ハーバー・ビジネス・オンラインのレビュー一覧

  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    twitterでの絶賛コメントを見て、これは読んどかんと、と思って早速購入。実際的な対応の不誠実さからして、誰が出鱈目を言ってるかは考えるまでもないんだけど、たとえここに挙げられたいくつかが事実とは違っているとしても、ほんのひとつが当て嵌まるだけで不信任に十分値う。それにしても、これだけのことをされて、何とも思わない政治家諸氏って、どうなってるんだろう?嘘と言い逃れで塗り固められた安倍のことを、過半数が依然支持しているという国会に、恐怖すら覚えるのが普通の感覚じゃないのか?自分が入手した本書が既に第三版で、興味を示している人が少なからずいるという事実はひとつの救い。でも結局、もともと安倍に危機

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    2018年09月04日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    これはすべての国民が読むべきだろう。
    民主主義とは、近代国家とは、立憲主義とは、何か。
    近代以降のいまに生きる人すべてにとって重要な基本原則が語られている。

    裏返せば、いかに現政権が、前近代的な手法で政権運営を行っているか、という話である。
    支持者たちは、それをどう考えるのか?
    この演説で指摘されている事項に、どう答えるのか?

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    2018年09月02日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    ほんの少しの草稿だけでこの演説をしたことに敬意を評します。近年とみに演説ができない自称政治家が目立つ中でこの演説は出色。

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    2018年08月20日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

    購入済み

    議会とは何か

    法案だしました。議論は行わず提灯持ちが無駄な時間潰し。野党の質問には不誠実と時間つぶしと嘘答弁。もういい加減にしてほしいと切なる声がこの一冊。どっちもどっちじゃない。安倍内閣が酷いんだ。それをわかりやすく示している良著です。

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    2018年08月17日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    2018年7月20日。第196回国会の実質的な最終日に、それは
    行われた。内閣総理大臣であった安倍晋三に対し、野党は共同で
    内閣不信任案を提出し、野党第一党であった立憲民主党代表・枝野
    幸男による不信任案決議の趣旨説明演説である。

    記録が残る1972年以降、衆院最長記録となった2時間43分の演説を
    文字として起こしたのが本書である。

    私は当時、動画サイトで全部見たのだが、こうして文字に起こされた
    ものを読むと、改めてその巧みさに驚かされる。

    本書冒頭の「刊行の理由」でも触れられているが、議会制民主主義
    とは何か、日本の議会制民主主義が安倍政権によりいかに破壊され
    たか、が過不足なく述べら

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    2020年09月24日
  • シリア拘束 安田純平の40か月

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    「性懲りもなく2度も拘束された自分勝手な人」
    というレッテルが、社会によって貼り付けられた後。

    安田氏は本当は何をしにいったのか、それがしっかり報道されることはなかったように感じます。

    何事も、大騒ぎしてはすぐに忘れ、そこにいる話題の中心の人たちを消費するだけで終わることが、あまりにも多い気がします。

    一方で最近は、記者クラブなどでの記者会見全文を公開してくれる人が増えました。
    その気になればテレビや新聞、雑誌だけが頼りだったころほど「発言切り取り」だけで終幕にならずにすむようにもなりました。

    裏を取ろうとする意思さえあれば、人が語った言葉として、その全部を知ることができます。

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    2019年07月21日
  • シリア拘束 安田純平の40か月

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     40か月である。
     40か月もの間、シリアで拘束され続けたジャーナリストの記者会見録である。なによりも40か月もの拘束、凄まじい暴力に耐え切れる精神性、に驚嘆する。たぶんそれは、彼の知識と教養によるものなんだろう。それが「生きる」ことに力を与えた。絶望しない力は、知性に宿る。それがこの、解放という素晴らしい結末を得ることができた最大の要因なんだと、読後に改めて思った。その点は「夜と霧」と等しい。
     細部にわたるメモ、状況を客観的に捉え続ける視点、それらはジャーナリストとして得てきたものだろう。それらは我々の貴重な共通の財産になる。

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    2019年01月12日
  • シリア拘束 安田純平の40か月

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    「シリア」はるか彼方の国だ。
    そこで行われている虐殺も、内戦も、
    空から降ってくる砲弾も、爆弾も、
    そして、そこで失われていく命のことも。
    何にも知らないんだ。
    2018年には、そういう国の現状を伝えようとする人々の映画もあった。
    (『ラッカは静かに虐殺されている』”City of ghosts”)
    知ることを怠ってはいけないと思う。
    そして、そのためのわずかな手がかりがここにあると思う。
    一人のジャーナリストの活動が、私には必要なのだと確信する。
    私には何もできないかもしれないが、少なくともそのジャーナリストの声を聞くことはできるだろう。
    それが、私のすべきことだと思う。
    この本では、安田さ

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    2019年01月01日
  • シリア拘束 安田純平の40か月

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    シリアで40か月拘束されてた安田純平の回顧録。
    結論から言うと、わからないことが多かった。

    もちろん、それなりに虐待受けたこともわかるんだけど、犯人の正体はわからないし、何より何で誘拐されたのかがわからない。
    それでも、ちまたで噂されてることへの反論だとか、精神的苦痛とかは伝わってきた。

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    2018年12月18日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    国会中継を見る機会が増え、質問とはちぐはぐな答弁を見るにつけ、政治家の劣化を感じていたが、まさに時宜を得た演説であり、緊急出版であることが理解できる。政党政治の良さが失われ、烏合の集に近い数の集団になったいま、自浄作用は期待できない。政治家を選択する側の情報解釈力、本質把握力が高まらない限り、低レベルでの政治屋によるゲームは続く。騙しやはぐらかしのない、本当の意味での政策論争の高まりを切望する。

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    2018年12月07日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    もはや安倍政権の酷さをひとつひとつ確認したり、挙げ連ねれば、膨大な時間と労力がかかるし、精神衛生にも悪い。この枝野演説は、保守とは何かや、民主主義において多数決が使われる条件を丁寧に説明している点に読みどころがある。また、アベノミクスやカジノ法案の対案として自らの経済政策を提示している部分は、施政方針演説のようである。

    保守の概念は、フランス革命を契機に発生した政治概念。保守の本質は、人間とは不完全な存在であるという謙虚な人間観に基づき、今生きている私たちの判断だけでは間違えることがあるから、人類が長年にわたって積み重ねてきた歴史に謙虚に向き合い、その英知を活かしながら、一歩ずつ世の中をよく

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    2019年01月02日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    この本の内容は議事録から追える内容ではある。しかし注釈が付されており、読みやすい内容となっている。
    もちろん野党の「あがき」であろう。しかし単なるフィリバスターに留まらず、今の与党の欠点を指摘し、かつ野党も提案を同時に行なっている。詭弁めいたところもあるが、痛快に「そうかもな」と思えるような内容になっている。
    彼は「私は保守」という。奈良時代に賭博禁止令が出されたことを引き合いに、「明治からしか考えない政治家」に疑問を呈する。考えてみれば、女性の天皇、武士は頻繁に改姓していたなど、今からすれば時代背景は異なれど、「日本の伝統」はそこにも見いだせる。
    また枝野代表の教養の高さ、論旨の明確さには驚

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    2018年09月25日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    不信任案の趣旨説明にとどまらない内容盛りだくさん。与党審査とか野党の役割のあたり、多数決やシビリアンコントロールについての解説など、特に勉強になった。
    中継の音声も聞いたけれど、解説つきの文字起こしを読むことでようやくわかった部分は多い。

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    2018年08月25日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    友人がおもしろいと貸してくれた

    これを原稿なしで語ったと聞き、枝野さんの博識ぶりにまず驚いた

    モリカケやその他の見せかけだけと取り繕った問題については知ることに対して嫌気がさしている自分もいたが、新しい情報もあり、また「保守」とは何か、理想の国会とはどうあるべきかとの考え方が興味深かった

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    2018年08月23日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    議会制民主主義とは何か、法治国家とは何かという、国のあり方があまりにも軽んじられている状況にあって、まさに読むべき一冊。立憲は左だからイヤ、だけど安倍政治もなんかヘンだと思ってる人には、ぜひ読んで欲しい。別に立憲支持者とか関係なく、教科書的な意味で、モヤモヤ感がなくなると思う。ちなみに、枝野幸男こそ、まさにパークが言う保守ではないかしら。
    変な誤字があったので、星一つ減らしたけど、内容的には星五つ。

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    2018年08月21日
  • 緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

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    相当前に買っていたものですが、今読み返してみました。2018年7月20日第196回国会で野党第一党立憲民主党枝野幸男さんの内閣不信任案を提出した趣旨説明の演説を書籍化したものです。国会の内容を確認するには、議事録を読めばいいのですが、なかなか読みにいくこともない中、書籍化されていたので手に取ったのだと思います。2時間43分という演説の長さが取り沙汰されますが、お話されている内容はわかりやすく、国会議員というより、私たち国民に語りかけているかの如くでした。
    いずれにしても、長期的視座で日本の未来を託している国会議員の方々です。与党も野党もそれぞれの立場でしっかり議論を尽くし、適正な舵取りをしてい

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    2025年11月22日
  • 日本を壊した安倍政権

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     安倍政権について記載されたネット記事のオムニバス版。
     当時まだ著書が出ていなかった鈴木エイト氏の共著ということもあって購入。
     まあ、以前からどちらかというと安倍政権には批判的だったので、ほぼ合点がいく内容ではあります。
     しかし、こういった本が扶桑社から出てるとはね。

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    2022年12月04日