北原茂実のレビュー一覧

  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    素晴らしい闘志を心から敬服します。この国にそれをやり遂げる力が残っているか否か別に、深い洞察分析と具体策がで維持されていると思います。

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    2023年11月05日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    ネタバレ

    病院を経営されている現役の方の医療制度と社会の変革の話
    医療費崩壊を防ぐために民営化と個々人の医療へのアプローチの仕方を問う、今も海外から実践されているためになる本
    すぐに病院にいくなどして医療漬けになってる日本社会と海外との仕組みの差、また聖職者としての医療を求めすぎていて現行制度との齟齬がどう生まれているかがわかりやすく書かれています

    今実際に著者の方が実行されていることとその目論見など含め、考え方を改めさせられる読みやすくわかりやすい良書でした

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    2015年11月22日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    ぶっ飛んだ内容のようで、しっかりと根拠があり、実例がある。自分の考えを実践して、結果を残している。医療という切り口から、日本のビジネスのあり方を説いているビジネス書だった。医学系の書棚に置くべき本じゃないなと思った。
    社会を変えるのは政治ではなく、ビジネス。利益を出してなんぼ。当たり前だけど、これはとても頭に残る内容だった。

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    2014年12月26日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    既存の枠組みに入りきらない北原先生の考え方・思いが伝わってくる一冊です。
    よい意味でぶっ飛んでいますね。

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    2014年12月13日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    書き出しの「ムーの大群が川を渡る話」に始まり、それに内容が伴って、見事に帰結している。
    この著者は、本物のイノベーターであり、文才もある。
    最高に素晴らしい本である。

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    2014年12月13日
  • 「病院」が東北を救う日

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    本書での「病院」は、人間らしい豊かな生活のお手伝いをする場所、という程度の意味です。

    お年寄りを社会保障のコストと考えず、社会の一員としてどのように地域経済に参加してもらうか、というとこが本書のメイン。東北というよりは高齢者社会に対する処方箋、かな。

    清掃活動等のボランティアなど、自分のできる範囲で地域に貢献すれば、地域通貨をプレゼント。その通貨を医療費として使えれば一石二鳥じゃね?て考え方(もちろん普通の買い物にも使用可能)。

    すんばらしいのは、只の夢物語ではなく八王子のご自身の病院で地域通貨を実践されているところ。国の規制があって、なかなか理想までは時間がかかりそうですが「外堀埋めて

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    2013年12月07日
  • 綾戸智恵、介護を学ぶ

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    ジャズ、ゴスペル シンガー 綾戸智恵さんが、母ユヅルさんの介護を通して、介護や認知症について学んでいった記録。
    綾戸智恵さんは介護の過程で、介護や認知症に対してだけでなく、母ユヅルさんや自分自身はもとより人間について、旺盛な知識欲で多くのことを学び実践されている。
    この本の素晴らしいところは、単に「綾戸智恵の介護記」、ではなく、書名の通り介護やリハビリについて、その知識と対応の仕方など、実践的かつ理論的なテキスト、ともいえる内容になっているところ。
    3人の専門家との対談も非常に有益。綾戸さん自身の体験、その体験から導き出された数多くの気付きは参考になる。それにしても綾戸さんの表現力と理解力に感

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    2013年02月10日
  • 「病院」が東北を救う日

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    必要なのは「復旧」ではなく「復興」である.
    ハード面ばかり見ていかに街を震災前の状態に戻すか,ばかり考えるのではなく,どう人間が人間らしく活力を持って生きていけるようになるかというソフト面を考えて早急に復興プランを実現していくのが重要.
    筆者は,手術等のプロしか提供できないサービスのみを病院で提供し,リハビリ等は既存のサービス・インフラを十分に活かしつつを街の中のコミュニティで行なっていくという復興プランを提唱している.

    このプランの今後に期待.

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    2012年06月30日
  • 「病院」が東北を救う日

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    町全体をリハビリテーション空間と考え、地域通貨まで見据えた住民相互のポイント制ボランティアシステムを導入す。お年寄りか元気に社会参加できる体制を整える。コンビニを拠点とする総合生活サービスシステムを構築し、「病気にならない町」を作る。

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    2011年12月07日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    病院の株式会社化。面白かった。
    政治以外で社会を変えるのは1人ひとりの市民で社会を変える手段をビジネスと呼ぶ。
    医療とは「いかによく生き、いかによく死ぬか」を支援するプロジェクトであってそのすべてのアプローチは医療であり、医者以外の人たちも立派な医療者であること。
    医者がこういう本を書いてるのはいいことですよね。
    高齢化社会とはお年寄りがたくさんいる社会を意味するのではなく働き手が少ない社会という意味でもあるということ。
    国民皆保険の存続は今後不可能でしょうね。
    病院は何もしないのが1番儲かるみたいです。
    なので著者は病院の株式会社化を目指してます。
    病院を経営できる人間を育て、しっかり利益を

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    2018年01月26日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    医療システムに提言を投じる1冊。医療のビジネス化を行うことで医療サービスの向上を図る、医療が今後の日本の基幹ビジネスとなる等、読んでいて説得力のある内容が並ぶ。なぜ実践できないかと考えると医療が聖職である考え方と既得権益の壁。どの改革にも同じような問題が並ぶという事か。気づかされたことは、人を幸せにすることが医療行為という考え方。この考え方から言うと、私も医療従事者かな。

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    2015年10月12日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    21世紀は医療の世紀として、「医療」をビジネスとして捉える面白い話であった。
    現在、日本においては医療は国の運営による完全な福祉であるが、
    それを超高齢化社会となる2030年までに日本の基幹産業(ビジネス)に変えていこうというもの。
    そうは言っても決して夢物語ではなく、カンボジアやブータンではすでにそのための救急医療センターの設置などがスタートしている。
    キューバやタイなどの諸外国がどのように医療を位置付けているかという話も興味深かった。
    それらの事例は非常に説得力があり、
    高齢化が劇的に進む日本においても、従来の医療制度を見直し、変革していくこと重要性を強く感じさせられた。

    最後の章にある

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    2015年02月28日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    国民皆保険制の撤廃と、病院の株式会社化を主張する一冊。既存の制度概要と医療現 場の課題のズレ、そして日本国内の潜在的な医療従事者層の厚さといった一側面を学べる。 主張に対する裏付けとして、海外事例が もっとあれば良いと感じたがなかなか実態としては少ないのかもしれない。

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    2015年02月03日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    儲かる医療を行うことによって医療を将来性のある産業にする。
    日本では規制が厳しいので海外で初めて成功してから日本に持ち帰るリバースイノベーション

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    2019年05月21日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    2030年には医療は国内最大の産業に。国内医療改革。海外への医療産業の輸出。リバースイノベーション。

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    2014年11月30日
  • あなたの仕事は「誰を」幸せにするか?

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    医療は今後大きく飛躍していく分野だと思って手にとった一冊。援助というのは表向きとても良いように見えるけれど、効果は一時的なものに過ぎない。「ビジネス」でなければ継続出来ない。

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    2014年11月04日
  • 「病院」が東北を救う日

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    流し読みしたので今度読み直す。
    これだけの理想と行動力と勉強をする力を見習いたい。
    一番納得したのは人が活気を得るには尊厳が必要で、施しからは何も生まれないというところかな。
    生活保護もしかり。

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    2012年06月05日
  • 「病院」が東北を救う日

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    あぁ、なんて自分はうんこなんだろう、さっさと何かをうみだせる人になりたいと思った。

    以下、要約

    必要なのは復旧ではなく、復興であること。
    そのために必要なのはハードではなくソフトウェア、システム。

    復旧というのは、ただ壊れた施設を立て直していくことで、
    結果、産業が復活しないだろうし、出ていってしまった人は帰ってこないし、生活保護の街ができあがってしまう。

    医療を産業として世界に輸出していくためにそこで、新しい次世代のシステム、それも少子高齢化に対応できるシステムをつくりあげる。それを世界に輸出していく。それが被災地の復興(あたらしく成長していける産業をつくる)につながる。

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    2012年04月02日
  • 「病院」が東北を救う日

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    著者が、今まさに、決意され進行しているプロジェクトについて、と、震災直後から被災地を訪問、官や、政治的な働きでは出来ていないことを民間の力で行おうと考えて思考する中からのアイディア。
    既に、外国や八王子で実践してきたことをさらにブラッシュアップされていくという決意表明ともなっている。
    八王子の病院で、医療費負担をリーズナブルにするため、ご家族が病院運営に関してなんらかの奉仕をすることでポイントがたまるというのは、インセンティブとしてもかなりよいアイディア。
    共鳴共感応援!

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    2012年01月08日
  • 「病院」が東北を救う日

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     職場の本屋の平積みから、タイトルで購入。

     医者の復興への提言というのは、自分にはあまりネットワークがなかったので、大変新鮮な感じがする。

     おっしゃっていることは非常にもっとも。

    ①ODAのようにして住居や防潮堤だけを持ち込んでも、本質的な復興にはなるはずもないでしょう。必要なのはハード面だけでなく、被災者の生活そのものを復興するソフト面の議論なのです。(p74)

    ②例えばかぎられた地区でもいいから圧倒的な成功事例をつくり、その成功モデルを被災地全体に広げていきたい、と考えているのです。成功事例があれば、さすがに国もうごかざるをえないでしょう。(pp86)

    ③町全体をリ

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    2011年11月23日