シリア拘束 安田純平の40か月

シリア拘束 安田純平の40か月

ビジネス・実用
880円 (税込)

4pt

4.0

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2015年6月に取材のためシリアに入国し、武装勢力に40か月間拘束され2018年10月に解放されたフリージャーナリスト・安田純平。帰国後の11月2日、日本記者クラブ2時間40分にわたる会見を行い、拘束から解放までの体験を事細かに語った。その会見と質疑応答を全文収録。
また、本人によるキーワード解説を加え、年表や地図、写真なども加え、さらにわかりやすく説明。巻末の独占インタビューでは、会見後に沸き起こった疑問点にも答える。

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シリア拘束 安田純平の40か月 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     40か月である。
     40か月もの間、シリアで拘束され続けたジャーナリストの記者会見録である。なによりも40か月もの拘束、凄まじい暴力に耐え切れる精神性、に驚嘆する。たぶんそれは、彼の知識と教養によるものなんだろう。それが「生きる」ことに力を与えた。絶望しない力は、知性に宿る。それがこの、解放という素晴らしい結末を得ることができた最大の要因なんだと、読後に改めて思った。その点は「夜と霧」と等しい。
     細部にわたるメモ、状況を客観的に捉え続ける視点、それらはジャーナリストとして得てきたものだろう。それらは我々の貴重な共通の財産になる。

    0
    2019年01月12日

    Posted by ブクログ

    「シリア」はるか彼方の国だ。
    そこで行われている虐殺も、内戦も、
    空から降ってくる砲弾も、爆弾も、
    そして、そこで失われていく命のことも。
    何にも知らないんだ。
    2018年には、そういう国の現状を伝えようとする人々の映画もあった。
    (『ラッカは静かに虐殺されている』”City of ghosts”)
    知ることを怠ってはいけないと思う。
    そして、そのためのわずかな手がかりがここにあると思う。
    一人のジャーナリストの活動が、私には必要なのだと確信する。
    私には何もできないかもしれないが、少なくともそのジャーナリストの声を聞くことはできるだろう。
    それが、私のすべきことだと思う。
    この本では、安田さんが帰国後インタビューなどで質問に答える形で、体験したこと、それらに対する考え、意見を述べておられる。
    その中で、戦場からの報道の必要性についても述べている。
    それは、国家が人を守ることもできずに、むしろ殺しているその事実について、私たちがそれをどう考えるか、そのための判断材料が必要であることを述べている。
    つまり、現場を知ることから考えようと言うことだ。
    知らなければ、始まらない。
    そのことは、現場の人たち、現場に足を踏み入れた者たちの心からの叫びであり、その声を聞くのは私たちのやらなければいけないことなのだと受け取った。

    0
    2019年01月01日

    Posted by ブクログ

    シリアで40か月拘束されてた安田純平の回顧録。
    結論から言うと、わからないことが多かった。

    もちろん、それなりに虐待受けたこともわかるんだけど、犯人の正体はわからないし、何より何で誘拐されたのかがわからない。
    それでも、ちまたで噂されてることへの反論だとか、精神的苦痛とかは伝わってきた。

    0
    2018年12月18日

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