あらすじ
心優しいあひるさんは、雨のなか外にいるにわとりさんに傘をかしてあげたいけれど、うちに1本しかない傘をかしたらお母さんが困ってしまいます。心優しいあひるさんを描いた表題作をはじめ、川に落ちたまねぎさん、あごひげをなくしたライオンさんなど。愉快な動物や野菜たちが泣いたり笑ったり怒ったり、にぎやかな17編を収めた童話集。読み聞かせはもちろん、お子さんがはじめて自分で読む童話としてもおすすめです。
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Posted by ブクログ
動物や野菜が登場する短編集。お話は教訓っぽいところもあり、日本版イソップ童話といったところ。一つの話が4P~6P。言葉遣いが丁寧でやわらかく、読んでいてほのぼのとする。絵も味があって可愛らしい。低学年向け。
Posted by ブクログ
1920〜30年代の創作童話なので、現代の言葉遣いと違和感が生じるのはやむを得ないだろう。それを考慮しても、この村山籌子さんの感性は独特の不思議なものである。