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Posted by ブクログ
「シリア」はるか彼方の国だ。
そこで行われている虐殺も、内戦も、
空から降ってくる砲弾も、爆弾も、
そして、そこで失われていく命のことも。
何にも知らないんだ。
2018年には、そういう国の現状を伝えようとする人々の映画もあった。
(『ラッカは静かに虐殺されている』”City of ghosts”)
知ることを怠ってはいけないと思う。
そして、そのためのわずかな手がかりがここにあると思う。
一人のジャーナリストの活動が、私には必要なのだと確信する。
私には何もできないかもしれないが、少なくともそのジャーナリストの声を聞くことはできるだろう。
それが、私のすべきことだと思う。
この本では、安田さんが帰国後インタビューなどで質問に答える形で、体験したこと、それらに対する考え、意見を述べておられる。
その中で、戦場からの報道の必要性についても述べている。
それは、国家が人を守ることもできずに、むしろ殺しているその事実について、私たちがそれをどう考えるか、そのための判断材料が必要であることを述べている。
つまり、現場を知ることから考えようと言うことだ。
知らなければ、始まらない。
そのことは、現場の人たち、現場に足を踏み入れた者たちの心からの叫びであり、その声を聞くのは私たちのやらなければいけないことなのだと受け取った。
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