ひのひまりのレビュー一覧
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娘に薦められて読んでみたシリーズ④
四つ子の「個人の事情」が一冊につき一人分ずつ明かされてきたうちの、最後の一人の謎が明かされる。
姉妹のうちで一番へヴィな内容に、児童書にも関わらず涙腺が刺激されてしまった。
※溢しはしなかったけど。
※本人目線で読むなら末っ子ちゃんのエピソードの方がもちろん重いのだろうけど…親目線で読むと…ね…。
ティーンズ向け本ならではの恋心描写は、40のおっさんが読むには少々煩わしかったものの、トータルすれば十分に面白い物語。
年明けに刊行予定だそうであるの続巻も、ぜひ読まねば♪
★4つ、7ポイント半。
2019.11.06.新.娘本棚。
※続巻が出る頃 -
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▼娘付き合い読書シリーズ。の、「四つ子ぐらし」シリーズ第三巻。
▼ワケありで、孤児として別々に育てられた四つ子姉妹。中学入学時に謎の国の機関によって、四人ばらばらに育ったのが集合させられ、姉妹だったことを初めて知って、そして四人だけで暮らし始める。そんな四つ子くらしに起こるあれこれを綴った少女小説シリーズ。第三作は
<中学校で何かと注目を集めている四つ子たち。
新聞部の同級生が、四つ子について取材をしてくる。
子供だけで暮らしていることをひた隠しにしている四つ子にピンチが。
同時に匿名の手紙で、四つ子が”たれかを苛めているのでは疑惑”が‥‥>
というお話でした。
▼以下ネタバレですが
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▼娘付き合い読書。シリーズ2作目。孤児として施設で育ってきたヒロインは、中一になるときに自分が四つ子のひとりだったと知り、その四人で共同生活を始める。
▼主人公は四人のうちの第三女。この第2作は、しっかりもので優等生キャラの長女のこれまでの生い立ち背景が描かれます。なにしろ四つ子はみな、13歳まで各自銘々が「自分は孤児だ」と思って育ってきた設定なので、四人全員、仲良く暮らし始めたものの、お互いのこともさっぱりまだ分からない。というわけで今回は長女さん。
▼以下ネタバレですが
長女さんは小学生の頃にやっぱり孤児だったという理由で学校でいじめを受けた。そこで気持ちがグレてしまって、非行に走り -
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▼9歳娘がえらいこと夢中に読んでるので、読んでみました。
▼四つ子の姉妹がいます。主人公は三女です。四人はそれぞれに孤児として育った。中学生になったのを機に?何があったのか(明らかにされないが)<国の機関とやらの孤児社会化プログラム>という名目で、四人が集められる。そして、互いを紹介される。とある家で四人暮らしを始めさせられます。
▼四人とも、集められたときまで、自分に姉妹がいるなんて、自分が四つ子だったなんて知らなんだ。超びっくりです。そしてこの13歳の4人の四つ子が、言ってみれば「家族ゲーム」を始める。その開幕戦です(人気シリーズで10冊以上あるようです)。
▼ぎこちない集合から、徐 -
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ネタバレ友達に借りました。
撫子くんのお母さん、小百合さんを探す回。
お父さんの元を離れて施設に入所し、ようやく落ち着いた撫子くん。あのお父さんと一緒にいても精神が壊れていくだけだっただろう。娘、じゃなくて息子を出世の道具としか思っていなくて、わざわざ女の子の振りまでさせたんだから。
スケートリンクに行くことになった、四つ子、湊くんたち、撫子くん。なぜか元気がないような、虚ろな目をしている撫子くんに、四つ子たちは理由を尋ねる。その理由が衝撃的で。
「お母さんと、会えるかもしれないんです。」
けれど、施設の職員さんたちは、お母さんへ連絡をすると、もうすぐ入院するから少し待ってほしいと言われたよ -
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娘に薦められて読んでみたシリーズ②
小6娘に「これゼッタイ面白いよ。読んでみぃ~」
と薦められては、読まないわけにはいかないっしょ(笑)。
※今にも思春期に突入せんとする年頃の娘。
「パパくさぁい」やら「洗濯物一緒に洗わないでぇ」やら言われてしまう日はいつ訪れるのやら…と恐れ戦いている身としてはね、慕ってくれている間に、共通の思い出やら共通の話題やらは全力で味わっていかないとね、今のうちに。
さて、本編。
ティーンズ向けのノベルなのだから、と考えれば、多少の「トンデモ設定」は全く気にならない。
むしろ、(引かせない)トンデモ設定だからこその、設定の妙?
四つ子の長女のエピソードに、謎