山北陽平のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本文中に出てくる事例と全く同じ状況を現在直面中。
入社3年目の部下で、自分から意見を言えない。面談で聴くと、自分が打ち合わせで意見を言ってはいけないと思っていたとのこと。
これは、部下に対しこのような環境にしてしまった、かつ、そのような状況でも良いと部下に思わせてしまった、上司である自分の責任だと感じた。
私自身、なにかと出来ないのは部下のせいにしたがっていたが、上司として自分が部下に対し、十分な指導をできているとも思えていなかった。そのもやもやを抱える中で、壁マネジメントは改善のための一つのフレームワークになると感じました。
実践してみたいと思います。 -
Posted by ブクログ
チームづくりの参考に読みました。部下に成功体験を積ませるためには「行動」がきちんと「結果」に繋がるように導くことが重要です。
そのために
・行動計画を日次までに落とし込む。
・出勤時と退勤時に行動と結果の報告をさせる。
・結果がわかるボードを作成し、○✕を付ける。
・最終結果ではなく、中間結果で評価する。
まさに「壁」を作り、部下に望ましい行動に向かわせるマネジメントです。
軌道に乗るまで時間も労力もかかりそうですが、遠隔マネジメントになる店舗経営にはより合っているかもしれません。
また、「4DX」とも繋がる内容なので合わせて読むのもいいですね。チームづくりの参考にさせていただきます。 -
Posted by ブクログ
成果の出る望ましい行動にする4つのステップは、望ましい行動の仮説を立てる、仮説を立てた行動を実践する、行動の結果が成果につながったかを検証する、問題を解決できる行動になるように改善する。の4ステップ。ここで重要になるのは、上司は部下の行動を変えさせることができなければならないと言うことです。
上司は部下が成果を出せるようになるまで、部下が苦しんでいたとしてもときにはその状況に身を置き続けさせなければならないことがある。そのため上司は自分の感情がブレてはいけない。本当に相手の為を思うのであれば未来を見据え達成できるようにさせること。それは、部下の人生に安全安心の状態を提供することになり、組織の -
Posted by ブクログ
マネージャーの権限の実行性が組織の荒廃や成長に関わる 大変納得しました。全体的に良いが、壁マネジメントはマネージャーのタスクが増えるため中小企業では困難に感じる。性善説に偏っている印象を受けるため、もう少しダメな人はダメと割り切ったマネジメントいいかなと個人としては思う。
価値観のシステム
1、求められた成果を得るために、行動を変化させることが当たり前。
2、未来の不安につながる問題を発見して、変化につなげることが当たり前。
3、与えられずとも、自ら変化する行動をとることが当たり前。
4、出来る範囲でなく、求める成果に行動をあわせるのが当たり前。
5、現状維持ではなく、新しい行動を受け入れる -
Posted by ブクログ
リーダーやマネージャーは
忙しいもの。
メンバーに指示だけして
「指示どおりの行動ができているか」まで
確認していないということはよくあります。
本日ご紹介する本は、
メンバーに必要な行動をやりきらせる
方法論を紹介した1冊。
ポイントは
「壁マネジメント」
メンバーの行動に対して壁を作り
望ましくない行動が流れないようにするものです。
具体的には
①「行動ルール」の設定
②行動ルールに対して介入する「介入ルール」の設定
「行動ルール」
目標と行動ルールは違います。
例えば、”売り上げ〇〇万円”と言うのは目標であって
そのために何をするかが「行動ルール」です。
”売