ですが、董白以外の周りのキャラクターも現代風の性格にアレンジされていて、親しみを持てるように工夫していたのが印象的でした。とても感情移入しやすくていいと思います。
また、登場人物の設定に原作とは違った大胆な変更があり、その辺りも今後どう物語に絡んでくるのか楽しみなポイントです。
なかなか続きが読めていませんが、いつか読もうと思います。 -
購入済み
同じ作者さんの別作品から飛んできました。
安くなっていたのと絵柄、そして試し読みを最後まで一気に読めたから購入です。
合わないと、試し読みですら読み切れないたちなので。
一冊読んだ感想としては、物語序盤って感じでしょうか?
世界観の説明と勇者だった主人公が魔王になったことを受け入れるまでの話で、展開が盛り上がっていくのはこれからでしょう。
人間対魔物、主人公が魔物側、とくれば定番の、人間側のきな臭さはプンプンしております。
物語が然程進んでない印象があるので、テンポよく話が展開していく方が好みであれば合わないかと。 -
Posted by ブクログ
反董卓連合軍が瓦解した後も董白が生き残り、長安で内政を行っている時点で正史から外れている本作の三国志
前巻では内政を中心に問題が描かれた。正史から外れた世界で更に面白い物語が描かれるとしたら、今後は長安の外という事になるのだろうね
それも有ってか、この巻で董白は各所に遠征する形になっているね。……実際は度重なる児童誘拐なんだけども(笑)
本作で董白を利用することになる豪傑の曹操と孫堅。二人の利用方法にはスタンスの違いが見えてくるのが面白いね。それは天下に覇権を轟かせる未来へ直結しているかのように感じられた
董白を華麗な手際で拐かした曹操は底が見えないね
董白を誘拐したのは袁紹との交渉に利用したい、董白に南を引っ掻き回させたいとの思惑が有ったようだけど、どちらかというとこの混沌とした局面で董白がどう動くか見極めたかったというのが本音の気もする
というか、この人物は事態を何処から何処まで想定して、事前に準備していたんだろうと恐ろしくなってしまう。董白が自身の手元から更に誘拐されたのは予想外の事態だろうけど、そこから起こった出来事は全て曹操の掌の上だったのではないかと思えてしまう……
それに対して孫堅は英傑に相応しい懐の深さを持っているけど、一方で人間的に素直過ぎる人物と言えなくもないね
董白が兵站で困窮する自分の手元に転がり込んできてもすぐにはそれを最大限利用しようとしない。そこに英傑として、大人として、男として一線を引こうとする
その姿は格好良いけれど、手段を選べる段階では手段を選んでしまう姿勢は曹操に劣っていると言われても仕方ないものだったのかもしれないね……
それとは別の方面で馬超と趙雲の仲に進展が有ったね
第2巻末の頃から董白軍の中枢を成す双璧だったのだけど、馬超は董白が大好き過ぎだし趙雲は女性が大の苦手。あまりに相性が悪かっただけに反発が起きればまだマシな方といった有様だった
けれど、南方に攫われた董白を迅速に救い出すには一致団結の必要がある。そこに打倒呂布も絡んでくると成れば尚の事
そんな最悪の仲が改善されるきっかけが何で有ったかを明確に語るのは少し難しいけど、あるとすれば本物への憧憬?
死んだ兄の功績を引き継ごうと兄の代わりになったものの偽物から脱せない馬超
凡夫なりに努力して努力に重ねても本物の才能には敵わない趙雲
その2人が対峙することになったのは本物の天下無双である呂布だったのが逆に良かったのかもしれない。必死に足掻く者をあざ笑い、必死に努力する者をあざ笑い…
本物の武として他者を蹂躙する呂布を相手取ったからこそ、2人は細かい遺恨を抜きにして協力しなければならなかった
それが超絶の連携プレイを生み出すのだから不思議なもの
結局、2人は仲良く成れたのか成っていないのか…
何はともあれほんの少しでも歩み寄りが出来たなら2人は董白を支える逸材としてまた一歩成長できたということだろうね
呂布や孫堅が沈み英傑たちの版図は更に見通せないものになった
その中で誰からも注目されないまま静かに義王としての表舞台に経とうとしている劉備がそこはかとなく恐ろしい -
Posted by ブクログ
これまでは呂布や反董卓連合軍などの目に見える敵が明確に存在した。だからそれに立ち向かっていけば良かった
それらを撃退できた事で内政に専念できるかと思えば、そうは上手く行かないようで
この巻では内政に苦しむのは勿論のこと、歴史の流れから外れ始めた事で史実と異なる問題や見えない敵に立ち向かう董白の活躍が描かれているね
また、この巻では董白の悪癖に絡む事項も幾つか詰められているね
現世ではささねを追い詰めた悪癖。しかし、三国志の世界では逆境を切り開くスキルとなっていたが、前巻では劉協相手に悪癖は意外な方向へ進化を遂げていた
いわば董白にとって新たな悩みの種になりつつ有ったのだから、その悪癖を忌むのはある意味当然だったのかもしれない
というか、劉協との関係を更に拗れさせているし
だからってその悪癖を手放すとは思わなかったけど
董白にとっては忌避の力であっても、特色あるスキルなのだから封じるのは惜しい気もするけどな……
それもあってか、この巻の前半において董白の活躍は控えめ。あの悪癖が無い董白なんて暴虐の魔王の孫娘とは思えない程に大人しい存在
そして追い詰められれば悪癖を欲してしまうのは、結局の所、董白は無力な存在でしか無いからだね
人の上に立つなら無力のままで居て良い訳がない
相手を捻じ伏せる力を欲するならこの悪癖は使いこなさいと勿体ない
というか董白の場合はあの悪癖が発動しないと董白じゃない、と思えるくらい既に馴染み深い言動になってますよね?正直、あの罵倒シーンを待ち望んでいる自分が居るよ?
まあ、董白の中身おっさんなんだけども
そしてこの巻では董白だけでなく趙雲の活躍も目立っていたね
董白に魅せられつつも控えめな理由で董白軍に加わった趙雲。キャラが濃い馬超に比べて、活躍も控えめなものになるかと思いきや、強敵が現れた事で彼の凡才なりの異才が見えるようになっているね
董白から部下を任せられても、そもそも人の上に立ったことがない趙雲は人を上手く使えない。結局は単独行動になり、甘寧に隙を突かれるきっかけとなってしまう
甘寧も単独行動タイプなのだけれど、その類稀な才能によって人を魅了し部下を手懐けるタイプ
それに対峙する趙雲も他者を魅了する何かしらによって人の上に立つべきだったのだろうけど、彼が見出したのは意外な信条
三国志の武将としてアレは有りなのか?と疑問に思うものの、本作における趙雲の性格を考えればその方が有っているのかもね
そもそも主の董白が武力によって天下統一を狙っているわけでもなし
自分の信条を確かなものとした彼はこれから董白軍の中で頼りになる存在になるんじゃなかろうか
2巻に続き今巻も出現した名前を偽る者達。彼の方は名前を偽っているのは何となく想像していたけど、その正体は予想外なものだったな
どちらかというと最大の驚きは馬超の方ですよ!
本作では序盤から登場し董白の味方となった馬超だけど、史実と異なり女性の姿。これはライトノベルとしてよくある展開の一つだろうと単純に受け取っていたのだけど、まさかの偽りが存在する……!?
董白が攫われ、馬超は閻行に大敗
中心人物の二人がこの状態だと普通に董白軍って瓦解してしまうのでは……? -
Posted by ブクログ
どうにかこうにか呂布を退けた董白陣営。けれど、本当に脅威が去ったわけではないから、陣容を整える必要が出てくる
けれど、武将をスカウトしようとすれば邪魔になってくるのが董卓の名前だね。
現状では董白陣営の下地として董卓の影響は無視できないのだけど、董卓と言えば天下の魔王。それを引き継いでしまった時点で董白も魔王の後継者ということになるし、義を重んじる者からすれば、その時点で討滅すべき敵という事になってしまう
唯でさえ、優秀な人材が限られてくる董卓陣営からのスタートなのに、更に人材集めに不利な要素が在るのは董白の行動を難しくしているね
こう考えると初期の時点で馬超が大した努力もせず味方になったのは本当にSSRガチャを引いたと同じくらい特別な出来事だったんだなぁ……
また、人材をスカウトしようとすれば問題となってくるのが董白自身の志だね
武将をスカウトすると成れば、相手がこちらに味方するだけの魅力を提示しなければならない。けれど、今の董白が持っているのは董卓の遺産ばかり
そして董白自身の志に天下の平定など全く存在せず自身が逃げることしか考えていない。
董白は劉備に対して、劉備の持つヴィジョンは連合で共有されているのかと問うけれど、一方で董白こそ自分がスカウトしようとしている相手と共有できるようなヴィジョンを持っているのかと聞きたくなる
結局の所、相手から魅力的だと思われる材料も、また義の志も持っていないから董白は誰もスカウトできない
その志しを変えるきっかけとなったのが董白を早い段階で裏切った呂布の部下である高順であったのは面白いな
彼は戦闘狂の呂布の部下でありながら、処刑されるリスクを冒して董白と交渉した。また、自分の策が失敗してもその不始末を董白に押し付けない
目の覚めるような愚直さを持つ彼によって放たれる一つの疑問は董白がこれまで全く考えてこなかったもう一つの道を開かせるものだね。そしてこの道を手にできたから、最高の人材をスカウトできたわけだ
志を新たにした董白に魅了された趙雲
彼は言動以上に素晴らしい槍使いであり危機察知能力の高い人物のようだね。まあ、その反面、驚く程に女性が苦手という弱点を抱えているのだけど(笑)
また、董白の影響で世間を斜めに見ていた皇帝の劉協も影響されたようで
自分のせいで兄は殺された。自分を利用する為に様々な人間が暗躍する。自分の言葉一つが天下のバランスを変えてしまう。だから、自分というものを持ってはいけない
このように様々なものを諦めていた劉協が土壇場になって、董白のために体を張った。それが最強最悪の敵が振るう刃から董白を守った流れは良かったな
まだ董白の敵は多く、味方は少ない
けれど、少しずつ董白の味方をする者は増え始め、そして逃亡以外のゴールが見えてきた
ここから強敵ばかりの環境で董白が歴史の荒波をどう乗り越えていくのか、見ものだね -
Posted by ブクログ
三国志関係の書籍って幾つか読んだ事は有るのだけど、ゲーム関係には手を出した経験がないからか、イマイチ誰が誰の関係者というイメージが湧かなかったり
それも有って、本作で扱う董卓独裁時代はあまり知らなかったり。その娘ともなればほぼ無知に等しい状況
まあ、後書きにあったあのゲームのイラストは目にした事は有ったりするのだけど、本当にその程度の知識かな
歴史上の人物に転生して現代知識や歴史知識を駆使して覇道を歩む。そう書いてしまうと簡単に思えるけど、そこに歴史に名を残す豪傑達の思惑が絡めばそう簡単には行かない。おまけに転生先が董白なんてほぼ活躍のない人物なら尚の事
この状況を30歳無職のささねはどうにかして生き延びなければならないわけだね
というか、始まりから割と詰んだ状態から始まっているのね。祖父の董卓はその横暴さによって恨みを買いまくりで反董卓連合軍は結成済み。おまけに董卓の部下である呂布は謀反の兆しを見せ……
と、ここから逆転の道が有るなら見せて貰いたいと思う程に既に詰んでいるように見える。更に董白が何ら秀でた能力を持たない幼女であるなら、白旗を上げたくなるほどに不利
ここでささね扮する董白は自身の生存の為に行動することになるのだけど、一方で本人の病的な口の悪さによって望まないレベルで自身の立場を確保していく描写は面白いね
董白に何の能力もないという点は先述した通りなのだけど、その中身であるささねが追い詰められた時ほど、相手の人格を執拗に口撃できるというのは一つの特色
武力でも統率力でも負けていても口の悪さによって勝てる。それが本作の主人公たる董白の魅力だね
また、本作に登場する他の人物も一癖も二癖もある人物ばかり
董白ガチ勢の李傕を始めとして、何故か女の子として登場する馬超、自身や他者の死に無頓着な陳宮等々
中でも第1巻の敵として登場する呂布は飛び抜けた個性を持っているね
一見すると戦闘狂のような後先考えない人物。けれど、董卓軍の中で多大な影響力を持つことから判るように、政治的な重要人物である点を自覚していると同時に最高の戦いをする為に冷静な判断ができる軍人でもある。つまりは後先を考えられる戦闘狂
武力がないから口撃に頼るしか無い董白ととても相性が悪い。それを示すように作中では何度も董白に煮え湯を飲ませているね
今回は何とか撤退させる事ができた呂布や反董卓連合軍。つまり、これによって本格的に史実の束縛から逃れたということになる
これからは未来の知識を持っていても役に立たない事態があるかもしれない、それに対して無力な董白がどう立ち向かっていくのか?というよりも無事に本人の望み通り逃亡を果たすことが出来るのか?
そして董白を助けながらも意外な正体を隠し持つ劉備がどう動くのか?
色々と気になる要素を見せつつ、三国志知識が無くても十二分に楽しめそうな本作がこれからどのような覇道を見せるのか気になるね -
購入済み
意外と面白い
三国志を舞台にした、チート、ハーレム等の物語かなと試しに4巻まで読んでみましたが、意外としっかりしたif系三国志でした。この先の展開がどうなっていくのか楽しみです。
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Posted by ブクログ
前巻にて天下無双の呂布は無力化された。彼は生き残ったとしても歴史に関わる事はないだろうと思われただけにこの巻の主題に躍り出た点には本当に驚かされたよ
天下無双として他者を蹂躙する権利を持つ呂布。けれどその原点にあったのは他者からの蹂躙に納得できない幼い子供だったわけだ
事態は曹操が貂蝉を抱き込んだ事で想像を外れる流れへとなっていくね。
未来を知る董白が序盤においてやろうとして出来なかった人材集め。それを元々人材や資源豊かな曹操がやるとああなってしまうのか
だからって諸葛孔明目当てに戦争をおっ始めるなんて豪胆すぎるけども。確かに史実における曹操の命運を考えれば孔明の処遇をどうするかによって野望に大きく影響するわけだから、事前にそれを知っているなら何としてでも確保しようとするかもしれないが……!
そうして曹操の脅威度が上がるなら、董白が単独で曹操とぶつかるなんて難しい話になってくる。北からは曹操が迫り、南には劉備が陣取る。董白の天敵が居並ぶ状況。まさかここで劉備と協力する展開が始まるとは思わなかったよ
序盤の問答により何が有っても相容れることはない立ち位置となってしまった董白と劉備。史実との絡みを考えても帝を利用している董白を劉備が信用する筈がない。だから董白も劉備を頼りにするなんて考えは湧かなかった
それを孫尚香が仲立ちするとは……
関羽の刃を止めさせた友を思う心。以前は劉協が董白に対して示した。今度は董白が孫尚香に対して示し、更には関羽への気遣いも見せた
それは仁を司る劉備に響くものになるのか
董白は変わらず簒奪者の立ち位置。けれどその心にあるのは未知の仁。これを期に関羽が何としてでも殺さなければならない相手からは外れたのだろうか…?
そうした緊張感有る描写の中で段階を踏んで描かれるのは天下無双だった者の末路
ボロボロの身体で方天画戟を振るえず赤兎馬にはそっぽを向かれ剄を満足に練る事も出来ず、更には復讐さえ遂げられない。そうなればもはや天下無双ではなくただの呂布。他者を蹂躙するあらゆる要素を失ってしまったからこそ顔を出すのは呂布という個人のパーソナリティ。蹂躙され行きたい場所へ行けなくなってしまった幼い心
そういった者をこそ救う為に、もしくは中原を変える為に行動する董白の行動は呂布が変えられなかった境界線を変えるもの。いわば呂布が失ってしまったものを託す相手となりえるのか……
呂布が末期の一矢として放った無双は戦場を一変させる凄まじいもの。董白が交渉によって終わらせようとした戦争を、たった一矢と天下無双の名によって終わらせてしまった
それは董白陣営に足りなかったものであり、人生を終えようとする呂布が最期に魅せられる天下無双だったのかもしれなくて
いや、本当に気迫の籠もった一矢でしたよ……
天下無双の死を契機に三国志は再び蠢き始めるかと思いきや、まさかのここで終わりか…
作者が後書きで述べているように終わり方を納得できる三国志モノは少ない。本作はせめて魔王の孫に転生してしまった董白の行き着く所まではせめて見たかったのだけどな…… -
購入済み
ありきたり
何と言うか、同じような作品があり過ぎて、目新しさはまるでない。
全体的に盛り上がらず、最初から最後まで一本調子と言った感じ。
復讐もサクッと終わるし、主人公を強くし過ぎて続かなくなりそうなんで、ちょっと敵側も強くして話を伸ばすらしいです。
二巻まで一緒に買ってしまったのは大失敗。
盛り上がりもないし、つまんない戦いばかりなので、ストーリー的な内容が全くない。
かなりつまらない作品だと思います。