とみさわ昭仁のレビュー一覧
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私が初めて買ってもらったゲームは「ポケットモンスターホワイト」でした。それまであまりゲームに触れてこなかった私は、すぐにこの作品の虜になりました。広大かつ作り込まれたマップ、魅力的なキャラクター。そして何より、友達と持っていないポケモン同士を交換したり、互いが持っている最強のポケモン同士で戦わせたり…。ポケモンが友達とのコミュニケーションツールとして大いに機能したことは間違いありません。
ゲームフリークの創設者である田尻智さんは、ゲームボーイの通信ケーブルから着想を得て、「モンスターを交換する」ゲームの開発を志したそうです。これがのちに爆発的なヒットを記録し、社会現象にもなった「ポケモン」の -
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「表紙にピカチュウがいる!かわいい!」そんな不純な動機で手に取った本書(ジャケ買い)だけど、内容は期待以上だった。
ゲームフリーク社が『ポケットモンスター』を世の中に出すまでの波瀾万丈の物語。正直、ゲームフリーク社も、当時のゲーム業界も知らない素人だけど、熱い気持ちになれた。夢中になり一気読みして、1本の小説を読んだかのような読後感で楽しめた。
自分自身、ポケモン金銀〜ルビサファ真っ只中の世代であり、その時から今までずっとポケモンはそばにいた。最近も変わらずポケモンに囲まれていて、ポケモンGOやポケポケをやったり、アニポケも見るし、ポケセンも行くし、グッズも購入するし、新作ポケモンが出ればや -
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とてもよかった。
自分はゲームがとても好きで、ありがたい事に、この年でも毎年発売されるゲームに心が踊っています。ポケモンシリーズもその内の1つです。
この本を手にとった時に「もしかしたらポケモンシリーズが売れている秘訣について学べるかな?」と思い、読んだのですが良い意味で裏切られました、
この本ではポケモンの誕生秘話というよりは、タイトルにあるように「ゲームフリーク」の誕生秘話であり、創業物語が詳細に書かています。
下北沢のアパートから始まった事や、ライター時代の話、「ゲームフリーク」創刊秘話など、社長の「田尻智」さんの考えもそうですが、ゲームが好きな少年が起業家となり、ポケモンを創り上げ -
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いやぁ、復刊は知ってたんですが7月末日買いました
これは絶版になりますわー。丁寧にポケットモンスターが出来るまでを書かれていてほんと好著です
当然なんですがゲームファンが買うだろうという元に書かれているのでそこそこ説明なしで業界ネタやプログラム用語出ますが糸井重里やメガドライブのタルルートにまで言及されていて驚きました
世に出る前にスタッフで人気投票をして150匹を決めていく過程とかまったく知りませんでした
(1位ナッシーてwwwwww)
初代やった人ならあの世界ってこうやって作られたんだとノスタルジーに浸りながら読めます
僕ね、ゼニガメってポケモン好きなんですよ
顔がとにかく好みで。しかも -
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ポケモンを生み出したゲーム集団ゲームフリーク。この会社がどうやって、世界中の人が虜になったゲームを生み出したのかに迫る。
本当に少年の頃の気持ち、こういうものがあって欲しいという気持ちを、ゲーム会社として実践してきたことがわかる。ゲームフリークの名の通り、ゲームを作るというゲームをやっているかのようだ。
インベーダーゲームにハマって、そこからゲームのこと以外考えられなくなっていく、幼少期の田尻社長は、色褪せないこのゲームの虜になった。そして、同じように、優れたゲームを作っていくベースとなる基盤を作っていく。
ゲームフリークらしさを田尻氏はよく使ったという。適当に作ったものではなく、真似できない -
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エアコレクションという概念は素晴らしい。
さしずめ、私の音源集めも同じようなものかもしれない。
仮面ライダーチップスにハマった記憶はないが、子どもの頃は、駄菓子屋でウルトラマンの怪獣カードを購入して集めたものだ。
当たりが出るとアルバムを貰えるシステムだったが、子どもたちの噂で、たくさんカードを買うとお婆さんが当たりカードをくれるという話があり、いくらだったかは忘れたが、たくさん買ったらその通りお婆さんがこっそりとカードをくれた時は嬉しかった。本来なら怒るべきところだったのかもしれないが、子どもなんてそんなものだ。
確か表紙にミクラスだかのカードを貼り付ける枠があったように記憶している