mameのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
イラストに少し文章が添えられた本なのかなと思っていたら、短編漫画もついていました。
社会人の青春という感じで、どの話にもきゅんとします。ポップでかわいい絵柄と色使いもとても好きでした。どこかレトロなのに今っぽくも感じられる、不思議な雰囲気があります。
そして何より、出てくる部屋がどれも素敵です。こだわりの家具や雑貨が並び、ものがたくさんあっても、一つ一つが輝いている宝箱のよう。ミニマリストの対極にあるような部屋ばかりなのに、どこも居心地がよさそうで眺めているだけでも楽しいです。
そんなかわいい世界の中に突然「ペアローン」という現実的な言葉が出てきたのには笑ってしまいました。
部屋では02西荻窪がいちばん好きです。共有スペースは座り心地の良さそうなソファとビビットなオレンジ色の冷蔵庫、その横には青い棚という色のコントラストが素敵。そこに住む二人の部屋の感じがそれぞれ個性的に変わるのが、各々好きなものをしっかり軸として持ってる感じがしてすごくいいです。
こんなふうに、好きなものに囲まれて暮らす部屋っていいなあと思いました。 -
Posted by ブクログ
何かを呼びよせてしまうという特異体質があるせいで2週間ごとに居場所を変えなければならない「呼人(よびと)」をめぐる連作短編集。
自分の立ち位置と折り合いをつけて達観した人と、そのクラスメート、特異体質が判明したせいで母からうとまれ、そのことがトラウマになってしまった人、今まさに自分が呼人であることが判明してうろたえる人、呼人を支援する役所の人、男を引き寄せてしまう人と、なぜかそこに寄ってきた女の子、鳥を寄せてしまう人。
あらゆるシチュエーションの呼人が描かれ、語り手の視点もさまざま。そうすることで、人とちがうことの不便や屈折した思い、まわりの人のとまどいや、浅薄な理解、簡単に口にされる励ましの言葉、率直な友情に対する心からの感謝などが活写され、あちこちでたちどまって深く考えさせられる。
2編めのたんぽぽの子のかかえる母へのトラウマと、それを埋めてくれる別の形の愛情に泣いた。 -
Posted by ブクログ
動物や虫、植物、自然現象など呼び寄せてしまう「呼人」。呼人は旅をする必要があり、滞在日数が個人差はあるが決められてます。この本は、物語が6つに分けられててどれも呼人に関係している人が主人公です。呼人が友人であったり、主人公であったり、唐突に呼人になった人など様々な視点から呼人について知ることができます。呼人になると、新しい環境や生活に移り変わらないといけないし、差別や偏見の目で見られることもあり大変だと思います。その中で、呼人であることを綺麗事で片付けず、鋭い視点から不満や困難、普通の人たちとの認識の違いで苦労する登場人物が悩みながら前に進もうとする姿は心を惹かれました。読み終わった後は、新たな価値観を感じることができて良かったと思いました。
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Posted by ブクログ
ネタバレ第7回 ほんま大賞 受賞作品の1冊です。
児童書 あなどるなかれ。
あなどるなんて、そんな・・・
コレは、子ども達へオススメせねば!
大人の方もご一読を!
ファンタジーです。 呼人(よびと)と呼ばられる人→その人その人で引きつけるものは違う。影響が大きいため引きつけるものでその場所に滞在できる期間も違う。
呼人になったら、ずっと旅をし続けなければならない。
ファンタジーではあるものの、自分だったら?とか自分の身近にいたら?どうするだろかとか考えることができた。
呼人を受け入れる周りの環境が、現実の世界と重なる部分があるなと思った。
受け入れてくれる ただそれだけで、どれだけ嬉しいか、生きやすいか 実感中。
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Posted by ブクログ
マイノリティについて考えるためのとても良い本だったと思います。
“呼人”とは、何かを呼び寄せてしまう体質を持った人のこと。雨だったり、動物だったり、植物だったり。分かりやすく言えば雨女みたいなことですね。でもこのお話の中の呼人の力はハンパないので、ひと所にいるのを政府から禁じられるほど。ひと所にとどまると災害や自然破壊が起きてしまうから。
なので旅を続けなければならないのですが、国から保障を受けている存在。
そんな呼人たちの短編集。主人公は10代の子たちなので、その年代の人たちへのメッセージなんだろうな、と思われます。
呼人は特殊な存在という理由でいつでも我慢しなければいけないのか?という問題や、今まで遠巻きにしていた呼人という存在に、ある日突然自分がなってしまったら?とか、マイノリティとマジョリティの関係にバッサバッサとメスを入れてきます。呼人である我が子を受け入れられない母まで登場します。そして呼人である自分だって差別をすることがあることに気付いたりもします。
呼人であることに意味や原因なんかない、ただそう生まれついただけ。
結局、根っこのところが違うのだから分かり合えなくて当たり前。分かり合えて当然と思うからぶつかるのだ、とこの本は訴えてきます。
ぜひぜひ10代の人たちに読んでもらいたい作品。もちろん大人の私たちにも。 -
Posted by ブクログ
思いがけず読み応えのある作品に出会うことがある。
この『呼人は旅をする』はまさにそれだった。
“何か”を引き寄せる「呼人」になってしまった人達が主人公となる短編集。
その“何か”はその呼人それぞれだが、呼人が同じ場所に居続けることで、ある一定の物を大量に呼び寄せてしまい、多くの人が生活に支障をきたすことになる。
だから呼人という特殊能力が己の身に出現してしまった人は、一箇所に留まらずに旅を続けなければならない…子どもであっても。
ちょっと有り得ない設定だが、ファンタジックなわけでもなく、何かすとんと腑に落ちる語り口なのだ。
きっとそれは呼人が感じることや呼人に対する周囲の反応が、私たちの日常にも見え隠れしていることだからだろう。
分かっていても目を瞑ったり、見えないことにしたり…呼人という存在を通してそれに気づかせてくれる。
小学校高学年〜中学生に是非読んでもらいたい。 -
Posted by ブクログ
東京ひとり暮らし女子のお部屋。
01.蔵前(台東区)〜02.中野(中野区)〜03.赤羽(北区)〜04.中目黒(目黒区)〜05.千駄木(文京区)〜06.調布(調布市)〜07.明大前(世田谷区)〜08.北千住(足立区)〜09.芝浦(港区)〜10.松陰神社前(世田谷区)〜11.柴又(葛飾区)
とにかく可愛いイラストで見ているだけで楽しめる。
女子のヘア・ファッションもみんな可愛いからキュンキュンするなぁ〜。
ひとり住まいのお家の家賃と間取り、そして女子の職業と年齢、出身地に趣味まで紹介してあって、こだわりの家具・アイテムも個性が溢れている。
カラーなのでわかりやすい。
町の状況もわかりやすいので、自分に合った場所探しにもいいかもしれない。
東京に住むとか、ひとり暮らしとかは全くないけれど、だけどこういう本は大好きで迷わず買ってしまうんだなぁ。
若くないのにねぇ。
多分、若い頃の憧れだったのかも…。
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購入済み
ロリヤンCPの漫画所望
作者のmameさんの漫画から2冊目の単独書籍作品。とにかく可愛い!
キャラ達の日常のまさに一コマを描いています。絵の前後のストーリーが知りたくなる。
ロリータちゃんとヤンキー君達の漫画を読んでみたいです。