【感想・ネタバレ】架空昭和史のレビュー

あらすじ

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◆X(旧Twitter)で話題騒然! AIが夢見た、“もうひとつ”の昭和を体感する。

前代未聞、爆笑必至、抱腹絶倒の三位一体、三体のSFバカ本。
まさに天才の所業。センス・オブ・ワンダーの極み。これでいいのだ!!!!
――水道橋博士

◎覚えてる覚えてる! 昭和ってマジ滅茶苦茶で最高な時代だったな!
――高橋ヨシキ(アートディレクター、映画評論家)

【内容】
「ChatGPT」といったAIチャットサービスが盛り上がっている中、画像生成の分野でもAIは格段の進歩を見せています。
本書は、プロハンバーガー氏が、“架空の昭和”というコンセプトを思いつき、AIによってその画像を生み出し、さも実際にあったかのような文章も考えて、X(旧Twitter)上にアップした「#架空昭和史」の作品をまとめた一冊になります。
ライムスターの宇多丸さんがDJを務めるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』にプロハンバーガー氏が出演した際には、「架空昭和史」が取り上げられ、宇多丸さんも絶賛しました。
さらには、フジテレビの『ワイドナショー』でラッパーの呂布カルマさんが、今気になるものとして「架空昭和史」を紹介しました。

本書のイメージは、プロハンバーガー氏曰く、子どもの頃大好きだった『⽔⽊しげるの妖怪⼤百科』。イラストのインパクトだけでなく、文章でも多くの人たちを引きつけた一冊です。
今回、ゲームシナリオライター&10冊以上の著作があるライターのとみさわ昭仁⽒が編者として参加! 「時系列」「裏設定」なども考えて、「架空昭和史」の世界観をより広げています。

【構成】
◆18のジャンルで架空の昭和を振り返る!
①食生活②外食産業③ファッション④高度経済成長⑤公害と災害⑥教育
⑦スポーツ⑧ヒーロー⑨流行⑩庶民の娯楽⑪芸能⑫奇祭と宗教
⑬ART⑭不良と裏社会⑮防犯⑯ペットと珍獣⑰ロボット工学⑱奇人・変人

◆コラム
・昭和の小学6年生のある一日
・昭和を揺るがせた10大事件簿
・昭和という時代を彩った流行年表
・国策サラリーマン賛美映画ポスターギャラリー
・ぶっちぎりアニマルロード

◎プロハンバーガー年表
◎プロハンバーガー氏に訊く――画像生成AIの世界

【著者プロフィール】
プロハンバーガー
ex.高野政所、DJ JET BARON。1990年代、テクノ、ハウスなどをバックボーンに日本独自のサンプリングを主体とした「ナードコアテクノ」を主軸としたユニット「レオパルドン」として活動。その後、ゲスト出演したラジオ番組での特異なキャラクターとトークスキルを買われ、TBSラジオでレギュラーパーソナリティなどを経験し、 2013年36歳にしてメジャーデビューを果たす。2021年に7月に突如「プロハンバーガー」に転生。2022年よりAI画像生成にハマり、今に至る。

【編者プロフィール】
とみさわ昭仁(とみさわ・あきひと)
東京都墨田区両国生まれ。プロコレクター、ライター、日本一ブックオフに行く男、ナスカジャン考案者、特殊古書店マニタ書房の元店主。変な歌謡曲レコードのコレクターとしてテレビ・ラジオに出演することも度々。ファミコンの黎明期にゲーム開発者としても活躍していた。著書に『無限の本棚〈増殖版〉』『レコード越しの戦後史』『こちゲー~こち亀とゲーム~上・下巻』『勇者と戦車とモンスター』などがある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「ありそう」がこんな風なのが昭和のイメージなんだな。中期から後期がイメージされてるのね。
AIってこうやって使うんだ。楽しかった。けど苦手かな。私、昭和があまり好きではないのかも。昭和が今の言葉だと黒歴史かもしれない。

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2024年12月09日

Posted by ブクログ

生成AIの画像生成により作られた架空の昭和画像集。

もともとXで公開していたものを書籍化したもの。この本を買う少し前に知ったのだが著者のプロハンバーガーさんは、いっときTBSのラジオなどで活躍してたり、インドネシアのダンスミュージックであるファンコットの伝道師だったり、クラブの店主だったり、DJだったり、アイドルグループ hy4_4yh の曲をプロデュースしたりして完全に売れかけていたときに大麻所持で逮捕されたDJ JET BARONこと高野政所の別名と知り吃驚。

生成AIで実在しないリアルで懐かしいけど何だか奇妙で悪夢的な画像や映像というのは、プロハンバーガーさんのオリジナルという訳ではないだろうが、生成された画像の古き良き「サブカル」感は流石ダサTウォーズの人だけはある。 ただ、これは個人の好き嫌いの問題だと思うが、画像に添えられた解説のテキストは蛇足のように感じられた。

生成AIによって作られた画像の違和感(まぁ、じきにこういうのは解消されてしまうのだろうけど)って、人間がモノをクリエイトするときの手順とは全く違う、理屈や感覚や感性ではない単純な数学的な手続きの複雑な組み合わせから生じる意味があるように見える無意味さにあると思っていて、それに対して、これはどうこうと人間的な物語に回収してしまうのはなんだか勿体ない気がしてしまう。

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2024年08月08日

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