克元亮のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
・よきリーダーは人から称賛される。悪しきリーダーは嫌悪される。偉大なリーダーはリーダー自身が評価されず、メンバーが自分たちで成し遂げたと考える
・思い立ったが吉日。すぐに行動するか、メンバーに伝えておく
・批判だけでなく提案を考えること
・「うなずき」「オウム返し」「要点まとめ」
・テーマとは違う無視したくなる意見→「いまの話、いい視点でした。忘れないように書いておきますね」
・「緊急でないが重要な仕事」を放置しない
・メンバーんぼキャラクターを把握し、それぞれの適正を発揮してもらう工夫をする
◎等身大のリーダー論。共感できるところがたくさんあった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目7箇所。メンバーそれぞれの長所を知ったうえで、話し合いながら彼らのモチベーションを高め、チーム全体として高いパフォーマンスを発揮させる、そんなことを実現するのが、「しきる技術」です。「よきリーダーは人から称賛される。悪しきリーダーは嫌悪される。偉大なリーダーは、リーダー自身が評価されず、メンバーが自分たちで成し遂げたと考える」(老子)。「しきる」ときに何よりも大切なのは、ゴールを明確に設定し、チームで共有することです、ゴールに納得感があるほど、チームを「しきる」原動力になります。本当にしきられている組織は結果を出します、そのためにはスタート時点が重要です、ゴールを共有し、緊張感をも
-
Posted by ブクログ
「リーダーの役割とは…メンバーに、「そこにいる意味」を与えること」
『しきる技術』読み終わり。
昨日の読書会で紹介した本。
プレゼンがよろしくなかったのでリベンジの意味も込めて。
プロジェクトチーム、部活、勉強会。。。
人と一緒に何かやることって色々あると思うんですが、もし、グループのまとめ役をやらされたら・・・?
はい、そんな時にこの一冊、と言うわけです♪
ジョブズにも、信長にもなれそうもない凡人でもうまくグループをしきれるコツが詰まっているのがこの本です。
今回は、この本を読んでいてシェアしたいなぁ、と思ったこと(気付いた点、に近いですね)を2点述べたいと思います。
-
Posted by ブクログ
誰もができるリーダーシップの発揮の仕方に関する本です。
「しきる」ために必要なのはカリスマ性ではなく、ゴールまでのシナリオとリスクを想定し、メンバーと共有すること。常にフェアな姿勢でメンバーと接し、多様な意見を受け入れること。
P.111のビル・ゲイツ氏の言葉が特に印象的でした。
「新しく入ってきた連中は、自分に何ができないかなんてわかっちゃいない。自分は何でもできると思っている。その思いが、新しいものを生み出すんだ。」
今までの経験から、自分の中にできつつある常識や考え方に固執することなく、常にこの視点を持ち続けたいと思いました。
リーダーシップに関する既知のこともわかりやすく紹介され -
Posted by ブクログ
「しきる」という言葉には、強烈なリーダーシップでチームを引っ張るイメージがあります。そんな指示型のリーダーシップではなく、一般の人でも務めることができる支援型リーダーシップについて書かれた「「しきる」技術 誰にでもできる超実践リーダーシップ」。
一番大切なことはゴールに到達することであり、そのためには指示型であろうが支援型であろうが、構わないはずである。「しきる」技術は、ゴールを設定することから始まります。
ゴール設定とは、「目的」と「目標」、そしてゴールにたどりついたときの自分たちの状態である「裏の目的」をチームで共有することです。そして、チームをゴールに導くための要素として、マインド、 -
Posted by ブクログ
システム開発のプロジェクトマネジメントをモデルにした、リーダーシップのノウハウ本。
リーダー像というと、カリスマ性を持った個人の人格に理由を求めたり、ハード・マッチョなマネジメントに陥りがちだけど、この本では誰にでも実践できるテクニックとしてのリーダーシップを重視してる。
特に印象に残ったのが、「弱い人間をさらけだす」「自分を客観的に見る」「メンバーをイエスマンにしない」みたいなこと。
リーダーには完璧で何でもできることを求めがちだけど、やっぱ同じ人間だし、正直に弱いところをさらけ出して、むしろ自虐ネタにしちゃったほうがコミュニケーションとりやすい、みたいなところに説得力を感じました。
-
Posted by ブクログ
まさに現場に立ち、現場を知り抜いたリーダーが書いた一冊。
いわゆるプロジェクト管理の本とは一線を画しており、明日からでもすぐに使えるテクニックが散りばめられています。ゴールを重視し、スピードを上げて問題解決にあたるチームをいかにして作り上げるか語られており、非常に考えさせられました。筆者が普通の人と同じような悩みを持ち、なんとか克服して勝ち取ったノウハウが詰め込まれているからこそ、普通の人がリーダーとなったときに抱えている問題について参考になるのだと思います。
私は、ITが進化した今だからこそ人間力が問われる時代になってきたと感じています。そんな現代でチームで成果を出すために参考になる内容で -
Posted by ブクログ
第3章の、「気弱でも身につけられる『しきる』マインド」というタイトルにぐっと来た。自分がここ数年足りないと思い続けてきたものだからだ。
冒頭で、必要なのはオバマやジョブズのようなカリスマ的リーダーシップではなく、メンバーシップというのも、さらに期待を増大させた。
そして待望の第3章。期待を膨らませて早速読んだ。しかし、特に何も残らずに読み終えていた。自分でもびっくりして読み返した。しかし、ピンとくることが正直なかった。
当たり前のことすぎるからなのか、自分がすでに実践しているからなのか、自分の業務にイメージできなかったからなのか、そういう問いへの答えも見つからないままに。
残念すぎる。テーマが -
Posted by ブクログ
ネタバレリアル世界で私を知っている人は、しきれない人と分かっていると思います。仕切りたくもないですし(各自、自由にやってプロジェクトが成功して欲しいものです)。
しかし、なんですよ、SQiP研究会委員長とか、JaSST 10周年記念冊子とか、しきらないといけない場面も現れ、まぁ、性格や欠点は直らないものと分かっていますが、それでも役割性格を憑依させることで改善は見込めないだろうか……ということで買った本です。
結論から言うと、それほど目新しいものは書いてありませんでした。
この本に書いてあるアドバイスを10個上げると、
・ 「しきる」にカリスマはいらない
・ 共通のゴールにこだわるこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ参考になる部分を羅列。
・目的=何のためにやるか、目標=いつまでにどこまでやるか
→文書化して共有
・裏の目的=達成したときに自分やチームがどうなっていたいか
・会議で重要な3ポイント:
①セットアップ…アイブレ、議題確認
②ビジュアライズ…意見の視覚化。意見はまずリーダーが言う
③クロージング…まとめ、次回の開催予定日と開催内容、宿題、個別フォロー
・現状の延長上にある目標は緊張感を削ぐ。思い切った目標にすれば、これまでの考え方を白紙にする必要と緊張感が生まれ、好結果につながる
・すべての情報を揃えてから判断することはできない。しかも状況は常に変化しているから、時間をかけた判断が正しくあり