田口まこのレビュー一覧
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購入済み
短いは正義
普段から文書に想いを込めすぎるところがあり、長文傾向にありました。
一方で長いメールや文書をみて嫌気がさすとともに理解に時間を要しておりました。
この本を読んで、60文字ワンセンテンスを基本に一文一意に徹するよう心がけています。
絶対ルールや見出しテクニックを意識することによて効率的かつ効果的に文書を作成することができるようになった気がします。
また、あいさつや枕詞的なものを排除することによって文書作成の能率があがりました。
あらためて、文書作成は書き手/読み手の両方にたって作成することが重要であるということをこの本で気付かされました。
一読する価値のある本でした。 -
Posted by ブクログ
やまちゃん推薦
今年はもう一度基礎の基礎から勉強しようと思っている。
本書を手に取ったのもその一環
(実は文章術に関する本はほとんど読んだことがなかった)
この本は、さくっと読める
読みやすい文章を書くためには、日頃から読みやすい文章を読み、使う言葉も精選したいと思った。
・1文は60字以内
・Wordなどで文章を書くとき
設定どうなってる?
A4 12ptだど1行35字
つまり1行半(60字)を超えるとわかりにくい
・タイトルは20字以内
・1人のペルソナに届くイメージで書く
・文の贅肉をとる
①いただく
②してあげる、してくれる
③していただいてよろしいでしょう -
Posted by ブクログ
伝わるのは1行。
著:田口 まこ
1行こそが、あなたの可能性を広げる。
こんな時代に、何かを伝えようとするとき、長文を隅々まで読んで理解してもらうことは不可能。見た瞬間に右脳で、直感的に内容を理解でき、なおかつ「面白そう」と思ってもらえる、簡潔でわかりやすく、気の利いた表現で伝えることが重要。
文章にも、少しのことでガラリと変わる、そんなコツがある。本書では、普段文章を書く機会が少ない人でも、簡単にマネできて、すぐに使いこなせる、コピーライターのテクニックやコツについて以下の4章により説明されている。
①残念ながら、2行以上の情報は読んでもらえません!
②伝えたいことをギュッと凝縮する4つ -
Posted by ブクログ
「短いは正義」
さすがコピーライターだけあって、タイトルも秀逸。
わかりやすく、読んでもらえて、ちゃと伝えられるには短いのが一番。
文章周りの仕事をしていて、腑に落ちるところ、そうそう、と同意すること、目からウロコのこといろいろ。本の造りとしては、ちょっとゆったりしすぎだと思うけれど、それもコピーライターの本だから納得。途中の練習問題?みたいなのは蛇足。
一文60字に一メッセージ。
p50
*「見出し」で説明してはいけない
↑
タイトル、見出しは、内容の要約ではない。相手を惹きつけるための武器。そのためにはメッセージは1つ。
p108
*「数字入りフレーズ」で深く印象に残す
p134
数 -
Posted by ブクログ
テクニック1
「助詞抜き」技
▼助詞を抜くだけで、1行に躍動感が出る
▼「助詞抜き」で、SNSの1行がイキイキとした印象に
▼タイトルにしたときも効果バツグン
テクニック2 「入れ替え」技
▼順序を入れ替えるだけで、平板な言葉がドラマチックに蘇る
▼「体言止め」との合わせ技も有効
テクニック3 「くり返し」技
▼言葉をくり返す、ただくり返す
▼強めたい言葉を、何度も何度もくり返してみる
▼韻を踏んで3つの言葉を組み合わせる
テクニック4 「かけ声」技
▼文頭に呼びかけるような〝かけ声〟を入れて、気持ちをこちらに向かせる
▼動詞で呼びかけるのも効果的
テクニック5 「 -
Posted by ブクログ
コピーライターである著者が心に刺さる1行を書くコツについて解説した一冊。
情報が溢れる現代で長い文章が敬遠されることから1行で表現することの重要性を本書を読んで感じました。
そして1行を作るために絞る、広げる、選ぶ、磨くという4つのステップを踏むことや
助詞を抜くことや繰り返しやかけ声や対句を駆使することなど1行を輝かせる7つのテクニックが紹介されており勉強になりました。
また20個のシズル言葉を使うことによって直感的に表現することもあって世間でも多用されているとも感じました。
また、巻末の女心を掴むテクニックも面白いと感じました。
本書で紹介されているテクニックはそんなに難しいものではな -
Posted by ブクログ
日々仕事をする中で、文章が読みづらい人が多すぎる課題感があり、何とか上手に指導できないものかと思って手に取りました。
とにかく「短く書くこと」の大切さが述べられてます。もともと一文を短く書くことは意識していましたが、60文字と繰り返し言われることで改めて意識が高まりました。やはり本は良いですね。
他に、意図的に漢字を多く使うことで格調を高めたり、短く書くためのコツ("という"、"いただきます"の排除、順接の接続詞の排除)など、改めて学びになりました。
惜しいなーと思うのは、こういう本を書いてる方はコピーライターが多く、結局最終的にはキャッチコピーっ