山口マオのレビュー一覧

  • かさをかしてあげたあひるさん 村山籌子おはなし集

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    いろんな話があったけど、よくわからないお話の方がよくわかるお話よりも多かったから、意味がわからないところもあったけど、おもしろかったと思った。

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    2025年05月28日
  • ねこのあいうえお あそぶため うまれてきたのさ ぼくはねこ

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    五十音順に、五七五のリズムに乗せて語られる猫の気持ちが微笑ましくて、とても楽しい。
    絵も雰囲気があって可愛くて素敵。
    こういうの、だーいすき。

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    2022年11月13日
  • ねこのあいうえお あそぶため うまれてきたのさ ぼくはねこ

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    山口マオ先生の版画が大好きです。独特の表情を浮かべている猫たちに、あいうえお五十音の、リズミカルな言葉が添えられています。詩と版画が絶妙なバランスで構成されていて『猫あるある』が面白く思わずニヤっとしてしまいます。
    猫が好きな方にプレゼントしても喜ばれそうな、子供から大人まで楽しめる本です。

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    2022年11月02日
  • ねこのあいうえお あそぶため うまれてきたのさ ぼくはねこ

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    犬派の私がメロメロになる。
    五七五がいい感じ。いちばんすきなのは

    もうすこし おおきくなったら とらになる

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    2022年10月30日
  • ねこのあいうえお あそぶため うまれてきたのさ ぼくはねこ

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    大人が楽しめる猫の絵本。
    15年前に猫のカルタの構想があったらしい。
    でも、この形が、読んでいて楽しい。
    猫のあるあるが、いっぱい。

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    2022年09月22日
  • そらとぶこくばん

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    2年1組の黒板には不満があります。
    こどもたちは黒板を見ないし、先生は書かずにしゃべってばかりで黒板を使いません。

    黒板は王様の食卓になりたいのです。
    がまんして黒板をやっているのです。

    ある日一念発起して王様の食卓になろうと教室を抜け出します…

    これは黒板の転職の話。

    夢を追いかけて苦難に立ち向かい、えいやっと新しい世界に飛び込みますが、そこは厳しい競争の世界。
    ライバルたちがたくさんいます。
    他を目指して再び旅立つものの、更なる苦難の連続。

    満身創痍、助けてもらったところでやっと居場所をみつけます。
    最初に夢見た世界ではないですが、自分を必要としてくれる場所、納得できる場所を見つ

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    2022年05月30日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    ネタバレ

    いいなぁ。
    川上さんのこの世界観はクセになりそう。
    ふわふわして優しくて。

    川上さんの夢日記が元になった物語。
    川上さんの紡ぐ「うそばなし」は現実離れしているのにとても自然体で、読んでいてすんなり受け止められるから不思議。
    「解説」の南伸坊さん曰く「奇妙で、トボけていて、ヘンなんだけれども、とてもホントウらしいところが魅力」
    まるで夢の中にいるかのような安らかさ。
    思わず微笑んでしまう位、おおらかに気持ちのいい読書を楽しめた。

    おどおどして転ぶばかりじゃ人生渡っていけない、とわたしは心に期した。「好き好き大好き」と叫ぶなり、わたしは恋人にローキックを浴びせかけた。ーーこのフレーズが好きすぎ

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    2018年06月01日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    再読です。読んでいると、へんてこな世界がかわいくて面白くて、心が立ち直ってぽかぽかしてきます。なにがあっても不思議じゃないなぁと、おおらかな気持ちになりました。不思議なのですが、今いる世界と地続きな気がします。恋したり、失って蛸を煮たり。この川上ワールドも大好きでした。

    「オランダ水牛」のラストで、「好き好き大好き」と言いながら、恋人にローキックを浴びせるなんて、戸川純かな…とちょっと思いました。

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    2017年10月17日
  • かさをかしてあげたあひるさん 村山籌子おはなし集

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    動物や野菜が登場する短編集。お話は教訓っぽいところもあり、日本版イソップ童話といったところ。一つの話が4P~6P。言葉遣いが丁寧でやわらかく、読んでいてほのぼのとする。絵も味があって可愛らしい。低学年向け。

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    2016年07月03日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    奇妙な夢と現を行き来するような川上弘美ワールドと山口マオのイラストの織りなす不思議で飄々とした世界。
    言葉の世界にとぷんと潜り込んで遊んでいるような不可思議さとなんともいえないおかしみが溢れた世界がとても楽しいです。
    どことなくエロティックなところも素敵。
    なんともいえず面白おかしく心地よい、ふっと気持ちを持っていかれる世界が詰まった一冊でした。

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    2015年04月26日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    友人にすすめられて読んだ一冊。

    不思議でヘンテコな世界。
    この世界観、たまらないです。
    気になってどんどん読んじゃいました。

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    2014年05月27日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    楽しげではっちゃけた感じ。川上弘美さんには、こんなニコニコ微笑んで読み進められる作品を書いてもらいたい。

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    2014年02月15日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    不可思議と言って差し支えない本。もぐらがしゅじんこうだったり、なんとも言えない化け物に恋人がなってしまって、でも全然悲しまない話だったり。
    なんかちょっと人間でいるのが悲しくなって、でも毎日は続いていく、ああ良かったあと思える本。面白いです。

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    2013年09月29日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    沢山引用をしてしまいました。川上さんの世界観は、一度味わったらじわじわとクセになります。何でもありで、変なことが起きても納得してしまうような、まさに夢の中を再現した印象です。川上さんの奇妙で不思議で、時々不気味系のお話のBGMには、谷山浩子さんの曲がぴったりだと改めて実感。

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    2012年12月18日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    川上弘美さんは、
    私はこの手のタイプの作品がいちばんすきです。
    おもしろいし笑えるし、
    気軽に読めるし。
    もちろん「真鶴」みたいなのもものすごい筆力をかんじて好きですが、
    あまりにすごくて厳かな気持ちになってしまうので。

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    2012年11月09日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あぁもう大好きだ!
    現実とファンタジーが入り交じった不思議な世界の日常を綴った物語。

    この世界にもお金という概念はあるし、家族や親族もいるし会社勤めの友達もいる。人間と他の生物との境界も明確のようだ。

    でも自分の子供たちをきちんとたたんで押入れにしまったり、甥の引っ越し先の大家が鳥だったり、自身が冬眠したりする。夫がいても悪びれず片思いしていたり、新しい恋人ができてうかれたりしている。

    わたしたちの暮らす現実の常識が、ここでは通用したりしなかったり…という、ユーモアとリアリティの狭間の世界。
    そんなアンバランスな日常が至って普通の来事として淡々と綴られていて、読むのが本当に楽しかった!

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    2012年08月26日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    一月一日から始まる日記。へんてこな、春夏秋冬。

    短いエピソードが日記となってつらつら連なる。

    季節の変わり目に長めのエピソードが挟まっている。印象深く主人公の記憶に残ったのだろう。

    不思議な日々を飄々とやりすごす。不思議を普通にとらえてやりすごす。しかし季節はこちらの世界と同じように流れているようだ。

    半分くらい川上さんの夢の話だという。こんなふうな夢が見られるのならば眠るのが楽しそうだと思った。

    うそにっきを毎日記してみようかと色めき立つ。夢はすぐに忘れてしまうから、夢日記はつけたことがない。

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    2011年05月16日
  • 椰子・椰子(新潮文庫)

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    シュールで大好き。夢ってこういうの見るよね(こういうの見ない人もいるか)。川上さんらしさ満載の人間じゃない話というか。で、きちんとエロさもありあり。でも湿ってない乾燥してるざらざらしてる質感で。
    どちらかというと私は川上さんの最近小説のほうが人間が描かれてる感じがして読みやすくて好きなんだけど、でも、独特のこの感じ、この感じと読み進めちゃいました。
    ジャンとルイは好き。ぺたぺたさんは私は追い出してしまうかもw
    ちなみに母に読む?って渡したらその場で一気によんでしまいました(笑)

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    2011年01月11日
  • そらとぶこくばん

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    2025.6小2 ひとり読み
    「しまの子どもが黒板に書いて、楽しそうにしていたから、黒板はいい気持ちかなと思いました。」

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    2025年06月22日
  • そっと心にささやく 元気が出る50の言葉

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    元気がない時、落ち込んだ時、悩んだ時、苦しい時、どうしようもない時に読みたい本。
    元気が出てくるフレーズが短く纏められている、素敵な言葉に会える本。

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    2024年09月08日