下村隆一のレビュー一覧

  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    "時間はこれから先にも、たっぷりあるのですからね。これから夏がつづいて、したいことをいっぱいできるのです。今は、まるで劇のようなめぐりあいをしたことと、この夜と、脱走するスリルとで、胸がいっぱいでした。これ以上、よけいなものなんていりません。"

    ムーミン谷が洪水の被害に!ムーミン一家と仲間たちは仕方なく新しい家を探します。
    やっと見つけた家はなんだかちょっと変……?そこに住んでいたエンマに「ここは家ではなくて劇場なのだ!」と言われて!?
    から始まるムーミンの冒険譚。冒険するムーミンの物語としては一番面白かった!!
    必ずムーミンたちはムーミン谷で合流できるし、それまでに素晴

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    2025年09月14日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    本棚に置きたい一冊

    面白いムーミンの世界
    彗星は一体どうなるのか?彗星がムーミン谷に刻一刻と迫る間に、
    哲学者のじゃこうねずみ
    あの自由と孤独を愛し、放浪の旅を続けるスナフキン、
    スノークのおじょうさん(フローレンのことかなぁ?)
    切手採集家のヘルム
    ニョロニョロ
    に出会って行く。

    途中、ずっとムーミンたちといるのに孤独に感じるスニフ。
    あの子猫に頼られたかったのか、あの感情が読んでてとても印象に残った。
    迫り来る危険の中でも、感情の生き物は自我をしっかり持っているのかなぁと思った。
    沢山の挿絵がまた可愛くて、読んでいて癒された。

    そういえば、現実的でもこの前鹿児島に彗星が落ちたんだっけ

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    2025年08月24日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    ムーミン達の優しい物語。登場人物たち全てが愛くるしい。
    1作目で、彗星が来て地球が滅亡するという、ダークなテーマなのに、物語は明るさを忘れない。
    最後ムーミン谷に戻ってきたときの安心感よ。そしてみんなが助かってよかった!
    優しい気持ちになれるほっこりした物語でした。

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    2025年07月31日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ムーミン谷に彗星が迫ってくるお話。
    登場人物みんなに一癖あっておもしろい。足を引っ張るもの、嫌味を言ってしまう人、トラブルメーカーいろいろいるけど、だれも見捨てることなく平等に接するのが、ムーミンの話のいいところ。

    ムーミンがアンゴスツーラに向かって言った悪口が、「おいぼれネズミのしっぽ」とか「シラミの卵」なの面白すぎて声出して笑ってしまった。人物同士のかけ合いがほんとうに面白くって、生き生きとしている。

    「そうだな、なんでも自分のものにして、持って帰ろうとすると、むずかしくなっちゃうんだよ。ぼくは見るだけにしてるんだ。そして立ち去るときには、頭の中へしまっておく。ぼくはそれで、かばんを持

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    2025年06月28日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    キャラクターを知っていたのに小説を読んでなかったので思い切って全集1巻目から。
    ムーミンはスノークのおじょうさんにメロメロだし
    スナフキンの竹馬には笑ったし
    ママかっこいいし
    ニョロニョロはやっぱりへんなかんじ。
    みんな助かって良かった

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    2025年06月24日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    ネタバレ

    ある日洪水でムーミン谷が沈没してしまった。家が流れてきてそちらに引っ越すムーミン一家。その家は実は劇場で…。
    ムーミンとフローレンが家族とはぐれたり、小さなミイがはぐれてスナフキンとあったり、ハプニングはありつつもそれぞれの勇気とのんきさで乗り越えていく話。

    スナフキンが森の子どもたちの面倒を見てるのが、おじさんとか呼ばれてたけど、お兄さん感があってかっこよかった!

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    2024年09月06日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    小さい頃にアニメを見ていて、内容全然覚えてないから読んだ。意外にみんな毒舌でびっくりする。ムーミンママは彗星飛んできてもあんま動じないし、スニフはすぐげぼるって言うし。子供向きなんだよな?笑
    日本にはないような物語で世界観が素敵だった。

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    2023年04月18日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ものすごくブームなのでキャラクターは知っていましたが物語を読むのは初めてでした。スノークのお嬢さんがムーミンに加勢しようとしてムーミンの腹に石当てちゃった場面に大笑いしました。スニフがこんな子だったとは知らなかった。かわいすぎる。

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    2022年02月18日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    ちびのミイとミムラねえさんの関係性がとくに大好きだった4巻。

    夏至をお祝いするフィンランドの短い夏への入り口を、火山の噴火による洪水という驚くべきエピソードで描いてしまう、トーべのユーモアの感覚に驚かされます。

    ムーミンハウスが浸かってしまい、たまたま流れてきた家に移り住んでみたところ…そこはなんと劇場だっただなんて!
    ムーミンパパの文才がここでいかされる?ことになります。

    最初はムーミンママが、ムーミンのためにちいさな木の皮の船をこしらえているところからはじまります。「これで嵐になってもだいじょうぶだわ」
    なんて、お日様のひかりを浴びながら、ミムラねえさんとちびのミイと、いたところに、

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    2022年02月05日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    今までムーミンは可愛いキャラクターくらいの認識がなかったが、先日ムーミンバレーパークへ行ってその世界観に魅了。是非ストーリーを知りたいと本を読んでみた。
    最初のお話がいきなり隕石⁈とビックリしたが、愛らしいキャラクターと優しさあふれるストーリー展開で楽しめた。ムーミンの世界観はこうしてら作られたんだなと納得。やっぱりスナフキンは深い。
    ハマる人はとことんハマるというイメージのムーミンだったが、何となく気持ちが分かる。先月まで一個もなかったムーミングッズが、すでに10個近くある。

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    2021年04月01日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    随分前に行ったムーミンバレーの記憶が芽吹いてきて、ムーミンの原作をちゃんと読んでおきたいという気持ちになって読んだ。

    ムーミンは欠点がそのひとのアイデンティティとして描かれているのがいい。
    キャラクターを構成するとき、長所と特殊技能を中心とするのが普通だろうに、
    ムーミンでは欠点が欠点でしかなく別に何かの役に立ったりしないのが凄すぎる。
    ニーチェによれば相手をありのままに喜ぶことが愛だそうで、ニーチェ、ここに愛がありましたよ。

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    2021年03月17日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    ネタバレ

    ミムラのむすめがしっかりもののミムラねえさんに?と思ったけど、別人?洪水で流されてきた劇場に仮住まい?したムーミン一家とその他の人のお話。小さいヘムルが何でノートに文字を書いてるのかと思ったけど、あんなオチになっているとは…。

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    2021年01月03日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    ネタバレ

    子供向けの本…ということですが結構ページが多い。登場人物が魅力的。まだ会ってないのにトロールのお嬢さんラブなムーミンが可愛い笑。
    スナフキンの「なんでも自分のものにして持って帰ろうとするとむずかしくなっちゃうんだよ」は名言だと思いました。

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    2020年12月29日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    たいへんおもしろく、そして懐しうございました。みんなも読みなさい。実際に読んだのは下村訳1990年版。

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    2020年12月28日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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    ネタバレ

    新しく登場するキャラクターたちが魅力的です!
    ミーサのうじうじと自分で不幸な気持ちになっていく様はイライラするけど、誰でもそういう面があるかも?と思って身近に感じられる。エンマのなんだか嫌味だけど演劇への情熱を感じられる話し方も素敵。
    子どもを育てる親の心を優しく面白く描いている場面が多いです。いつでもムーミントロールに愛情を注ぐムーミンママ、チビのミーを叱りとばすミムラのおねえさん、小さな子どもたちに接するスナフキン、それぞれの言葉に親心が垣間見えます。
    ムーミン谷の大洪水から始まる楽しくハラハラする冒険+演劇物語です。

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    2020年09月29日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    いつの日からかムーミンを好きになっていた。でも本を読んだ記憶はなく、新版が出版されたのを機にしっかり読んでみたくなった。

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    2020年08月28日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    セリフの言葉づかいが可愛らしくて心地よい。
    作者の感性もさることながら、訳者の解釈も素晴らしいのでしょう。
    特にムーミンママの言動には感激。
    子供を危険な冒険に、平気な顔で送り出したと思ったら、内心はしっかりと親らしく、心配して、ジタバタしている様子から、干渉ではない、寄り添うような愛情が感じられました。
    あとがきで作者の幼少期の家庭環境について知り、作者がこのような世界を描ける理由がわかった気がしました。
    自分を含め、「イラつく」「ウザい」といった言葉が当たり前に行き交う我が家だけど、この本を読んでホッと一息つく事が出来ました。
    自分ももう少しやさしくなりたいな、と思わせてくれるような、大切

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    2025年11月12日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    大人が読んでも面白い児童書です。
    芯の通っているキャラたちが交わることで、面白い融合が起きているのが印象的でした。

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    2025年09月02日
  • ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり

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     冬が近づくと『ムーミン谷の十一月』が読みたくなり、夏が近づくとこの本が読みたくなります。

     火を吹く山は暴れるし、洪水の大波がムーミン谷におしよせて、すべてのものを水びたしにしてしまいました。
    でも、ムーミンパパは面白がるし、ムーミントロールはスリルを感じるし、ムーミンママはウキウキするし。。。

     あなたたちの感覚、どうなってるの?

    わたし(みのり)は短い一文一文をたどって、ムーミン谷の世界に戻っていきます。
     ただいま、今年も来たよ♪
     こっちの世界もいろいろあったよ。。。

     年々、作者の評伝などを読んで、わたしの読書は育っていっているのですが、子どもの頃、最初に作品を読んだ時のピ

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    2025年07月06日
  • ムーミン全集[新版]1 ムーミン谷の彗星

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    いつかはきちんと読もうと思っていたムーミンシリーズ。読めば、ムーミンショップをもっと楽しく見て買い物することができるはず。
    この年齢になってやっと読んでみた。
    面白い。でも、この彗星☄️が落ちてくる話、子供に怖くないか?まるで終末を暗示するかの内容にちょっとびっくりだった。

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    2025年07月05日