唐戸信嘉のレビュー一覧

  • ロビンソン・クルーソー

    A

    購入済み

    面白かった

    面白かった。
    そして、人生の禍福について考えさせられた。
    衣食に困らずいられるだけで
    十分恵まれているのかもしれない。

    0
    2022年06月19日
  • オリバー・ツイスト

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    オリバーは、全てが包括された"人生ガチャ"のハズレをひいただろう。サラサラと読めるこなれた翻訳だがそれ故に物語の理解度が高くなり、少々キツい。だが流石は文豪ディッケンズ(と新訳)、読ませ方が上手いのだ…

    0
    2021年10月07日
  • ロビンソン・クルーソー

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    漂流、そして孤島でのサバイバル物の原点。大変読みやすく、また興味深い展開に終盤までは大変興味深く読めた。無人島に謀反をおこした悪人が乗った船の攻略作戦あたりから少し退屈になり、スペインに戻って一財を築くあたりからかは蛇足と感じた。孤島で1人生き抜く知恵はいつか陥る(筈はないが)時のための教訓として本能的に興味深く読むが、宗教に目覚めて心の支えになる所からは精神論に共感する。
    読んているときはあまりにリアルで、すっかり事実に基づく物語と思っていたが、一部事実を引用した創作物であるである事に納得。出来過ぎた展開ですよね。
    300年前の小説、イギリスでの初めての文学小説に出会えた幸運を感じる。

    0
    2020年08月15日
  • ロビンソン・クルーソー

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    子供の頃に何度か読んだことはあったけれど、大人になって初めて読破。
    デフォーは最近、ペストについてのジャーナリズム的な文章が注目されたけど、ロビンソン・クルーソーのサバイバル生活の中でも、詳細に数字を駆使して描かれている(この小説はフィクションなのに!)。それにより、私達もなんとなく様子を思い描くことができ、結果として島の生活の様子を単純に楽しめる。

    大人になって知ったけど、この本は主人公の内面的な悩み、宗教観、教訓などをふんだんに盛り込んだ小説だ。
    わかりやすいので、今持っても感じることが多い。

    0
    2020年08月14日
  • ロビンソン・クルーソー

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    児童書の翻案では読んだが、オリジナル版を初めて手にとった。無人島漂流記であり、主人公の沈着冷静さが印象的。でなければ26年も孤独に耐えれないだろう。その間様々な生活の工夫をする。今回島脱出後の展開も新鮮だった。懲りずにあちこちに出掛けるのである。300年前の英国最初の小説。今読んでも内容は古さを感じない。2019.1.25

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    2019年01月25日
  • ドラキュラ

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    100分で名著を見て読みました。そうでなければなかなか手に取る事のなかった古いゴシック小説です。私の思うドラキュラものとは違って、確かに細部で色々と考えさせられるところがあります。起きている時のドラキュラ伯爵は圧倒的な強さを見せますが、それがマイノリティに対しての排除ともとらえられ、違った読み方もでき、それ以前に物語としても面白かったです。

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    2025年11月06日
  • オリバー・ツイスト

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    子供と関わる仕事をしているから、純粋で心優しい主人公に苦難がたくさん降りかかるところが、読んでいてとてもしんどかった。途中で挫折してしまったが、メンタルが安定している時にもう一度読みたい。

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    2025年10月21日
  • ドラキュラ

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    ルーマニア帰国後に読まなければと思って手に取る。
    日記、手紙、蓄音機という語られる形式で物語がすすみ、最初の方にドラキュラ伯爵がでてきただけで、あとは噛まれた女性と博士たちの推理劇だった。
    パムクを読んだとき、ディッシュのアジアの岸辺を読んだとき、トルコにいきそこの人とかかわり、ルーマニアにいってそこの人とかかわったあとだと、辺境とする場所へのエキゾチズムで偏見の塊であるように感じる。
    それでも一人歩きしまくったドラキュラというキャラクターがここにあったのか、という再発見が読んでいてたのしい。
    ちょいちょい爆笑してしまう箇所があり、ドラキュラ伯爵が自分が手鏡に映っていないことに気づいて

    「そ

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    2025年08月02日
  • ドラキュラ

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    ネタバレ

    元祖ドラキュラです。アニメやTVで子供の時から知ってるあの俳優の吸血鬼や、小野さんの屍鬼やキングの呪われた町など怖い吸血鬼を知ってるけど、そもそも元祖がどうだったのか気になってた。本家本元は意外に共通項も多く、ニンニクと十字架が弱かったり、コウモリや狼に化身する一方で、血を1回吸って、はい、バンパイア仲間の出来上がりと言うわけにはならないのである。
    で、電子書籍では気づきにくいけど結構分厚くて立派な怪奇小説の本作、とても長くて読むのにすごく時間がかかった。日記形式で、各登場人物のモノローグで進むから、個々の心情が細かく色濃く(しつこく)語られ、良い意味で雰囲気がじっくり味わえる。恋人が徐々に冒

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    2024年06月28日
  • ドラキュラ

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     平井呈一訳の『ドラキュラ』を読んだのは一昔前のことで、ストーリーをほとんど覚えておらず、まるで初読のように読み進んだ。映画の(どの映画だったかは覚えていないが)ドラキュラの印象が強かったので、「ああ、こういう話だったのか」と思うところが多かった。

     もちろんメインとなるのは、 ”ドラキュラ” vs. ”ドラキュラを倒し、その企てを防ごうとする人たち” の戦い振りということになるのだが、「解説」にもある通り、この小説が書かれた時代、19世紀末のイギリスの社会状況が小説の中にいろいろと反映されているところに興味を惹かれた。
     例えば、迷信深いルーマニアの人々に対する、魔術や迷信を否定するプロテ

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    2023年10月15日
  • ロビンソン・クルーソー

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    300年前に書かれた小説と知ったときは非常に驚いた。現代に生きる人々にとっても、読めば多くの教訓を得られる優れた小説だと思う。

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    2021年10月08日