高橋安幸のレビュー一覧

  • 暗躍の球史 根本陸夫が動いた時代

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    プロ野球界屈指のフィクサー、策士、寝業師など多くの異名を持つ根本陸夫。その球界での足跡を11人の野球人へのインタビューから浮かび上がらせる。最初と最後が愛甲猛、栗山英樹というところから意外な人選。根本がプロ野球界に及ぼした影響力は実に大きい。
    エピローグに触れているが、広岡達朗への取材が叶わなかったのが何より惜しい。

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    2025年01月31日
  • 根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

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    今のソフトバンクだけではなく、日本野球界を強くしたかた!
    どの世界にも目立たないけど基礎と進むべき光をつくる人物はいるんだよね〜そういう人物になりたいね!

    ぜひ〜

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    2023年04月08日
  • 「名コーチ」は教えない プロ野球新時代の指導論

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    タイトルに惹かれて買ってみた。
    スポーツに長くいたのでついつい指導に対してのステレオタイプ(押し付ける、やらせる、いわゆるティーチング)みたいなのが自分にはまだ残っていることに気付かされた。

    プロ野球で、結果を出していると言われるコーチたちは本当にコーチングを実践してた。

    吉井理人の名コーチと呼ばれたくないって話と、大村巌が紹介してた選手によってフレームの形が違うからそこに合わせて指導させるっていうエディジョーンズの話が気になる

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    2022年11月26日
  • 「名コーチ」は教えない プロ野球新時代の指導論

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    野球が好きではない人にもおすすめな良書。教えるのではなく、気づかせる。
    日ハムの、"俺が育てた"は評価しないというのも育成に定評のあることの裏付けかと思った。

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    2022年09月25日
  • 「名コーチ」は教えない プロ野球新時代の指導論

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     本書は,「名コーチ」とはどういう人を示すのか,どういう条件を備えている人なのかを,明らかにしようとするドキュメントである。
     ファンはしばしば,エラーやミスをする選手に対して,「コーチがもっとしっかり技術を指導しろよ」と批判するが,技術指導だけがコーチではない。それに加えて,従来の昭和時代型コーチは,自身の経験だけを素材とした命令基調のティーチングであったが,それで結局,多くの若手選手が成長してきたわけではない。なかには,そうした経験自体が,のちに反面教師になることもあり得た。著者は,監督でもなく,選手でもなく,コーチという存在に焦点を当て,2021年時点で球団に所属していたコーチングスタッ

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    2022年08月24日
  • 根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

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    根本陸夫という男は唯一無二な存在だったのだと感じた。本書を読む限り全てが完璧で計画的だったわけではないが、不思議と人の心を掴んで離さない人間的魅力があったのだろう。それは独自の人を、組織を、野球をみる「目」であったり、損得を超えた範疇での「人情」であったりするのだろう。正直、超人的な逸話も数多くあり真似できないことも少なくないが、どこか人間らしさ(例えば監督としての采配はチグハグ等)が根本の魅力をさらに上げているように思う。根本のことを「オヤジ」と慕う愛弟子たちのように、私自身も根本の人生から学び、それを自分のフィールドで活かしていきたいと思った。

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    2022年03月22日
  • 根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

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    今の時代では現れないだろう球界の親分の評伝です。たくさんの方の証言に臨場感があり、読んでいて雰囲気がすごく伝わる本でした。

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    2021年07月03日
  • 根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

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    興味深い話が多かったが特に小島弘務の話と王貞治招聘に関する話を興味深く読んだ。
    小島弘務は、当時はドラフト外で指名された選手の指名が無効になって翌年別のチームでドラフト1位で指名されたという結果だけしか知らなかったが、その舞台裏がこんなことになっていたのかという驚きがあった。
    王貞治招聘はいまのホークス黄金時代に繋がる話なのでホークスファンの方は一度読まれると良いと思う。

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    2021年01月09日
  • 根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

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    帯の惹句には…
    選手として三流、監督として二流、でもGMとしては『天下無双』。誰も真似できない『人脈』と『洞察力』を武器に低迷していたカープ、ライオンズ、ホークスを変革し、黄金時代を築いた男の実像に迫るノンフィクション…とある。

    本書は根本陸夫に薫陶を、指導を、影響を受けた
    元選手をはじめ20名の『証言』を基に、『球界の寝技師』異名を取った根本陸夫全仕事をつまびらかにしていく。

    【証言者一覧】
    工藤公康・大久保博元・関根潤三・土井正博・衣笠祥雄・坂井保之・石毛宏典・森繁和・行沢久隆・小島弘務・毒島章一・石山建一・小枝守・浜田昭八・安倍昌彦・大田卓司・下柳剛・瀬戸山隆三・森脇浩司・王貞治

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    2020年09月17日
  • 根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

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    よくぞこの本を世に出してくれた❗
    『根本陸夫』これだけ数多くのプロ野球関係者に影響を与えたオヤジはいるだろうか。
    ホークスファンには、いや、プロ野球ファンにはぜひ読んで欲しい一冊✨

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    2019年06月30日
  • 暗躍の球史 根本陸夫が動いた時代

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    なかなかに面白い本だった。
    一文、スカウティングの肝みたいな話の中で、根本さんがいかに早く動くのか。いかに多くの人に会っておくのかが肝要というようなことを書いてあるところがあって、勿論自分は根本さんの足元にも及ばないが、それでもなんとかやれていたことが出来ていないのが、ここ数年の自分の課題になってしまってる営業の不調の原因だよなやっぱりと今更ながら気付かされたように思った。
    根本さんには関係ないが、栗山さんがあのWBCの監督をやったときに、いかにしてあのメンバーを集めたのかについて書かれた本があればそれをぜひ読みたいと思った。もしかしたら栗山ノート2かな…
    そのときに根本さんは集めたメンバー見

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    2025年06月28日
  • 根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

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    多分根本さんの本当にすごくて本当にやばい部分は書かれてないんだろうなあとは思いつつ、面白かったです
    根本家に招かれる選手に振る舞われるクセがすごすぎるすき焼きを美味しくないとはっきり言って次からステーキ出してもらう若き日の工藤と美味い美味い言って毎回食べる若き日のデーブがどっちもイメージそのまんまで最高でした

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    2025年05月11日
  • 暗躍の球史 根本陸夫が動いた時代

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    著者の「根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男」はかつて読んだが、本書はその続編。
    エピローグの広岡達朗氏の短いインタビューが印象的。

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    2025年03月23日
  • 「名コーチ」は教えない プロ野球新時代の指導論

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    優れた現役コーチ6人への取材を通して、プロ野球の指導者としてのあり方やコーチングの本質などが書かれた本。

    優れたコーチング技術により、コーチとして活躍を続ける6人のプロ野球指導者。彼らのコーチング技術やコーチとしての原点などが、著者の取材により明らかになります。

    コーチとは「相手が自ら努力する方法」を教えるのが仕事。名コーチは「オレが育てた」ではなく、相手が自分で成長したと思えるようにする人。

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    2024年04月24日
  • 「名コーチ」は教えない プロ野球新時代の指導論

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    WBCで優勝したのは大谷翔平やダルビッシュが
    参加したから。
    そして、それを実現させたのは栗山監督。
    そして、それには吉井が投手コーチだったから、
    という事が大きいと思う。
    現役の監督ですよ。しかも一年目の。
    もっと称賛されても良いはず。
    それはこの本を読んで再確認しました。
    でもなあ、
    そういうコーチをちゃんと評価してくれる
    組織じゃないとなあ…と思う。

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    2023年04月01日
  • 「名コーチ」は教えない プロ野球新時代の指導論

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    箱根駅伝を観ていて駒大の大八木監督が「答えを伝えてはいけない、私は提示するのは選択肢。 そこから選手達が自分の意思で決めていく」と語られた事を思い出しました。

    「人を育てる」とはどういうことなのか? 改めて考える機会を与えてくれる本です。
    スポーツに限らず「即戦力」は企業側は歓迎しますが、それは言わば「替えの効く部品」に過ぎません。
    人材を「部品」ではなく、その人の幸せがその先に見えるように育てる(見守る)ことが「コーチの役目」だと感じました。
    どんな業界、世界でも「現役で活躍」できるのは実はほんの僅かな年月、人生において「そこから、どれだけの人を育てられるか?」が真価かもしれませんね。

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    2023年03月17日
  • 「名コーチ」は教えない プロ野球新時代の指導論

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    プロ野球における現代のコーチのあり方についての本です。
    プロ野球における育成については、この本に出てくる現役のコーチ陣のやり方に違和感はないですが、一般の仕事における育成では、この本の内容とは異なる部分が多々ある気がします。
    一般の仕事における育成においては、いわゆるCOACHよりも、TEACHの比重が高い気がします。

    ちなみに、読んでいてとくに気になったのは、指導者のライセンスの話。
    日本において、サッカーは、指導者になるためにはライセンスがありますが、野球にはありません。
    ライセンス制度があるのがいいのかどうかはわかりませんが、日本のプロ野球とプロサッカーにおけるコーチの貢献度の違いを比

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    2022年09月14日
  • 根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

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    数多くの野球関係者の証言を集めた貴重な本。
    元プロ選手だけではなく、アマチュア球界OBや取材者の視点まで含めている。

    インターネットメディアの連載をまとめたものなので、文庫本で一気に読むと重複する記述も出てきてしまうが、その点はやむを得ない。

    とにかく、証言の数の多さと多くの人が共通して語る根本陸夫さんの姿があることに驚かされた。
    今の球界に根本さんほど自由に動ける人はなかなかいないだろうが、根本さんが遺したノウハウや人情は大切にしてほしいと改めて思った。

    チームの発展や選手の発掘には長い時間がかかり、長期的な視点が重要であることがよくわかる。

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    2018年12月08日
  • 根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

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    名前は聞いたことあるけど、リアルタイムでは知らんのよね。ダイエー西武の3対3トレードは当時ビビったけど裏で動いてる人は意識してなかったし。いやはや、恐ろしい人がおったもんやなぁ。星野仙一は病気しなかったら近いところまでは行けたかもな、他はなかなかおらんよねぇ、こんな人。

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    2018年11月29日
  • 根本陸夫伝 プロ野球のすべてを知っていた男

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    GMという職位が一般化する前、あんなに勝てない監督が何故、引っ張りだこの「優勝請負人」であったのか? 22人の証言者を紡いで見えてくる根本像。 『次に優勝させる監督』他者評価は元より、本人自身が自覚して目指したところが凄い。 最期の大仕事として招聘した王さんと、行く末を最も心配したと言う、石毛のインタビューが特に読み応えあり。

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    2018年09月18日